🟨 西側開発の業者選定と市の関与
笹生:
業者選定に市職員が関わってるのに、「人件費はかかってない」って言うんですか?これって前のめりすぎじゃないですか?
都市建設部長(吉澤):
選定に一部職員は入っていますが、前のめりではありません。助言はマスタープランに基づいたものです。
笹生:
いや、私は全然納得できません。特定の地権者グループに人も金も使っている。それって公が関わりすぎ。こういう計画策定の仕方では困ります、指摘しておきます。
🟨 行政の限界と住民自治への転換
笹生:
行政だけで解決できることなんて、もう限られてます。職員も限界。市民と一緒にやっていく方向へ転換しないと、大変なことになる。計画づくりの段階で、住民自治の種をまく必要がある。
🟨 地域課題の分化と高齢化の深刻さ(富岡地区)
笹生:
袖ケ浦市全体では人口は増えてる。でも昭和地区の高齢化率は19.1%、富岡は42%。倍以上です。若者が出ていき、高齢者が残る。これ、地域間の格差では?
企画政策部長:
市街化区域と市街化調整区域に分けて開発をしてきた結果、人口の伸びに違いが出ています。ただ、調整区域の活性化が進まないのは大きな課題と認識しています。
笹生:
そういう地域ごとの課題を「社会問題」としてちゃんと計画に落とし込んでいく作業が必要では?
企画政策部長:
地域の実情に合わせたまちづくりの方向で、今後しっかり考えていきます。
🟨 市街化調整区域と無秩序な開発の懸念
笹生:
このままでは無秩序な開発になるのでは?今人口6万6,000人超えていて、抑制局面に入るべき。かつて蔵波地域はしみ出しで人口爆増して、教育環境が悪化しましたよね?
企画政策部長:
今回の条例は無秩序な拡大を防ぐためのもの。あくまで秩序あるまちづくりを目的としています。計画期間内で大幅な人口増加は想定していません。
🟨 西側開発と公益性・人口推計
笹生:
西側の開発、人口推計に入ってないですね?しかもどんな社会問題を解決するか、公益性って何?前のめり過ぎじゃない?
都市建設部長:
まだ開発は動いてません。都市計画道路の整備は進めてますが、施設誘致も用途は未定です。公益性については産業振興を想定してます。
笹生:
でも人件費もかかってるし、開発準備室もある。コストを「ゼロ」とは言えないはず。市として関わりすぎてないですか?
都市建設部長:
市の予算は一部入っていますが、開発はまだ計画段階であり、今後も整理していきます。
🟨 行政の限界と「住民自治」への転換
笹生:
行政だけで解決できない時代です。予算も人も限界。行政主導の時代から、住民と共に取り組む「住民自治」に転換すべきだと思います。
企画政策部長:
おっしゃる通り、今後は市民や事業者との協働が重要です。総合計画にも役割分担を明記しています。後期基本計画にも記載を検討します。
笹生:
重要なことと認識しているだけでなく、実行の段になったら後退しないでください。職員も疲弊しています。勇気を持って転換を。