426回目路上ライブ3/2(土)
【花束】
22時38分
柏駅南口改札前通過
二番街を通って柏Wデッキにむかう。
二番街では、相沢君達が演ってるかと思ったが、今日は来てなかった。
ここで、とある女性と会った。
たぶん相沢君、ショウイチさん達のファンのJさんだ。ボクの所にも、一度聴きに来てくれた人だ。
以前、ハーモニカの話題になり、今は亡きお父さんのハーモニカが好きだった・・
そんな話しをして、確かこのブログにも書いたのだが、
お父さんは、ご健在だそうだ。
大変失礼しました。
文脈から、とんだ勘違いをしていました。
1階ウッドデッキでは、翔平君とシンジ君が演っていた。
彼らはサービス精神旺盛で、リクエストに応えたり、観客に歌ってもらい、その伴奏をしたりしてるようだ。
ボクには、真似出来ない。
観客に、そめい君もいるようだ。
ビックカメラ正面側では、3DARS君が演っていた。
やけに音が良いので、よく見ると新しいギターだった。
YAMAHAの「LL-TA」
アンプに繋がなくても、本体だけで、リバーブとコーラスがかかる不思議なギターだ。このギターの虜になった仲間が、1人増えた。
ボクもたまには、路上ライブに持って来ようか・・
でも重たいんだ、このギター。
青山前辺りでは、2人の女の子が演っていた。
2人の顔は覚えてるのだが、名前が思い出せない。いや、そもそも訊いてないのかも。
今日は練習っぽいが、また何度も出陣するようなら、改めて名前を訊いてみよう。
****************
23時12分
さぁ、始めよう。
場所は、丸井側の駅寄りだ。
なんか久しぶりな気がする。
モニター前の方が、壁が1面ある分寒くないとも思ったが、やはり定位置で演りたい。
あ〜っ!?
ありがとうございます
セッティングを始める前に、燃料の差し入れがあった。
先ほどのJさんが、帰る前に買って来てくれたようだ。
しかも、高価で自分じゃ絶対に買わないヱビスビールだった。
そんなに気を遣わなくていいのに・・
これで燃料は、持参した分と合わせて3本だ。今日は、燃料に困る事はないだろう。
セッティングは、まず最初にICレコーダーで録音を開始する。
歌う前は、街のノイズしか録れてないが、ビールをもらった事等々、直前の出来事をボイスメモとして残しておく。
記録してないと、何でもすぐに忘れてしまうからだ。
今日は寒いので、バッテリーが保つか心配だ。
一応、使い捨てカイロを貼って、電池の電圧低下を防ごう。
スケボー君の1人が立ち寄ってくれた。
今日、寒いっすねぇ
寒いねぇ
新曲ないんすか?
新曲かぁ・・
ない訳ではないが、まだ披露出来るほど仕上がってないのでやめておこう。
今日はこれから行こう。
「まだ働いてる人がいる」
♪♪〜
手が冷たて〜!
雪マークついてたっすよ
今日は晴れると思っていたが、雪が降っても不思議じゃない寒さだ。
続きまして〜
「貧乏ロック」
♪♪〜
俺、トイレ行ってきます
おう
スケボー君達は気まぐれだ。
言葉通り、トイレに行ってすぐに戻るかも知れないし、仲間と合流して、どこかでスケボーするのかも知れない。
しかし、ホントに手が冷たい。
ピックを持つ右手がツラい。
続いて、
「やってみなけりゃ わかんねぇ」
♪〜
♪
やってみなけりゃわかんねぇ〜
やってみなけりゃわかんねぇ〜
これは珍しい!
2人組の女の子が、繰り返しの所を一緒に歌ってくれている。
あまりにもノリノリで楽しそうに歌ってくれるので、繰り返しを1回多く入れてしまう。
♪
やってみなけりゃわかんねぇ〜
いいご縁がありますように〜
ありがとう
またね〜!
投げ銭15円獲得!
