2日連続、

#アルコール依存性

にランクインをしていた泣き笑い

 

 

 

 

 


 

 

アルコール依存症、摂食障害は

けっこうランクに入りやすい。

 

 

 

その流れに乗って、

過去のアルコール依存症のことを

書いてみようかと思う。

 

 

 

正直、医者に言われるまで、

自分がアルコール依存症

と思ったことはなかった。

 

 

 

きっとみんなそうなのかな。

 

 

 

 

私は25歳になるまで

1人で家飲みはしなかった。

 

 

 

1人で飲むと淋しくなるから。

 

 

 

なのに1人飲みを始めたのは、

転勤がきっかけだった。

 

 

 

一緒に飲みに行ける同僚はいたけど、

それほど頻繁ではなかったので、

家で1人飲みをするようになった。

 

 

 

さらに、

職場で飲み会で使っていたお店が美味しくて、

コースじゃなくて普通に食べたいと思い、

1人で飲みに行くようになった。

 

 

 

思えば、

1人飲みをするようになってから

過食嘔吐も勢いが増したかもしれない。

 

 

 


私はお酒が好きだった。

 

 

 

かなりの酒豪だった。

 

 

 

うつ病になって仕事を休むことになり、

何もすることもなくなった私が

アルコールに浸ってしまったのは、

ごくごく自然だったのかもしれない。

 

 

 

仕事を休んでからは、

ほとんど引きこもりだった。

 

 

 

とにかく人の目が恐くて、

外に出れなくなっていた。

 

 

 

でも買い物には行かないといけない。

 

 

 

なるべく人を見ないように、

俯きがちに買い物に行って

お酒を買っていたことは覚えている。

 

 

 

常にお酒と薬が体に入っている状態で、

現実だけど現実ではないどこかで

生きてるような感じだった。

 

 

 

私はある日、弟にメールをしたらしい。

 

 

 

何故、何を、

メールしたのかはわからない。

 

 

 

別に弟とマメに連絡を取っていたわけでもない。

 

 

 

弟は叔母と一緒に私の家に来たらしい。

 

 

 

叔母は医療従事者だった。

 

 

 

そんな叔母が父に電話をして言った言葉は、

あゆみちゃん、このままじゃ死んじゃうよ

だったそうだ。

 

 

 

医療従事者がそう言うぐらいなんだから、

よっぽどだったんだと思う。

 

 

 

そうしてこうして私は

精神科に入院することになった。

 

 

 

病棟には自動販売機があり、

私は夜8時になると必ずコーラを飲んだ。

 

 

 

何故それが習慣になったのか

最初はわからなかったけど、

コーラの炭酸に

アルコールの炭酸を求めてたのだと

後から自分で気づいた。

 

 

 

だけどまだその時は、

アルコール依存症だとは知らなかった。

 

 

 

自分がアルコール依存症だと知ったのは

退院する時だった。

 

 

 

アルコールには気をつけるように

 

 

 

主治医は一言それしか言わなかったけど、

退院後に紹介状を書いてもらった先が、

アルコール依存症に長けてる施設だったことを知り、

自分がアルコール依存症だったのだと知った。

 

 

 

退院をして、彼氏からも、

絶対飲むなよと言われた。

 

 

 

だけど、

何かの拍子に飲んでしまったのだ。

 

 

 

そこからは先日のブログに続く。

 

 



 



復職取りやめとなった私はまた引きこもり、

また飲んでいた。

 

 

 

自分で自分の命を守れないと申し出て、

再度、精神科に入院もした。

 

 

 

だけど、退院してきたらまたお酒を飲む日々。

 

 

 

なんで飲んでるのかわからなくなっていた。

 

 

 

やめたくてもやめられない。

 

 

 

抗酒薬を主治医から勧められるも

飲む気にはなれなかった。

 

 

 

抗酒薬を飲んでお酒を飲んだら

苦しい思いをすると聞いたことがあったからだ。

 

 

 

そんな私がお酒を飲まなくても

生きられるようになったのは、

去年のこと。

 

 

 

自然に飲む量が減っていった。

 

 

 

しまいにはお酒で動悸がするようになり、

それで死んでしまうのではないか

という恐怖に襲われ、

自然とお酒を飲まなくなった。

 

 

 

とは言っても、

全く飲まないわけではない。

 

 

 

お酒を飲んで寝ると動悸がひどいので、

お酒を飲んで寝ないようにするためには、

必然と昼間に飲むようになった。

 

 

 

でもその昼間も

週末時々1日だけ。




500㎖1本程度。

 

 

 

それ以上は体が受け付けなくなった。

 

 

 

行きつけの居酒屋さんに行っても

ノンアルで過ごせるし、

同窓会に行って周りが飲んでいても

1人シラフでも気にならない。

 

 

 

あのお酒がやめたくてもやめられなかったのは

一体何だったんだろう。

 

 

 

あの頃はアルコールの他にも

色んなものに依存していた。

 

 

 

買い物依存、恋愛依存、

処方された薬物内での薬物依存、

パチンコ依存。

 

 

 

でも今はそれらもない。

 

 

 

この年齢になってやっと、

自立し始めたかもしれない。

 

 

 

誰かに何かに寄りかからなくても

不安じゃなくなった。

 

 

 

誰かが、何かが、

幸せにしてくれるわけじゃないってわかった。

 

 

 

自分を幸せにできるのは自分だって気づいた。

 

 

 

昔の私は、

誰かが幸せにしてくれるんだと思ってた。

 

 

 

だけど、

絶対的な存在と言われる親がいなくなって、

旦那がいなくなって、やっとわかった。

 

 

 

1人になったらもう1人でやるしかない。

 

 

 

寄りかかる人やものがないなら自分で立つしかない。

 

 

 

自分で動くしかない。

 

 

 

そうなるためにも、

うつ病やアルコール依存症をはじめとする依存症は、

私にとって必要、

自立するための荒治療だったのかなって思う。

 

 

 

そこまでならないと気づけなかったんだと思う。

 

 

 

おかげ今は生きるのが楽しい。

 

 

 

家族がいなくても仲間がいる。

 

 

 

いい距離感。

 

 

 

だけど薄っぺらくもない。

 

 

 

そういう仲間がいるから

今のところうつ病が再発しないで

いられるような気がする。

 

 


 

 

 

 

 

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