1日目の記事はこちら ⇒ 函館へ北帰行【1日目】 | ココロの言霊

 

先週末、故郷・函館へ北帰行の2日目の朝、

ホテルの外は車の走る音も人の話し声や足音も聞こえず、静まり返っていました。

こんな気配を感じたのは久し振り。

少しドキドキしながらカーテンを開けると・・・やっぱりねぇ~!

見事な一面の銀世界!(↑)

この町で過ごした幼い頃の静か過ぎる冬の朝、これが雪の気配、甦るあの頃の感覚。

 

  

 

そして午前7時、楽しみにしていたホテル1Fでビュッフェ朝食

北海道の美味しい食材もさることながら、朝からいただく回転寿司

早速、ホタテ・白子・イカ・シメ鯖、焼きホタテ、イカ飯、アラ汁

いただきま~す!飲み物のような白子、歯応えのあるホタテ、、、至福。

2周目は自分で作る海鮮丼

海老・サーモン・イカ・たらこ・松前漬・玉子、その上からイクラ

これは朝からお腹いっぱい。

部屋へ戻ると窓の外はシンシンと降る雪、この日は一日で20cm以上の降雪・・・

 

  

 

帰り支度をしてホテルをチェックアウト、

レンタカーの上には10cm以上の雪、久々に車の雪下ろし。

隣接するJR函館駅でお土産を物色後、再び両親の眠るお寺にお参り。

その後は函館市内を車で巡り、レンタカーを返却して午後2時には函館空港へ。

空港1Fのラーメン屋「おんじき庭本」さんで、締めのサッポロ・クラシック

餃子@460、トラピストバターの入った「トラピストラーメン塩」@1,340、美味。

食後、条件付き運航となった羽田→函館便の着陸を見届けてチェックイン。

雪の滑走路への着陸、すごい迫力でした。あとは東京へ帰るだけ。

 

 

ところが降り続く雪のため、

滑走路の除雪と機体に積もった雪の除去作業で1時間遅れのアナウンス。

やれやれ、これも雪国あるある。仕方がありません、安全第一ですから。

そして1時間遅れで搭乗開始、隣のスポットにはANA機も入っていました。

安堵感から出発前からウトウト。

動き出した気配で目を覚ますと、すでに隣にいたANAは出発・離陸済み。

JAL機(B767型 JA658J)、何やってんだ?

プッシュバックが始まり、トーイングカーも離れて滑走路へ・・・

と、思ったら動かない。エンジン回転数が上がるけど動かない。横滑りの感覚?

そして機長のアナウンス、「右エンジントラブルのためスポットに戻ります

スポットに戻り機内待機、、、そして10分以上待った挙句「欠航」とのアナウンス。

 

  

 

恐らくはこの10分間に「欠航対応マニュアル」に沿って準備を進めた模様。

預入手荷物はすぐ出てくるし、立替費用の精算書も出口に準備されていたし、

そして代替移動手段に関しても、次発のJAL便は満席、翌朝便は残数60席、、、

今日中に東京へ戻る手段は新幹線しかない状況も、手際よく説明がありました。

そんな事も予想できたので、機内でJRえきねっとから新幹線を検索して、

ワンクリックで東京へ向かう最終便「はやぶさ48号」を手配出来ました。

指定席は満席でしたのでグリーン席を手配、降機後はいち早くタクシー乗場へ。

タクシーに乗ると運転手が「何かあったんですか?」と聞くので、

欠航の理由を話すと「待機タクシーはこの車で最後ですよ、良かったですね」。

やっぱり飛行機は出来るだけ前方席に限ります。

 

  

 

結局、北海道新幹線・新函館北斗駅までタクシーで9,000円

駅弁も売り切れだったので冷凍の「かにめし」をチンしてもらい新幹線へ。

再びサッポロクラシックで胃袋へ流し込んで東京まで4時間の長旅・・・

雪国あるあるで疲労困憊。