9月議会の一般質問を終えて | 袖ケ浦市議会議員さそう猛の袖ケ浦刷新!

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「言いっぱなし」の政治から
選挙の時に有権者と交わした約束を実行する政治を行います。

約束をし、地道に実行することが日本の政治文化を変える
ことだと信じて活動しています。


本日は9月議会本会議4日目。
一般質問日として3日目で一般質問最終日だった。
9月議会では11名の議員が一般質問を行った。

個人的視点からは、
幾つかの反省点があった。

①回答を引き出すような聞き方が出来なかったこと。
答弁の問題を指摘する前に「自分の質問の仕方」を反省したい。
今回は「問題点の指摘より提案」を念頭に置き、
現在の問題点を指摘しつつ、こちらからの回答案を提示したつもりだった。
具体的には、「袖ケ浦市の政策形成には市民参画が弱い」ということ。
現在のやり方では総合計画で謳っている「自立と協働のまち」には到達しないと
いう点を指摘しつつ解決案を提案したつもりだが、十分に配達できなかった。

②行政のやれていないことの証拠を集めをしない
これが一番の反省点である。
今までの経験で「行政の出来ないことを指摘しても解決しない」と言うことはつかんだ。
それなので、「やってない証拠集め」は避けたつもりだが、見解の相違以上の「現実を直視する姿勢の相違」を感じたのでつい突っ込んでしまった。

今回の議会でハッキリしたことが一つあった。
それは今まで感じてきた「出口市政に対する違和感が言葉に落ちてきた」ことだ。
これまでの、出口市長の一般質問に対する答弁は「かわしている」という見方だった。
この「かわす姿」に「違和感」を感じていたが、
その「違和感の正体」は見えなかった。
だが、この「違和感の正体」がハッキリした。

今回の一般質問の答弁を聞いていて感じたことは
「市長のかわす姿が施金者としての姿ではない」と思っていること。
そしてその姿をみて「他人事なんだろう」と感じた事を発見した。
この「他人事」のように見える姿が違和感であった。

このたび注目が集まった「木更津市と火葬場共同で火葬場建設を行う」という件に関する質問でも、出口市長の答弁は歯切れが悪く相手に伝えようと言う凛としたものではなかった。

この火葬場問題は建設を決定する前に用地取得したこと等様々な問題を含んでいる。
だからこそ、市長が立場を明確に示して説明することが必要なはず。
立場を明確にして説明するためには相当の覚悟が必要である。
残念ながら「そうか」とか「そこまで覚悟があるのか」など、説明を受けて心が動かされるような姿や答弁はなかったと感じている。

正直な感想は「職員はやりずらいだろうな~」と感じた。
政治家は落選すれば関わらいが、職員は仕事としてず~と関わるのだから。

地方自治では「市民協働」は欠くことの出来ないテーマである。
しかし「市民協働」以前に「庁内協働」が進まねばならないのではないか。
そうだとすると、「袖ケ浦市役所ではどうだろうか?」と考えてしまった。


そんな視点から9月議会での一般質問を振返ってみると「ダメだったな~」と感じている。
自分の一般質問の反省は後日改めて書きたいと思う。