袖ケ浦市議会議員さそう猛の袖ケ浦刷新!

袖ケ浦市議会議員さそう猛の袖ケ浦刷新!

〝お願い〟から〝約束〟へ
「言いっぱなし」の政治から
選挙の時に有権者と交わした約束を実行する政治を行います。

約束をし、地道に実行することが日本の政治文化を変える
ことだと信じて活動しています。

 

第1の論点:なぜ改正が必要なのか

  • 「公平」とは何か
  • 「円滑」とは何か
  • 「維持」とは何か

会派説明では一定の背景は示されましたが、それはあくまで“非公式な場での理解”にとどまります。

提案理由として説明可能な形に引き出すことに注力しました。

 

第2の論点:濫用規定は情報統制にならないか

この論点は、会派説明の段階でも最も慎重に扱われていました。

しかし、だからこそ重要なのは、

「説明された」ではなく「記録された」かどうかです。

 

第3の論点:「有意な情報がない」の扱い

この点も会派説明では一定の説明がありましたが、

  • 「有意」の定義
  • 判断主体

は曖昧さが残る部分でした。

 

審議での対応

  • 情報を隠す趣旨ではないこと
  • 恣意的な運用はしないこと

を明確にさせました。

 

第4の論点:手数料制度

手数料についても、

  • 制度維持
  • 公平性

との関係で説明はありましたが、

これもやはり、提案理由として説明できる形に再構成する必要がありました。

 

今回の審議の核心

今回の審議を通じて明確になったのは、

会派説明は「理解の補助」であって「判断の根拠」ではない

ということです。

判断の根拠となるのは、

  • 条文
  • 提案理由
  • 議事録に残る答弁

この3点です。

 

最終判断:賛成した理由

最終的に賛成した理由は次の通りです。

① 会派説明で示された背景を、議事録上も確認できた
② 情報統制を意図しないことを明確にさせた
③ 運用の歯止めとなる発言を記録に残した

 

議会としての責任

今回の審議で強く感じたのは、

「分かっていること」と「説明できること」は違う

という点です。

会派説明で理解できたとしても、

  • 市民に説明できなければ意味がない
  • 記録に残らなければ統制にならない

 

結び

情報公開は民主主義の基盤です。

だからこそ、

  • 非公式な説明で済ませない
  • 必ず公の場で言語化する

このプロセスが不可欠です。

 

今回の審議は、

会派説明を出発点にしながら、それを乗り越えて「公式な説明」に昇華させる

そのプロセスであったと考えています。

 

(おわり)

 

会派説明の効用と限界

今般の条例の一部改正に関しては、執行部もセンシティブ要素もあるので慎重になっていたようでした。この前段の事前説明は必要であったとは感じました。

しかし、裏を返せば「提案理由の本質に迫れない」という危険もあるのです。

 

上程改正の理由と改正点を理解したうえで、市民が納得できる説明を引き出すことが重要だと考え、議案上程を迎えたのです。

 

 

議案説明の流れ

 

議案の上程には2段階の説明があります。

本会議場で、最初に市長からの説明。その後、担当部長からの補足説明。

そして、この補足説明でより詳細な内容がわかります。さらに詳しく審議するが、議案を付託された常任委員会なのです。

 

今回は事前説明があったので、「大体のことは理解している」という状況です。

しかし、「状況が分かっているから、賛成する」というのは違うのです。

 

議案審議は、論点整理をし、市民が納得する説明を引き出す。

これが議案審議のポイントだと考えています。そしてこれが議会の仕事なのです。

 

 

議会審議の役割:非公式な説明を「公式」に変える

 

「会派説明で語られたことを、議事録に残る形で市民が納得するように再構成する」

ここで重要になるのが議会審議の役割です。これが今回の審議の出発点でした。

 

今回の改正理由は、本音の部分を引き出すことが必要なことであり、誤解を避けることだと考えていたのです。

 

(つづく)

 

令和8年3月定例会において、総務常任委員会に付託された議案7件、
その中で一番注目したのが、

議案第6号 袖ケ浦市情報公開条例の一部改正 でした。

今回の上程議案は、民主主義の根幹にかかわるものであり、
通常議案では行われない、議案上程前に会派説明が実施された案件でもありました。

 

情報公開条例改正をどう審議するか

― 会派説明と論点整理から見た判断 ―

 

会派説明をするということは・・・

私は、執行部は以下のように考えていたのでは推察します。

上程議案がセンシティブであるという認識があった

ゆえに、背景での十分な理解が必要であり、その上の審議を望んでいた

 

事前説明は否定しないが、危険が潜んでいることがあるのです。

 

