5月特選映画コロナ編【8】★映画のMIKATA「アウトブレーク」★映画をMI | 流石埜魚水の【特選映画】、★映画のMIKATA★映画をMITAKA・・・

流石埜魚水の【特選映画】、★映画のMIKATA★映画をMITAKA・・・

都市生活者の心と言葉を掌にのせた小説、電脳化社会の記号とイルージョンを巡る映画、都市の孕むシンボルと深層を探るエッセイ、街の風景と季節の色を彩る短歌…。小説と映像とエッセイと短歌をブログに・・・掲載します。

 

 

 

早いものでコロナコロナと騒いでいる間に6月に入ってしまいました。このコメントも5月半ばに掲載する予定でしたが、6月を過ぎていました。映画館もぼちぼち上映を始めました。でもーネ、全世界ではまだまだコロナの感染拡大と死者数は増える一方です。特に東南アジアの貧困地帯やスラム街、医療も治療も受けられないアフリカの後進国は、コロナ禍に置き去りにされています。そうです、よー、弱い者たちが一番犠牲になる国状を見れば、トランプと習近平がにらみ合っている場合ではないー WHOを脱退している場合ではないー、香港に政治弾圧をしている場合ではないー、日本国のバカ総理大臣ももうアメリカの「YESマン」ではいられないと気付いて言い筈です!!!

 

TOHO系も6月5日より緊急事態宣言以前に放映していた作品から漸く上映を始めています。東急109も上映を再開しました。J&Bも6月1日から既に再開しています。商売優先の強欲な映画館はイオンシネマでしょうか、緊急事態解除後早々に映画館を再開していました。歌舞伎町並に客は少なくても多少でも儲けられればいいという利益最優先の経営ですーネ・・・。私が観たいのは『21世紀の資本』と『三島由紀夫VS東大全共闘』だけです。各々映画館は旧作名作の玉石混交の作品を上映してますが、映画センスがよく表れています。この映画は観賞後に是非この映画ブログに掲載したいです。

 

「緊急事態宣言」が5月25日に全面的に事態解除されました。が、安倍総理の発表は経済回復優先の趣旨になびいて、東京においても神奈川においても感染者数は減少したとはいえ、緊急事態は解除されました。でも解除以後の感染者は依然増えたり減ったりしています。再び、解除ステップ2へ緩められた東京都ですが、にもかかわらず、東京のレインボーブリッジは「東京アラート」が点滅いたしました。新型コロナウィルスを日本国内は勿論、外国から絶滅させる発想そのもの・・・、地球上からウィルスを絶滅すること自体が無理のようです。観光客の入国禁止制限、国内の外出自粛、集団感染の恐れのある「3密」のおそれから繁華街や飲食店や娯楽施設の営業の自粛・閉鎖を制限したため、東京でも神奈川でも大阪でも北海道でも繁華街はで閑散としていましたが、解除によって、客商売の飲食店や娯楽地は、一斉に歓喜の声が上がりました・・・。売り上げのどん底で経営危機まで追い込まれ、根を上げている店舗は、倒産か閉店にまで迫られる・・・経営者もいました。ただ、国民市民の健康よりも経済回復を優先させたとも言えないでしょうか・・・???≪新型コロナウイルス感染状況マップ≫によれば、アメリカの感染者数は1,633,862人、死亡者数は96,276人、ロシアの感染者数326.448人、死亡者数3.249人、ブラジルの感染者数、死亡者数312.074人、日本では感染者16.504人、死亡者数814人(毎日感染者数、死亡者数は変化しています。最新データをを検索してください。)になってます。日本国内の数字から海外に目を移すと、驚く死者数が出ています。自画自賛のコロナ対策で、2次感染襲来への懸念は既に発生しています・・・という疑問もあります。既にもう北九州では感染者ゼロから21人の感染患者と、都内でもクラスター(これを書いた少し前の5/28日現在)が発生していますー、もうすでに感染第2波は始まっているようです・・・ネ。

 

よくよく考えると、死は突然予告もなしに私たちの隣に出現するようです。一方で大きな幸福と大金を求め乍ら、死が突然襲ってくることも知らない人間の何となんと偶然の「運命」に翻弄避けていることだろうかーナ・・・。

 

