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めざせ!南北線南下計画 ~白金台への道~

2008年8月25日に入籍したことを記念してブログを二人ではじめました。

二人の歳の差は15歳。生きてきた時間の長さは若干違うけど、目指す夢は一緒!!

そうです、南北線を南下して白金台で暮らすことです。

この道は長いのか、短いのか、乞うご期待!

めざせ!南北線南下計画 ~白金台への道~
本日、グロービスにて、㈱リンクメディア社長兼CEOテリー・ロイド氏の講演があった。ワーキングホリディーで来日。在日25年間で無一文から翻訳会社を起こし国内で15社、アジアで5社を起業するという起業家中の起業家。80年後半IBMのコンピュータが100万円する時に30万で輸入販売。90年代に入っていち早くインターネットを日本に広めた一人である。
その90年代初頭規制緩和に反対する郵政省を向こうにまわし、先行するアメリカに負けまいとインターネットを日本に導入したRoger Boisvert(グローバル・オンライン創業者)がロス・アンジェルスで暴漢に襲われ射殺されたことを今日初めて知った。サスも一度は会ってみたいと思ってた(テリー・ロイドの友人)。
テリー・ロイドが本当にすごいと思わせるのは、「日本は今後3年間のうちにエネルギー輸出国になるだろう」と予言。電気自動車、太陽光発電等を指しているのだが、こんなこと中々言えない。しかし、あっさり言ってのけてしまう。彼の嗅覚力は凄い。


めざせ!南北線南下計画 ~白金台への道~
会社の図書室から借りてきて読んだ本。結論から言えば、コラーゲンは経口摂取してもすべてコラーゲンとして組成されるわけではなく、たんぱく質を含む食品とビタミンCをバランス良く摂ること、となる。コラーゲンに興味のある方にとって、なるほどと思うかそれだけと思うか読み手しだいである。本の後半はすべて分子工学の配向性について。
前回の大学ラグビーについて。サスと同じ見方をした記事がでていたので紹介する。1月11日付けのデイリーヨミウリから。
Teikyo prop Hirotaka Hirabara was adjudged--rather harshly--to have high tackled Waseda scrumhalf Kosuke Enomoto and Tanabe's penalty was soon followed by Toyota's killer blow(by Rich Freeman: Daily Yomiuri Sportswriter).

大学ラグビー選手権があった。試合は早稲田の20-10で連覇達成。サスはどちらが勝ってもいいのだけど、試合はつまらなかった。早稲田の試合巧者ぶりが光り帝京が自滅したと言うが、レフェリーが辛かったと思う。その分、帝京に不利だった。

めざせ!南北線南下計画 ~白金台への道~
サスの今年の目標は原書とあわせて年間100冊読むこととした。数年前から同じ目標を立ててみたものの達成できずにいる。今年はブログで敢えて宣言することにした。
2009年、まず手始めに読んだのはこの本、「大本営が震えた日」吉村昭著だ。昨年の5月時点で46刷までいっているベストセラー。すでに他界してしまった吉村氏はサスの好きな作家の一人。緻密で丁寧な取材。読みやすい文章。史実に忠実な態度を堅持しつつ抑制のきいた著者の見解。司馬遼太郎とは違う魅力がある。
機密文書を乗せた上海号が行方不明になったところから物語は始まり、それはそのままタイトルと内容が一致を見ている。本の前半部分は開戦を指令する極秘文書がどうなったが主題。機密情報を部飛行機の不時着の後杉坂少佐が処分したという目撃証言を大本営が得た時に物語りは終わっても良いのではないかとサスは思うのだが…
後半部分は開戦と同時に陸軍はマレー半島上陸、海軍は真珠湾攻撃を実行するのに苦心惨憺する様が描写されている。しかし、この後半がタイトルとかけ離れていないかと思ってしまうのだ。少なくとも「大本営が震え」るほどの大事件は上海号以外には起きていない。奇襲を実行しようとすれば予期せぬ出来事はある程度覚悟せねばならぬのであって、いかにそれを処理するかが大切だ。
タイトルは出版社が売るために付けたのか、変えたのかは分からない。あるいは前半部分を書き始めているうちに吉村氏はそれだけではすまなくなり後半部分も書き上げたのかもしれない。著者は、「開戦のかげには、全く想像もしていなかった多くのかくされた事実がひそんでいたことを、私は知った。開戦の日の朝、日本国内に流された臨時ニュースは表面に突き出た巨大な機械の頭部にすぎず、その下には無数の大小さまざまな歯車が、開戦日時を目標に互いにかみ合いながらまわっていたのだ」ということを言いたかったのだ。