432回目路上ライブ4/13(土)遊びたいだけ遊べばいいじゃん | オサムサバトの作詞ノート

オサムサバトの作詞ノート

路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。

432回目路上ライブ4/13(土)


【遊びたいだけ遊べばいいじゃん】


終電なんか気にするな
遊びたいだけ遊べばいいじゃん
終電なんか気にするな
飲みたいだけ飲もう

終電なんか気にするな
今が良ければオールOK!
終電なんか気にするな
徒然なるままに


「終電なんか気にするな!」

歌いだしの8行の歌詞だ。
そのうち後半4行が、繰り返しになる。
パート1もパート2も、この部分は全く同じだ。

コール&レスポンスは、やらない主義のボクだが、
集まった観客の皆さんは、好きな部分を自由に歌って盛り上げてくれる。
特に「オールOK!」の部分は、大合唱になる事が多い。



22時26分

柏駅南口改札前通過。




昼間に出かけた時、肌寒い感じがしたので、ついつい厚着をして出て来たが、間違いだった。
熱いので、とりあえず上着を脱いだ。

二番街を通って柏Wデッキに向うのだが、その途中、丸井の後ろ側辺り歩道橋を渡る時、下の道路の方でカタカタとスケボーしている音がした。
手すりから覗き込むと、スケボー君達がボクに気付き、手を振ってくれた。


あ〜っ、オサムさ〜ん!
これからですか〜?


ん~、これから〜!


あとで行きま〜す!


彼らは気まぐれだ。
来てくれるかも知れないし、来ないかも知れない。期待し過ぎずに待っていよう。
お互い、夜を楽しもう。

しかし、路上ライブ以外の所で会うのは、なんか不思議感じがする。

ちなみに彼らは、ここにあるステンレス製の手すりで技を練習するのが、ここで滑る目的だと思う。
今は、ただ平坦な場所を滑るだけではなく、街に点在する障害物を上手く利用して、技を決めながら滑るのが主流らしい。
くれぐれも、怪我や事故に気をつけて欲しいと願う。




サンキ前では、相沢咲太君が演っていた。
ショウイチさんも一緒だというが、今ちょうどトイレ休暇らしい。


オサムさん、いつもと逆だけど
いつものいいですか?


やろうか
たまには先に演るのとイイかも


いつものとは、
「まだ働いてる人がいる」を
一緒に歌うのだが、
いつもは終了後か、路上ライブ中に相沢君が顔を出した時に歌うのだ。
本番前なので、暗譜で歌い始めた。


♪♪〜♪・・・

え〜と、なんだっけ?
あっ、思い出した!

納得の行く〜待遇を〜♪


暗譜で歌うと、この決めフレーズだけが思い出せない事がよくある。
今度、ギターにカンニングペーパーを貼っておこうかと思った。


じゃ、終わったらまた来るよ




1階ウッドデッキでは、翔平君、シンジ君が演っていた。
かなりの観客が集まり、盛り上がっていた。
タツロウさんも来ていたので、もも再結成かと思ったが、たまたま仕事で近くに来ていたので、飛び入り参戦していたらしい。
しかし、いつ再結成してもおかしくないクオリティだった。



✻先週のレポートに、タツロウさんが来ていたと書いてしまったが、今週との勘違いだった。
レポートを溜め込んでしまうと、どの週の出来事だったか、記憶があやふやになる。
大変失礼しました。




ビックカメラ屋根側では、大塚雄哉さんが演っていた。およそ2ヶ月ぶりだそうだ。


あれ?
オサムさん?黄色じゃない!
いつもと服の色が違う


いきなり指摘されてしまう。
いつも黄色いのを着て来るが、この暑さでは黄色のダウンは着てられない。
とにかく、今日は着る物のチョイスを間違えた。

まぁとにかく、せっかくなので1曲聴いてから行こう。


♪♪〜


****************


23時07分

さぁ、始めよう。

場所は、丸井側の駅寄りだ。

まずはセッティングをする。
譜面台の高さを固定する蝶ネジは、結局ステンレス製のを買って来た。譜面台は買い替えずに、このまましばらく使い続けよう。



今日は、ライバル達の歌声を聴いて来たので、テンションが上がっている。
チューニングを済ませたら、すぐに始めよう。


まず1曲目は、
「音楽不用論」から行こう。


♪♪〜♪

ありがとう


1人の少年が現れた。


あのぉ、前に言った話し
まだ有効ですか?


