徳川幕府は200年続いた。
200年続いたのだから、武士の考え方も異なる。
武士は死ぬことが課業。
全ての武士がそういう思いをしていない。
命を惜しむ者はいる。 死ぬのは嫌だから、武士をやめる者もいた。
武士といっても、やはり人間なのだ。
政治も武断政治から文治政治に変わるのと同じで気風も変化する。
戦国時代では当たり前の考えが、平和な時代の武士からすると、あり得ない話となってしまう。
幕末の第二次長州征伐で駆けつけた直参旗本の大半が代理の血縁者を寄越していたとか。
戦が怖くて、代理を寄越したとか。