30回目路上ライブ1/9(土) | オサムサバトの作詞ノート

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路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。


1/9(土)
いつものように8時頃 家を出て、柏ダブルデッキに到着したのが15分頃。
この日はあちこちでライブやっていた。

コルトン前では、ハンチというバンドのボーカルの人。1人弾き語りやっていた。
上手いと思ったけど、アウェイ感たっぷりで、人が足を止める音楽って つくづく難しいと思った。
1人聴いてる人がいると思ったら、どんがめオカンさん!
彼女もボクと同じで、自分でも演りたいが他の人のライブも聴きたい、そんな性分らしい。
そして、場所探しでも迷ってたようだ。


線路側では、なにやら照明らしき物まで持ち込んで、女性2人組が演っていた。
照明は、柏ルール的にOKだったかな?
まぁいいさ。よほど悪乗りしたルール違反をしない限り、わざわざお巡りさんを呼んだりしない。
彼女らだって きっと上を目指していろいろもがいてるんだろう。
後に聞いた話しによると、自主制作映画を撮っていたらしい。確かに、ファンよりもスタッフの方が多かったように見えた。


駅前中央はジャグラー、ビックカメラ前はダンサーがそれぞれ占拠。
ビックカメラ前が定番の、柏の歌姫 文音さんは、何かの事情で翌日の日曜日にずらしていたらしい。


青山前で演っていた、アンバランスのサトウ君&翔平君に軽く挨拶した。
年越しから ずっとこのコンビだ。

最近 相方のウエキ君を見掛けないと思ったら、どうやらずっと体調を崩しているそうだ。
グループを組むと、音楽の完成度が上がれば上がるほど、誰かが欠けたら、音楽が成立しなくなる、そんな難しさがあるんだな。
翔平君にとっては、ギターの師匠のサトウ君と演って、いろいろプラスになる事があっただろう。
しかし、翔平君の声量はスゴい。この日 ダブルデッキで一番よく響いてた。



そして
翔平君に負けないくらいの目立つ声で歌っていたのが、お初にお目にかかる金髪の
竹内一成君。
駅前中央とビックカメラ前の中間の、柱の所で演っていた。

柏で演るのは初めてだそうだ。
彼もアウェイ感たっぷりだったが、フェイスブックで知り合ったという熱烈ファンが1人 聴きに来ていた。
1曲聴いて、なんかイイなと思ってCDを直ぐ購入した。
古き良きフォークソングといった雰囲気。高田渡を聴いて歌を始めたというから うなずける。
トンガってる感じや歌詞の言葉がユニークでイイ。
ボクの歌と通じる所がある気がした。

どう見ても彼女と思えるマネージャーさんから フライヤーをもらった。
近々ワンマンライブをやるらしく、あちこちの駅前で武者修行しているようだ。
場所が遠いので行けないけど、頑張って欲しいと思う。
音楽事務所も立ち上げる準備中らしい。

9時で終了ということだったので、入れ換わりにソコで始めた。
記念撮影し、名刺交換的な意味で2曲ほど聴いてもらった。
彼のブログにはボクの事を「路上野郎」と紹介されていた。



それから、
そのまま地味に歌っていた。
30回もココ 柏ダブルデッキで歌っているけど、ボクもまだまだアウェイ感たっぷりだな。
知り合った人はそれなりにいるけど、出来る事 やるべき事は山積みだ。


そうだ、
どんがめオカンはどこで演ってるんだろうと思って時々見回したりしてたら、後でひょっこり現れた。
1階でシンジ君が演ってるのを見てたらしい。
ヨロシク言ってたと言うので、譜面台等そのままに 様子を見に行った。

シンジ君はかなり久しぶりだった。

新年の挨拶がてら いろいろ話しをすると、
彼の地元 守谷が、路上ライブやり易い雰囲気になって来たので、ずっとそっちで演っていたという事だ。
ホームがあるなら、しっかり地固めした方がいい。ボクもホームで自信がついたら、アウェイに行ってみようと思う。



それから
どんがめオカンが、駅前中央で演れと奨めて来た。駅前中央が柏で一番良い場所だと言ってあったので、空いてるならソコでやるべきだと言いたいようだ。

ほんの6mの移動距離。だけどボクには抵抗があった。

でも いい機会だ。演るだけ演ってみようと思った。

案の定  足を止めてくれる人はなく敗北感いっぱいだった。
だが 思えばココまで来るのに半年以上かかったなぁという、感慨もあった。
初期の頃と比べて、度胸というか開き直る力はアップしている。

一応、訂正しておこう。
駅前中央は
「一番良い場所」と紹介してきたけれど
一番良い場所 言うより
「人気者が演るには一番良い場所」なのだ。
我先にとココで演る自信はまだないが、空いてる時はココで演ろうと思う。


どんがめオカンは また別の誰かを見に行っってしまった。どうやらこの日は演らない事にしたらしい。


しかし 思えば
ボクは、初期に比べたらずっと声が出るようになったと思う。
初期の頃は、人が聴いてないと全然声が出なかったもんなぁ。

そんな話しを友人にすると、
「逆じゃないの?」と言われたりする。
人が聴いていると緊張して声が出ないのでは?と。

そうじゃないさ

人がボクの歌を聴いて、その価値を認めようとしてる時なら、どんどん声が出る。
逆に 誰も足を止めてくれない時は、何の為にこんな事やってるだろうって、だんだん声が小さくなる。

路上ライブやってる人は皆、たぶん同じ様な感覚だと思う。


途中、ちょっと寂しくなって、サトウ君&翔平君の様子を見に行くと、ちょうどシンジ君が終了して見に来ていた。
両方とも 柏の路上野郎だが 意外にも、それほど交流がなかったらしい。
だけど 年齢も近い ゆずっ子同士、直ぐに意気投合して ゆずの曲を演り出した。
二人とも上手いよ。

軽く疎外感を感じたので 直ぐ退散した。


そしてまた、1人歌っていると どんがめオカンが戻って来た。
せっかくなので、まだ聴いてもらってない曲を歌った。
「心で、えい!って思うんだ」
「声援(のらねこサスケの詩)」
ネコの歌のついでで
「幸せのブルー」
この歌は、捨て犬がホームレスと出会うというストーリー。
人前でほとんど歌ってないので、未完成感が残るけど、とにかく聴いてもらえて良かった。

最後にリクエストじゃないけど、ストーリーのある物を作って欲しい、そんな提案があった。
ありますよ、
歌詞だけ出来てるのがいくつか。
長い間寝かせてあったけど、そろそろ曲をつけてみようか、それとも全く新しいストーリーを創作してみるか。
新しい方向性をなんとなく感じた所で、この日は終了。


どんがめオカンさん、
そして皆さん、ありがとうございました。

オサムサバト