WBO世界バンタム級王座戦 マロニー vs 武居由樹 | アメサソリ27

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ボクシング&格闘技日記♪

格闘技の事で気になる事を書いてますがたまに日常的な事も書きます☆

昨日から雨だったり曇りだったりで涼しいですね、個人的には仕事もしやすい気候で楽でいいなと感じてます

もうすぐ日本の夏特有の蒸し暑さがやってくると思うと憂鬱です(笑)

5/6 東京ドーム興行セミ WBO世界バンタム級タイトルマッチ
王者 ジェイソン・モロニーに5位 武居由樹選手が挑みました


K-1王者からボクシング転向して8戦全勝全

KOの武居選手がキャリアある世界王者モロニーにどう対抗するのか凄く気になった試合でした


試合が決まった時に武居選手が勝つ可能性も十分あると思いました、モロニーはバランスのいいボクサーですが4団体王者の中で一番突出したモノがない王者でもあったからです


それに対して武居選手は普通のボクサーとはちょっと違うリズム、距離を活かした強打で序盤から攻勢でした↓↓↓


https://twitter.com/DiariosJournals/status/1787446128612639223?t=rm7oUdAI0ZE0X6htbKCEow&s=19

 

 

試合の中で違いを感じたのは武居選手が今までよりジャブ、ワンツーが多くなってた事ですね


ワイルドなフックやアッパーの合間に入れてたストレート系にモロニーは対応が遅れてましたね



それがあったから得意の遠い距離から踏み込んで打つ左ボディも活きてました

2Rにはローブローで減点を取られましたがその後も打ち続けたのもよかったですね


色んなパンチを打つ中でK-1時代もよく打ってたワイルドな右アッパーとかも入ってましたね

あーいう大きいパンチはカウンターのリスクもありますが打ち込めるメンタルの強さもさすがですね!


前半から中盤は武居選手の動きにモロニーが対応出来ず減点したR以外は武居選手が取ってたと思います

その流れが変わってきたのは7~8Rですね、モロニーが強引に出てきたのと武居選手が少し落ちてきたタイミングでモロニーのパンチが当たる場面が増えました


モロニーの追い上げに苦しい展開でしたがその中でも武居選手は動きながら要所で上下にパンチを打ち込んで流れを渡さなかったのは凄かったです

逆にいえばモロニーはダメージや疲労で攻め時に攻めれなかったですね


中盤以降も11Rまでは苦しくても踏ん張って逆に打ち込んだりしてた武居選手も最終12Rはかなりバテてラストは打ち込まれましたね↓↓↓


https://twitter.com/PrimeVideo_JP/status/1787448804217627006?t=zD5U8x0ONTTTedMQS43QmA&s=19

 

 

初の12Rで更に追い上げられる展開で消耗しましたが11Rまで主導権を渡さなかった事が武居選手の勝因ですね★

モロニーはあと1R早く追い込めてたらひっくり返してた可能性はありましたが独特の距離感やリズムが武器の武居選手に対してあまりに無策で対応出来ず打たれ続けてしまったのは世界王者らしくなかった様に感じました


武居選手は9戦目というボクシングキャリアで自分の強みを最大限使ってモロニーに自分のボクシングをさせなかったのが素晴らしかったです!

12Rはかなり打たれましたがそれでも最後まで打ち返していた姿が印象的でした( ´∀` )b


12R判定で勝利して9戦全勝でWBO世界バンタム級新チャンピオン!

K-1とボクシングの初の2冠、日本のジム所属100人目の世界王者、そして父親代わり パワーオブドリーム古川会長の誕生日での世界王座奪取と武居選手は改めて持ってるなと思います。