秋の行楽シーズンの週末、昨日は約2ヵ月ぶりの『北国街道』ウォーク、

中山道・追分分去れをスタートして初日は田中宿まで。そして今回が2日目に相当、

夏の暑さもほぼ終盤、気持ちの良い街道歩き旅になりました。

2か月前の北国街道・田中宿までの記事はコチラ↓

 

【北国街道】小諸宿~田中宿、峠の釜めし | ココロの言霊

 

前日、東京から北陸新幹線・上田駅までの指定席を予約しようとすると満席

当日ははくたか号自由席に座るべく、始発電車で東京駅へ行ってみると、

4両ある自由席車両入口にはすでに長蛇の列。なんとか座ることができましたが、

東京駅からデッキも車内通路も立ちっぱなしの乗客、、、皆さん、お疲れ様。

1時間20分ほどで上田駅、しなの鉄道に乗換えてで8:16田中駅到着。

前回の街道離脱地点・田中宿から北国街道2日目スタートです。

 

  

 

田中宿との合宿だったと聞く次の「海野宿」までは1.9km、

宿への入口は白鳥神社。ここは木曽義仲挙兵の地。

神社の先を右折すると、

江戸時代へタイムスリップしたかのような海野宿の町並みがお出迎え~

宿の真ん中には用水路が今でも機能しており、剪定を終えた柳の葉が風に揺れ、

背後の旧家には立派な卯建(うだつ)、気抜き、海野格子。(↑)

ついつい見入るほど。朝早い時刻で観光客もおらず、宿場町満喫の優雅な時間。

 

  

 

海野宿を出ると道路端の道祖神に見守られ、千曲川に沿った街道歩き

千曲川の中には雨乞いをしたと言われる太鼓岩

さらに一里塚跡、地道の旧道の先には5年前の千曲川氾濫の痕跡が・・・

あの豪雨では北陸新幹線10編成が車両基地で水没、大きな被害になりました。

その北陸新幹線・上田ハープ橋を左手に見つつ、上田宿へ。

 

  

 

最盛期には信濃で松本に次ぐ繁栄を誇った城下町・上田宿。

街のアーケード街は立派ですが、どことなく寂しげな街・・・

一方、岡崎酒造周辺の街道には宿場町風情が残りちょっといい空間

 

  

 

上田宿を出ると国道18号線に付かず離れず進みます。

途中、かつて杉並木があったと言われる近傍の正福寺には、

1742年の壬戌洪水の供養塚。上田バイパス手前には「秋和の一里塚跡」、

そして私宿「鼠宿」への案内、さらに風情ある街並みが続きます。

 

  

 

かつて街道一の難所であった「岩鼻」を過ぎると鼠宿、入口は会地早雄神社

その先、南条郵便局前で国道18号を離れ街道は進みます。

途中の「まねき食堂」でのランチを楽しみにしていましたが、この日は休業。

仕方なく、その先のコンビニでカレーパンを買って食べ歩き。

間もなく坂城宿