インドの新型コロナウイルスの感染者数は519人、死者は10人となっていて、他国と比べると少ないのですが、でもここ数日間で急増したため、ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は24日、パンデミックの拡大を受けてインド国民13億人を21日間にわたり「完全封鎖」下に置いた。何となんと驚くことに、世界人口の3人に1人が新型ウイルスの流行による外出制限を受けたことになります。ニュース映像に違反した市民に、腕立て伏せをバツにやらせたり、棒で尻をたたいたりする姿がありました。

一通りコロナの話題をまとめて見ました。私もそんな世相の渦中にいる人間の一人として、興味に任せてウィルス蔓延の人類滅亡の危機ー、パンデミック映画を何本まとめて観ました・・・。が、ほとんどは、未知のウィルスによって感染した死者が「ゾンビ」になって生きかえり、凶暴になって市民を襲うというSFストーリを交えたホラーー映画でした。

 

過去の地球の歴史を見ると、現在まで人間世界でパンデミックを起こした感染症で直ぐに浮かぶのは、既に全滅したと言われている天然痘がありました。インフルエンザ、AIDSなどのウイルス感染症がありました。さら、ペスト、コレラ、結核、発疹チフスなどの恐ろしい細菌感染症もありました。原虫感染症であるマラリアなど、蚊が媒介するデング・チクングニア熱、ジカウイルス、日本脳炎など様々な病原体による流行はまだ記憶に新しいです。

 

AIDS、結核、マラリア、コレラなど複数の感染症については時々忘れたころに世界的な流行が見られる「パンデミック」は繰り返し歴史の中で現れています。毎年大陸から飛んでくる渡り鳥は季節性インフルエンザのウィルスを運んできて、動物から動物へ、動物から人へ、人から人へ感染していくパンデミックとなっています。今では単なるインフルエンザである1918年~の世界的流行「スペイン風邪」は、感染者6億人、死者4,000~5,000万人の甚大な被害をもたらしました。

 

今回の中国武漢での『新型コロナウィルス』の発生も、アメリカ・トランプ゛大統領のツイッターによる非難攻撃のように、武漢のウィルス研究所から流出したーという噂に油を注を注ぐ流言飛語も何やら真実味を帯びてきます。或はバイオテロだのウィルス爆弾や細菌爆弾の研究まで疑いたくなります。私など、製薬会社が暴利をむさぼるために保菌しているウィルスや細菌を、ワクチンや新薬を売るために世界中にばら撒いているのではないか・・・と、映画もどきの疑いさえも抱きたくなります。アメリカの製薬会社などは、新薬を開発しても治験データ数値を誤魔化して市場に販売するブラック企業もありそうではないですーか。

 

今回レンタルショップより数本借りて、今流行の新コロナウィルスの予兆のような映画と噂の『コンテイジョン』(2011年、スティーブン・ソダーバーグ監督)やダスティン・ホフマン主演のもうすでにパンデミック映画の古典になっている『アウトブレイク』(1995年、ウォルフガング・ペーターゼン監督)を再鑑賞してみました。その他、子供の障害を機能回復する新薬の開発だったウィルスが、不死身の軍人と軍隊を作る軍事目的に悪用する製薬会社の構想に利用されたゾンビ系ウィルス映画シリーズ『バイオハザード/ アポカリプス』(2004年、アレクサンダー・ウィット・英語版)や、謎のウィルスが蔓延するロサンゼルスに潜入した女性医師ローレンたち救助チームが生き残っている非感染者を探し出そうとする闘いをえがいた『 パンデミック/PANDEMIC』(2016年、ジョン・スーツ監督)もまたゾンビ系でした。同じSFホラーでも『28日後...』(2002年、ダニー・ボイル監督)はゾンビ一辺倒ではなくて、チンパンジーの持つ未知のウィルスが人間に感染し、脳を侵し精神を破壊し、凶暴化するというストーリでした。ウイルスは瞬く間に全都市に蔓延、ロンドンはゴーストタウンと化した。フィクションを交えているとは言え動物から人間へと広がる感染経路の仕組みは実際のパンデミックの現実を踏まえていますーネ、でも余計に真実味を持った恐怖がありました。

伝染病によって人類に壊滅的な問題が発生している」という意味の«パンデミック»は、いつの間にか人類を破滅させる恐ろしい未知のウィルスによる人類の蔓延と破滅から、死者がゾンビとして蘇生するホラー映画にまで変質しています・・・。一番まともな«パンデミック»映画は、『コンテイジョン』と『アウトブレイク』でしょうかーネ。特に『アウトブレイク』は、ウィルスによる感染爆発を狙うもう一つの恐怖・・・・、バイオテロやバイオ兵器の恐ろしさを感じました。

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