え〜と、なんだっけ?


ギター貸してくれるって


おぉ!そうか
いいよ、貸すよ


彼と前に会ったのは正月頃で、
もしギターをやる気があるなら、使ってないギターを貸すと話していたのだ。
そのギターは、以前路上ライブでボクが使っていたギターだ。
もしやってみて、無理だと思うなら返してもらうが、やり続けたいなら、そのまま譲ってもいい。
とりあえず、次回持って来ると約束して別れた。
若者の、音楽を始めるきっかけになれるなら、光栄な事だ。


続いて、
「国が定める最低限度の歌」


♪♪〜♪

ありがと〜!


スケボー君達の何人かが寄ってくれて、拍手と投げ銭もしてくれた。
今日は人通りが多いので、大丈夫だとは思っていたが、とりあえず0円を回避してホッとした。


サバトさん、今週もいたねぇ


いるよぉ


俺、ゴキブリのヤツ好きなんですよ


じゃ行こう、続きまして〜
「俺はゴキブリ」


♪♪〜
文句があるなら言ってみろ
言ったところで
聞いちゃいないがっ!


何度も来てるだけあって、みんな一緒に歌ってくれていた。

続きまして〜
「終電なんか気にするな!」 
今回はパート2で行こう。


♪♪〜♪


ありがとう
ありがとう
オジサン、疲れたよ
ちょっと休憩


いつの間にか、2人組の女の子と男の子が4人くらい。合わせて10人近く集まっていた。
女の子2人組は、見覚えがある。
確か、前にも来てくれた子達だ。

休憩は一瞬で、燃料を一口補給しただけ。どんどん次行こう。


続きまして〜
「やってみなけりゃ わかんねぇ」


♪♪〜
やってみなけりゃわかんねぇ


終電、終電!


終電なんか気にするな〜


誰かがつぶやいたので、途中から終電〜に切り替えた。


なんかゴキブリってヤツ聴きたいなぁ


ゴキブリ人気あるなぁ
「俺はゴキブリ」


♪♪〜


終電ヤバい、終電ヤバい!



終電なんか気にするな〜


また終電〜に切り替わってしまった。

次、何にしようか・・
これ行こう
「サービス残業」


♪♪〜♪


終電ヤバい、終電ヤバい!


終電なんか気にするな〜


マジで終電間際でヤバいのか、無茶ブリで言ってるのか、ビミョーな時間帯だ。
ちなみに、全部♪=180のAの曲で、違和感なくメドレーでつながる。


なんか、学校行きたくないなぁ


と女の子が言う。


え〜っ?高校生なの?


たぶん未成年ではないと思うが、特に深くは追求しない。
続いて、
「学校なんか行きたくない」
テンポは少し遅い♪=155くらいだ。


♪♪〜♪


あ〜っ、終電ヤバい!
終電ヤバい!


終電なんか気にするな〜


また歌を変えられちゃったよ
ねぇ、そろそろ帰った方がいいんじゃないの?


女の子達も、無茶ブリを覚えてしまったようだ。
ボクはすっかり遊ばれている。
しかし、一応 帰るように注意だけはしておこう。

前の歌からの流れで、次は
「校則なんか気にするな!」


♪♪〜


♪〜
終電なんか気にするな〜♪


また無茶ブリで歌を変えられてしまった。
しかし、これはあくまでも願望の歌だ。
残ってる子達には、電車がある内に帰れる人は、帰った方がいいと促す。
気付くと、前にも来た事がある茨城方面に帰る子達だった。


最後、しっとりした感じの欲しいっすね


それじゃ・・
「休日出勤」行こうか


♪♪〜♪



この歌で見送る感じになった。

皆が帰って少し静かになったが、
さて次は
「会社を辞めたくなる時」


♪♪〜♪


Hさん親娘が、帰り際に寄ってくれた。翔平陣営で観戦していたようだ。


えっ、ゴキブリ行く?
ゴキブリも人気あるなぁ
OK!
「俺はゴキブリ」


♪♪〜♪


人間だものお金は欲しいよ?
ハハハ


Hさん母が、題名だけでウケている。とりあえず歌っておこう。

「人間だものお金は欲しいよ」


♪♪〜


ねぇ、早く帰るよ!


