1/23 2団体世界戦 寺地拳四朗 vs C・カニサレス | アメサソリ27

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ボクシング&格闘技日記♪

格闘技の事で気になる事を書いてますがたまに日常的な事も書きます☆

最近になって冬の寒さの1番の敵は気温より風だという事が解りました、風がなければ寒くても全然耐えられますからね!

風がない日が続いてくれる事を願います(笑)

23日 Amazonプライム興行のメインは激闘でしたね

WBC・WBA世界Lフライ級タイトルマッチ
2団体統一王者 寺地拳四朗選手 vs 元WBA王者 カルロス・カニサレス選手


ハイライト動画です↓↓↓


結果は12R判定2-0で拳四朗選手が勝利

王座奪還してからWBC4度目、WBA3度目の防衛戦で4連続KO中の統一王者 拳四朗選手と元王者で日本人とは3戦負けなしのカニサレス、良いマッチメイクでした

激闘でしたが今回も拳四朗選手が初回からテンポ速く攻めて出ましたね

上下の左ジャブからワンツーをハイテンポで打ち込んでカニサレスを削りにいきました


拳四朗選手の調子は悪くないと思いましたが開始からリターンのパンチを受けて顔を弾かれる場面もあって違和感はありました(^_^;)

カニサレスはガンガン攻めてくる拳四朗選手にタイミングよく左右の強打を打ち込みましたね、やはり強いなと思いました


序盤は拳四朗選手がジャブ、ワンツー、左右ボディを打ち込めばカニサレスは右ストレート、左右フックを打ち込んで大きな差はないにしてもRの後半に打たれてたのが拳四朗選手だったので印象的にカニサレス優勢と感じました

2Rは拳四朗選手が右でダウン奪い、3Rはカニサレスが右でダウン奪い返しました↓↓↓

 

カニサレス強かったですね、相手によっては動きながら打ち込む上手さもありますが今回みたくファイター寄りのスタイルでも戦える幅の広さがさすがですね


さすが長く世界トップレベルで戦う元世界王者です!


あとは拳四朗選手が攻めに傾倒しすぎてた様に感じました


2022年3月に矢吹選手からWBC王座を奪還した試合から倒すボクシングに変わりましたがその分 被弾も増えていたので強敵相手だとこういう試合になる事もあるかもと思ってました



倒そうという姿勢が強すぎて相手のリターンに対する反応が落ちたところにカニサレスの強打をもらってましたね...

4Rまでの公開採点ではリードされて8Rまでの公開採点で逆転しましたが押し切れず被弾しながらのスリリングな展開でした

カニサレスはR前半攻められても後半になると攻めに出てくるのも戦略として上手かったです☆

今回は打ちつ打たれつでかなりのダメージを負った拳四朗選手ですがそれでも10Rまで前に出てカニサレスにダメージ与えて体力的に削ったのは凄かったと思います


11~12Rのラスト2Rは打ち合いから一転 足を使って左ジャブでポイントを取るボクシングに切り替えましたが10Rまでにカニサレスにダメージ与えてなかったらアウトボクシングでさばききれなかったと思います


あれだけ前半からハイペースで攻めてラスト2R 足を使って動けるスタミナは恐ろしいですね、減量苦とは思えない運動量でした!


WBCは4度目(通算12度目)、WBAは3度目の防衛となった拳四朗選手、今回は厳しい防衛戦になりましたがこういう試合を競り勝つのも価値があるし今後 更なるレベルアップの糧になる可能性もありますからね

次回はLフライ級で統一戦か、フライ級に上げるかという事ですが拳四朗選手がどちらを選ぶのか要注目ですね。