彼女らはすぐに帰ってしまったが、早くも成果0円回避した。
続いて、
「俺はゴキブリ」
♪♪〜
頑張って下さい
と言って、歌ってる最中に花束を置いて行った人がいた。
実を言うと、こういう物はもらっても困る。もらってもイヤな気分になるのだ。
ボクのために買って来て、何かメッセージ・カードでも添えてくれるなら、話しは別だ。
しかし、ろくに歌も聴かない人が、何のパーティでもらって来たかは知らないが、自宅に持ち帰るほどではないのだろう。しかし、
あなたがいらない物は、
ボクにとってもいらない物だ!
無自覚な人の善意が、他人を見下し傷付けてる行為だって事を、いいかげん気付こうよ、大人なら。
♪〜
兄さん、気持ちです
ありがとう
別の若い子から、投げ銭と拍手を頂いたので、マイナスな気分から少しより戻した感じだ。
その彼の仲間が、先に駅の方に向かったので、聴いてる時間はそんなになさそうだ。
いつもは、こんなの歌ってます
「終電なんか気にするな!」
♪♪〜
ありがとう
ボクの名前オサムサバト
土曜日に、だいたいこの辺で演ってます
時間ギリギリっぽかったので、自己紹介だけして見送った。
ふとICレコーダーを見ると、「電池の残りがありません」のメッセージが出ていた。
常温ならまだまだ保つはずだが、この寒させいだ。
保温のために貼っておいたカイロも、寒くて発熱が追い付いてないらしい。
とりあえず、電池を新品に替えてしまおう。
電池を外し替えようとしていた時に、先ほどの若い子が戻って来た。
もう少し時間があるので、何か聴かせて欲しいという。
電池交換は終わってないが、待たせては申し訳ないので、すぐに何か演ろう。
音は録れてないが、しょうがない。
え〜と、じゃ
「音楽不用論」を、ショートバージョン(②番省略)で行こう
♪♪〜
ありがとう
よくよく調べ、終電までまだ10分くらいはあるそうだ。もう1〜2曲行けるかも。
その前に、電池交換は済ませよう。
電池交換中に話しを訊くと、彼は初めて立ち寄ってくれたそうで、
「ゴキブリ」をテーマにした歌に驚いたそうだ。
初めての人が、わざわざ戻って来て、率直な感想をくれたり、もう少し聴きたいと言ってくれるのは感激だ。そして、すごく励みになる。
彼は社会人だというので、こんな歌もアリかも知れない。
「会社を辞めたくなる時」
♪♪〜
続きまして〜
「国が定める最低限度の歌」
♪♪〜
ありがとう
ボクの名前はオサムサバト・・
って、さっき言ったね
検索すれば、動画も何曲か観れるので、
またヨロシク〜!
見送ったあとだが、どんどん行こう。
続いて、
「お酒足りないぜ!」
♪♪〜
誰もいないが、ネタばらしのセリフを入れてみる。
気分が軽いと、セリフも余裕で出てくる。
さて、ハーモニカも出して入れてみようか。
この曲は、ボクの曲にしては珍しく8小節もの間奏がある。そこにハーモニカを入れるのだ。
「人間だものお金は欲しいよ」
♪♪〜
ハーモニカを入れると、少しは曲がカッコよくなると思うが、呼吸を整える休みがなくなってしまうんだよなぁ
それは、歌って吹いてきたえるしかない。
続いて
「終電リピート」
これもハーモニカを入れる。
♪♪〜
忘れていたが、ハーモニカの間奏に、途中から
「蛍の光」のメロディーにした。
♪♪〜
今回は約9分。
新記録ではないが、わりと長くなった。
ウケて笑ってる人もいれば、ノリノリの人もいたし、冷やかす人もいた。投げ銭してくれた人もいた。
ありがとうございます。
続いて、
「やってみなけりゃ わかんねぇ」
♪♪〜
これだけ弾いて、やっと手袋が必要ないくらいに温まった。
やっぱり今日は寒い。
さて、次は、
「休日出勤」行こう。
♪〜・・
と歌い出すと、そめい君が帰る前に寄ってくれた。
1曲くらい聴けそうというので、短めの歌に切り替えよう。この曲は長過ぎだ。
そめい君が、知らなそうな歌は・・これかな?