ありがとう
またヨロシク〜!


Hさん母は歌を聴いていたが、Hさん娘の方は、終電時間を気にしていたようだ。


終電、終電!



終電なんか気にするな〜
遊びたいだけ遊べばいいじゃん♪


また、女の子達に無茶ブリで遊ばれてしまった。


ねぇ、帰んなくていいの?
悪い子達について行っちゃダメだよ


どうやら彼女らは、全く帰る気はないらしい。
これ以上説教をするほど野暮ではないが、若い女の子なのでちょっと心配だ。

続いて
「お酒足りないぜ!」


♪♪〜
お酒〜足りないぜ〜

終電なんか気にするな〜


久々に、夢物語君が立ち寄ってくれて、ハモリを入れてくれていた。
彼は、ハモリがけっこう上手いのだ。
彼も確か、翔平陣営で観戦していたはずだ。

先ほどの女の子達が、また無茶ブリして来たので、ワンフレーズはさんだ。
今日はホントに歌詞の通り


遊びたいだけ遊べばいいじゃん


という気持ちだった。
それぞれの歌をちゃんと歌いたい気持ちもある。しかし、
無茶ブリされて、ワンフレーズ歌って、それがウケて盛り上がる。
ボクの事をからかって遊んでるのかも知れないが、これも悪くないと思うのだ。
何しろ、全部ボクのオリジナル曲だ。

夢君は、以前は尺八でいろんな人に参戦していたが、最近はカホーンで参戦しているようだ。
ハーモニカも勧めてみたが、それほど興味はないらしい。


お疲れさん
じゃ、またヨロシク〜


・・


人通りが途切れ、静かになった。
気持ちも途切れ、手癖のようなフレーズをボロボロと、ただ弾いていた。
しかし、ほろ酔いの若い子と目が合い、急に我に返った。
そして、自然に声をかけていた。


良かったら聴いてって下さ〜い
え〜と、続きまして〜
「お酒足りないぜ!」 


♪♪〜


イェイ!
持ってる小銭全部あげちゃう


ありがとう!


ちゃんと歌詞を聴いていたようで、バッチリウケていた。


この歌にはアンサー・ソングがあって
続きまして〜
「飲み過ぎた」


♪♪〜♪


全部自分で作ってるんですか?
すげ〜!


そうそう


ウケて気持ちが良かったので、デモCDを進呈した。


「終電なんか気にするな!」
いつもはこんなの歌ってるんだけど、知らないかぁ


あ〜っ!歌詞書いてあるんだ!


じゃ、せっかくなので行こう!


終電なんか気にするな〜♪


アガル〜!


ありがとう〜


彼は若い子で、地元柏の人なのだが、初めて聴いたらしい。
「アガル〜」という感想は初めて聞いたが、たぶん良い意味だろう。
最後に写真を撮って見送った。
次までに、歌詞を覚えて来ると言っていた。




さて、そろそろ終了しよう。
最後に、新曲を少し練習してから帰ろう。

「俺の人生思ってたんと違う」


♪♪〜♪




0時45分

本日終了です

皆さん

ありがとうございました

オサムサバト

本日の成果→1509円
進呈したデモCD→1枚


*****************





終了後、1階ウッドデッキを覗くと、翔平陣営はすでに終了していたが、観客が数人残っていたので、少し話しをした。


今日はすごかったよね


すごかったですね
いっぱい集まって盛り上がってました
上も盛り上がってましたね


今日はたくさん遊ばれちゃったよ
じゃ、気をつけて帰ってねぇ




二番街の相沢陣営は、まだ演っていた。



相沢君の歌に、何曲か勝手参戦して楽しんだ。


♪♪〜♪


例のギターをやりたいという少年も、ここに来ていた。
相沢君を慕って、よく顔を出してるらしく、連絡先も知ってるい。
ギターを貸す事は、別に心配はしてないが、相沢君と顔見知りならなおさら安心だ。

おそらくだが例の少年は、カバー曲を演りたいというより、歌にしたい「想い」があるのだと思う。
まぁ、ギターに対してどれほど本気になれるかわからないが、とにかく始める事だ。
多少教えられる事もあるが、見守るしかない。


じゃ、今日はちょっと早目にだけど
また来週〜!