ギターが上手くない言い訳 | オサムサバトの作詞ノート

オサムサバトの作詞ノート

路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。

ボクが初めてギターを弾いたのは、中学二年くらいの頃だったか
曲は、あのねのね の「でんでん虫の唄」だった。兄のレスポール(レプリカ)で弾いた。
フォークギターでやる曲をエレキギターで弾いた。
エレキギターは、フォークギターより弦高が低く弦もやわらかい。つまり慣れない弱い指使いでも、わりと楽に弾けるわけだ。
その時思った。

なんだ、ギター簡単じゃん!

その後、バイトして21,000円のギターを買った。歌本を見ながら井上陽水やかぐや姫の曲をよく弾いて歌った。
エレキで慣れてたせいもあって、FやBmで挫折する事もなかった。アルペジオもまあまあ弾けた。

でも
その辺で覚えた技術で だいたいボクの技量は終わっている。そこからあまり成長してないなぁ

と気付いた。


何をしていれば、ギターが上手くなっていたのか?
ギターが上手い人と自分とでは、何が違っていたのか?

考えてみた。


上手い人は、皆必死に練習したんだ!
それだけの事さ
ボクも必死に練習すればいい

それだけの話し。


でも問題は そこじゃない!


上手い人には、
大好きなアーチスト、尊敬するアーチストがいた。
この曲 コピーしたいと思える曲
それがあったんだよ!

普通じゃんと思うかも知れないけど
ボクには、コピーしたいと思える曲なんてなかった。

たいていの人は
あのカッコいい曲を弾きたくてギター始めました とか、
あの人の様に弾き語りをしたい とか

ボクにはホントに、そう言うのがなかったんだ。


ビートルズは好き、YMOは好き、大瀧詠一も好き・・
でも、彼らの曲を自分で弾いて再現したいという発想にはならなかった。



ギターが上手い人はね
曲の完成形を知った上で練習している。わからなくなったら お手本の曲を聴き直しまた練習する。
そうやって1曲1曲マスターしていく。
それが基礎技術となり、より難しい曲に挑戦できるし曲作りの助けにもなる。


ボクにはそれがなく、最初からオリジナル志向だったから
手本にしたい曲がなかったから、ギターが上手くならなかったんだ。



オリジナルの歌を歌いたくたギターやってるのに、
その事が逆に、オリジナル作りの妨げになっているなんて

なんて皮肉なんだ。


そんなヤツ
自分以外では見たことがないよ。



それならば、
なんでこんなに、歌を作る事にこだわっているんだろう?




それは また いずれ・・