いや彼は、一通りボクの歌は聴いてるらしい。とにかく行こう。
「サービス残業」
♪♪〜
ありがとう
またヨロシク
電車で帰れる人は、ちゃんと電車で帰った方がいい。
見送ったあとは、改めて
「休日出勤」
♪♪〜
良かったら、聴いてってください
「音楽不用論」
♪♪〜
ワルノリしてる兄さん達が集まって来た。
終電なんか気にするな〜!
「終電パート2」
♪♪〜
ありがとう
ボクの名前はオサムサバト
オサムは本名
サバトはイタリア語で土曜日
苗字は?
えっ?苗字はタナカ
タナカオサムだって
訊かれたので、つい答えてしまった。
別に隠してる訳ではないが、一応アーチスト名で演ってるので、ホントはアーチスト名で通したいのだ。
個人情報保護の最後の砦のため、漢字表記はNGにしている。
続きまして〜
「俺はゴキブリ」
♪
俺はゴキブリ文句があるか~♪
♪
終電なんか気にするな〜!
よほどこのフレーズが耳に残るのか、他の歌にも、この掛け声で混ぜてくるので、ワンフレーズ入れておこう。
この人、オサムサバト
オサムは本名で、サバトは土曜日だって
ノリのいい兄さんが、たまたま立ち止まった人にも紹介してくれている。
もう、マジメなのか悪ふざけなのかよくわからない。
ありがと〜!
今日最後の歌になりました〜!
「やってみなけりゃ わかんねぇ」
♪♪〜
サンキュー
ありがとうございました〜!
最後は、自然に解散して行った。
彼らのノリから察するに、初めて立ち寄ってくれた感じだった。
次に来てくれたら、リピーターさんだ。
0時58分
本日終了です
皆さん
ありがとうございました
オサムサバト
本日の成果→2711円
ヱビスビール→1本
****************
終了後、片付ける前に、ギターで1人遊んで行こう。
「スタンド・バイ・ミー」のを元に、替え歌の歌詞を思い付いたので、試しに歌ってみる。
♪〜
全然イマイチ。要検討だ。
何か笑いがとれるネタ歌を作りたいと思っているのだが、かなり難しい。
「泣ける歌」は、歌を沢山作る内に作れそうな気がするが、
「笑える歌」は、ホントに難しいと思う。
もう1曲、作りかけの歌も、ちょっと歌ってみよう。
「俺の人生思ってたんと違う」(仮)
♪♪〜
これもイマイチだ。勢いが足りない気がする。
頭の中では、イイ感じに仕上がってるのだが、実際に歌うとイマイチだ。
これも要検討だ。
ついでに、弦まで切れてしまって、もうホントにやめ時だったが、
良かったら、聴いてってください
「音楽不用論」ショートバージョン
♪♪〜
外国人が興味津々に見ていたので、つい声をかけてしまった。
インド人だそうだ。
ギターを教えて欲しいというので、弦は切れたままだがギター貸した。もしかしたら、母国語の歌を弾けるのかと期待したが、ホントに全くの初心者だった。一応、「C」コードの押さえ方を教えるが、全然鳴ってない。
たぶん彼らは、路上のミュージシャンと和んでる、そんな写真が欲しかっただけなのだろう。それならボクも1枚。
人通りもなくなって来たし、ホントに終了して片付けよう。
1階ウッドデッキも覗いたが、すでに終了していて、誰もいなかった。
花束は、どこかに捨てて帰ろうかと思ったが、今どきは町中にゴミ箱は無いし、コンビニのゴミ箱に捨てるのも、良くないだろう。
翌日の朝、事情を妻に話すと
「花に罪はない」と、花瓶に生けてくれていた。
しおれかけていた花は元気を取り戻し、10日くらい保っていた。結果、少しオーライと言った感じだ。
帰る前に、匿名希望のミュージシャンと会い、ハーモニカ勝手参戦したりしたが、匿名希望なので、細々書くのはやめておこう。
何度も書くが、
自分がいらない物を、相手の意思を無視して、プレゼントするのは良くないと思う。