「白紙の領収書をくれ」作詞/オサムサバト | オサムサバトの作詞ノート

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路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。

「白紙の領収書をくれ」
作詞/オサムサバト

白紙の領収書をくれ
金額は入れるな!
白紙の領収書をくれ
日付も入れるな!

「お食事代」と書いてくれれば
ちょっと助かる
宛名は「上様」でもいい
コクヨの領収書で構わないから
お店のハンコは忘れずに

白紙の領収書をくれ
金額は入れるな
白紙の領収書をくれ
日付も入れるな

あとはコッチで~上手くやる!


白紙の領収書をくれ
笑顔で渡してちょうだいな
白紙の領収書をくれ
かたい事 言わないで

悪い先輩が教えてくれた
キリのいい数字は気をつけろ!
消費税分 電卓を叩いて
数字は1円単位まで

白紙の領収書を お願い
四の五の言わないで
白紙の領収書 頂けませんか?
お店に迷惑かけません

この事は、どうか ご内密に

あとはコッチで~上手くやる!


*******************


【蛇足的な解説】

2年前に書いた
「白紙領収書2」の改訂版だ。
手元の作詞ノートを確認すると、ちょうど2年前、2016年の10月25日に書いていた。

当時、白紙領収書がどうの、筆跡が同じだのとニュースで騒がれ、それを皮肉ったのが「白紙領収書(1)」だった。
例によって、頭の中では曲が出来てたのだが、
時事ネタの歌は、旬が過ぎれば 面白くなくなってしまうので、ボツにした。

そして、すぐに出来たのが
「白紙領収書2」だ。

原案では、①番、②番、大サビの③番で構成されていたが、アイデアを盛り込み過ぎて、逆に途中で飽きそうな感じがして、自分で納得ができず、そのまま保留にしていた。

今まで何度も、思い出したように、再構成を考えるが、なかなか上手くまとまらず保留になっていた。

今回、原案の②番にあたる部分を削除し、題名も少し変えて、少々新たなアイデアを入れて、なんとか形になった。
2年も暖めておくほど、たいした作品ではないのだが、「ほど良い感じ」にするのは、意外と難しい。

2年は さすがに長いが、自分の作品を客観視するための空白期間は、必ず設けておいた方がいいと思う。


この歌は、
新橋辺りで歌ったら、ウケそうな気がする。
曲の感じは、「会社を辞めたくなる時」とかなり似てしまった。

・・

言うまでもないが、領収書の金額を書き換えるのは不正行為だ。
ボクは、飲食でお客さんを接待するような仕事ではないので、こんな事をやった事はない。