流石埜魚水の【特選映画】、★映画のMIKATA★映画をMITAKA・・・ -7ページ目

流石埜魚水の【特選映画】、★映画のMIKATA★映画をMITAKA・・・

都市生活者の心と言葉を掌にのせた小説、電脳化社会の記号とイルージョンを巡る映画、都市の孕むシンボルと深層を探るエッセイ、街の風景と季節の色を彩る短歌…。小説と映像とエッセイと短歌をブログに・・・掲載します。

 

関東地方の桜ももうすっかり散ってしまいました。もうじきゴールデンウィークも近くなりました、が、大阪と東京では新型コロナの新規感染者が爆破的に増えています。15 日の大阪では1200人を超え、東京では720人を超えています。今新たに 埼玉千葉神奈川愛知に「蔓延防止」が適用されます。もうすでに感染拡大は「第4波」に入ったようです。これでは5月の連休は、ジ~と自宅にこもってとても楽しめそうもありませんーネ。でも、「これでは経済が・・・」などと悠長なことを言ってはいられない危機的状況です。政治家が英断を以て早く感染拡大を止めるために「緊急事態宣言」を出してほしいものです。更には、もうこの期に及んで「オリンピック」開催などを言ってもいられないでしょうよ・・・。だって安全安心なオリンピックではないし、競技に浮かれてアスリートに声援と拍手喝采は送れないでしょうーヨ。

 

さて、映画の話題に戻ります。

 

私は旧作の映画を見たい時にはゲオかツタヤのレンタルショップへ借りに行くのですが、昨今、「ネットフリックス」などでネットで簡単に見れるようになったので、レンタルショップで借りる人が減っているようです。で、次々と閉店しています。噂によれば、DVDで見ることよりも自宅でいつでも自由にネットで見る人が増えているようです。新作の映画がネットで早々に公開されるように成れば、最早映画館の席に座って鑑賞する人も少なくなるでしょう・・・ね。それが映画館の運命だと私は思っています。

 

1994年、アフリカのルワンダで民族間の対立が大虐殺に発展し、100日間でおよそ100万人ものツチ族の人々が惨殺された。アフリカのルワンダで、フツ族によるツチ族虐殺事件が発生した実際の大虐殺事件を題材にしたのが映画がこの「ルワンダの涙/SHOOTING DOGS/BEYOND THE GATES」(2005年、マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督 )です。映画の原題は、死者の身体をついばむ(scavenge)野良犬をねらい撃つ際の国連兵士の行動を指すみたい。

 

公立技術学校を運営する英国カトリック教会のクリストファー神父(ジョン・ハート)とそこで働く青年協力隊の英語教師ジョー・コナー(ヒュー・ダンシー)は、生徒のマリー(クレア=ホープ・アシティ)ら、学校に避難してきたツチ族とともに不穏な状況に直面してしまう……。この映画の舞台は1994年のルワンダ虐殺の最中のルワンダの首都キガリにある公立技術学校(the École Technique Officielle,ETO)である。

 

この混乱の最中にルワンダの一人の英国カトリック教会のクリストファー神父(ジョン・ハート)が1200人のツチ族をかくまった。ホテルは国連から派遣されたベルギーの軍隊が重武装でフツ族の襲撃を牽制していたが、途中で抗争が解決されてない段階で撤退してしまった。フランス軍は白人たち乗せて空港まで護衛しながら退避した。クリストファー神父は、幼い子供を学校のトラックの荷台のシートの下に隠して避難に成功した。その後残された村人は襲撃され全員が斧で殺されていた・・・。

 

 

 

英語教師ジョー・コナー(ヒュー・ダンシー)はフランス軍の迎えに来たトラックで他の白人と共にアフリカの地から生徒を残して避難した。事件が落ち着いた後、生徒との約束を破って生徒を放棄して逃げたジョー・コナーは、彼が見捨てた学校の生徒のマリー(クレア=ホープ・アシティ)の訪問をうけた。彼の行方をあちこち探して見つけたようです。マリーはコナーに質問した、「どうして私たちを見棄てたの」と。彼は「死ぬのが怖かったから・・・」と答えた。最後の数分間の映画のシーンが、私にはもっとも衝撃的なシーンでした。作品で一緒にいたクリストファー神父はツチ族と共に残って死んでいった。神父と英語教師との使命感の違いかもしれないが、ナントナク、生き残るために生徒を捨ててアフリカから避難した英語教師が許せない気がしました。もう一つの大きな疑問は、いくらアフリカの民族間の争いとは言っても国連派遣の軍隊は、虐殺をゆるすべきではなかったのではないかさ・・・と、解けない疑惑を感じました。

 

いまミャンマーで起きているミャンマー国軍による市民の惨殺と独裁政治を国連が止められないのが無念ですーネ。人権は、もはや地球の普遍的価値と言ってもいいデスよ、だから安保理事でロシヤや中国がいくら政治干渉だと反対しても、人権侵害や人を平気で殺す軍隊の虐殺を制止すべきですーネ・・・。二度の世界大戦の経験で国連も成熟したはずです。

 

 

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