秋元康の動きなど知るはずもないなみくんたちは
いつも通り授業を受けていた…
午後の音楽の授業中…
(咲子先生)音楽は体で感じるもの…
みんなも体で音を受けとめてあげてね


(さっしー)咲子先生のピアノはいつもいいよね~

(ゆいはん)ほんまやねぇ

心が落ち着く…

(さ)落ち着きすぎて寝ちゃってる男もいるけど

(友慎)…ゅぅ…こぉ


(優子)あたしの膝枕で寝ちゃうなんて

友慎かわいい~

(ゆ)あっなみくんも膝枕する

(なみくん)……
(さ)なみくん


(な)…(…ぱるる大丈夫かなぁ…)
なみくんはぱるるのことをずっと気にしていた
(な)はぁ…(ぱるる…)
(ゆ)なみくん

(な)えっ

どうしたの


(ゆ)何か悩んでるんやったら
ウチらに相談してよ

(な)…悩んでなんかないよ

(さ)ほんとに


(な)うん
2人の笑顔見てるだけで悩みなんて消えていっちゃうよ

(ゆ)…う…うん

(さ)そっか…

(な)大好きだよ

(ゆ)なみくん…

ギュー

(さ)指原も

ギュッ

「メールやでぇーー
」(ゆ)えっ

「メールやでぇーー
」(な)あっやべぇ

(咲子)ケータイの電源は切っといてよね

(な)ごめんなさい

でも誰から…
なみくんはメールを見てみた…
「さっきはごめんなさい…またなみくんに会いたいです…いつもの場所で待ってます…(ぱるる)」
(な)えっ

(ゆ)どうしたん

(な)なんでもないよ

先生

ちょっとトイレ行ってきまーす

(咲子)はいはい

(優)なんか怪しくない

(ゆ)優子さんも

ウチもなんか変やと思う…

(さ)指原も

(優)追っかけてみよ

(ゆ)うん

(優)先生
あたしもトイレーー

(ゆ)ウチもーー

(さ)さ…指原も

(咲子)えっ

もうなんなのよ~
(友)……ん

あれ…優子は…どこ


(咲子)授業続けるわね
ほら友慎くんも起きて

(友)あっはい

…
その頃ぱるるは…
(ぱるる)これを使ったら
なみくんは…
秋元康に渡された液体の入った小瓶を前にして悩んでいた
(ぱ)なみくんはなんでも言うとおりになる…
だけど…そんなの本当の愛じゃない…
使いたくない…
でも使わなきゃ私は………
ぱるるの心は揺れていた…
そんな時
なみくんが来てしまった…
…続く
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