いつもの土曜日よりサトは早く起きた。めずらしい。サトの友達が水曜日に来るので今日は部屋をかたづけるのだと言う。お陰でサスも手伝うことに。実は、サス。洗い物、水周りの掃除は好きだ。キッチン、トイレ、お風呂はピカピカだが、物を整理したり片付けたりするのが苦手。物を捨てられないのが弱点か。これまでの数々の転勤、引越しにもかかわらず、物を捨ててないと言う。
はい、はい、捨てますよ。「野口嘉則が語りかける心の視力を高めるCD」を聴きながら。
いつもの土曜日よりサトは早く起きた。めずらしい。サトの友達が水曜日に来るので今日は部屋をかたづけるのだと言う。お陰でサスも手伝うことに。実は、サス。洗い物、水周りの掃除は好きだ。キッチン、トイレ、お風呂はピカピカだが、物を整理したり片付けたりするのが苦手。物を捨てられないのが弱点か。これまでの数々の転勤、引越しにもかかわらず、物を捨ててないと言う。
はい、はい、捨てますよ。「野口嘉則が語りかける心の視力を高めるCD」を聴きながら。
今日はサスの方が30分くらい早く帰ってきた。メールで打ち合わせてた通り、にんじんを沢山切り、キャベツを大量に入れ、残り物のウィンナー、それと冷凍庫にあった海老を解凍して剥く。フライパンにごま油をしき、まずはにんじんに胡椒をかけ炒める。次いでキャベツ。フライパンいっぱいの野菜も火を通すとしんなりしてくる。あとは、ウィンナーと海老を入れるだけ。サトも途中から手伝ってくれた。
粉末ソースだけでは、味がイマイチ。ソースを足す。仕上げに鰹節と青海苔。それと胡麻。
サトが「美味しい、美味しい」と言ってくれる。そういってくれるのが一番料理を作る励みになる。
先週の金曜の夜、専任次長の先輩と友人のU君と飲んだ。1時間ほど経済と投資の話で盛り上がりトイレから帰ってくると、先輩から言われた。「君が外から帰ってくると部の雰囲気がぽっと明るくなるよ」と。
昨年6月から次長になって現場の売上に直接監督しない立場になって心掛けてきた事。それは、とかく経済環境が悪いので沈みがちになりそうな部の雰囲気を明るく、活気あるものにすること。福島正伸さんが言うように「最高の生き方は、他人を主役にすること」を実行する。目指すはファシリテーターだ。
今の部に配属された頃「俺のこと舐めるなよ」と言われ、この人と上手く付き合えるか心配だった先輩。そんな人から思いがけない一言。今年一番うれしい言葉だった。