事前説明に関する私の基本姿勢

  • 事前説明そのものは否定しない
  • ただし、事前審議になってはならない

特に重要なのは、「事前説明がガス抜き」にならないこと

以前は、会派説明と称し、ガス抜き、事前審議を行い本会議、委員会の審議を軽度化していた感じがありました。

 

(つづく)

 

採用した具体策

この課題に対して、今回取り入れたのが次の運営です。

  • 時間を意識した審査運営
  • 保留質問(その場で終わらない場合の対応)
  • 質問の全体像の把握(ホワイトボードによる整理)

 

この方策決定の話し合いの中で、委員の中で「時間内に終わるよう審議しよう」

という発言があり、意識が共有されました。

 

その上で、どうしても終わらない場合に保険的な位置づけとして保留質問を発動する仕組みとしました。

 

実際の運用結果

結果として、今回の審査では保留質問の発動はありませんでした。

また、ホワイトボードを用いた質問整理により、審査の全体像が見える化され、

委員会運営としては非常に進めやすくなりました。

 

今回の本質

今回の見直しは、

  •  議員の質問権を侵害しないこと
  •  十分な質疑を確保すること

 

これを前提にしながら、

 時間内に効果的に審議を行う

という、相反する基準を両立させる試みでした。

 

これまでとの違い

今回の運営で大きく変わった点は3つあります。

 

1.委員会前に委員が集まり、チームとして運営を組み立てたこと

2.職員負担軽減について合意形成を行ったこと

3.委員会後にアンケートを実施し、振り返りを行うこと

 

今後は、議員のアンケートを通じて検証を行い、今後の予算・決算の特別委員会の運営につなげていきます。

 

最後に

合理化は手段であって、目的ではありません。

議会として、審議を尽くす責任を果たすことを前提に、

今後も改善を重ねていきたいと考えています。

 

(おわり)

 

令和8年3月定例会報告、まずは予算審査特別委員会についです。

今回は、従前の委員会運営を一部見直して実施しましたので、その経緯と内容について整理しておきます。

 

見直しのきっかけは、昨年9月の決算審査

 

今回の見直しの出発点は、昨年9月の決算審査特別委員会です。
この際、職員、特に消防職員の待機時間が長時間に及び、危機管理上の問題がクローズアップされました。

 

「いつ呼ばれるかわからない状態で長時間待機する」

これは単なる負担の問題ではなく、業務そのものに影響する課題でした。

この点に関して、議員から「大丈夫?」という話が起ったのでした。

 

 

「予算審査6日説」の提案

 

この問題を受け、議長に対して「予算審査6日説」という提案書を提出しました。

「予算審査を6日に」というのは少々盛りすぎましたが、危機意識を共有するために作ったものでした。

結果として6日間での実施にはなりませんでしたが、見直しの方向に舵が切られたのでした。

まずは「現行の枠組みの中で運営を見直す」こととなりました。

 

合意形成があったから進められた

今回の議論の中で非常に大きかったのは、「職員の待機時間を減らそう」
という点について、議会の中で共通の認識があり、
予算審査特別委員会、そして議会運営委員会において合意が形成されたことです。

この前提があったことで、「やるべきかどうか」ではなく

「どうやって実現するか」という議論に進むことができました。

 

最大の課題は「矛盾の解決」

しかし、ここで一つの大きな課題があります。

議会には、「審議を尽くす責任」があります。

単に質問を減らす、制限するという方向では、議会としての役割を果たすことができません。

 

つまり、

「職員の負担は軽減する。しかし審議は尽くす」

という、相反する条件をどう両立するかが本質的な課題でした。

 

(つづく)

 

令和8年3月定例会が終了しました。

今回の議会は、

  • 一般質問
  • 委員会審議
  • 予算審査

この三つが中心となる議会でした。

その中で、私は今回、予算審査特別委員会の委員長を務めることになりました。

 

正直に言うと、最初は一般質問の準備もしていました。

ただ、予算委員長の話があったあと、
「今回は予算審査にかなりのエネルギーがかかるな」という感覚がありました。

実際に、日程の調整や進め方の整理など、
これまでとは少し違う形での運営を考える必要もあり、
「一般質問との両立は難しい」と判断をしました。

 

今回の議会は、自分にとっては、
「予算審査にどう構築するか」という一点に集中した議会でした。

 

もちろん、一般質問も大切な機会ですし、そこをやらないという選択には迷いもありました。

ただ、今回は役割として、
委員会全体をどう成立させるか、そこに責任を持つべきだと判断しました。

ワタシなりの「選択と集中」ですね。

 

このあとのブログや動画では、

  • 予算審査特別委員会で実際に何をやったのか
  • 運営を変えようとした理由
  • やってみて見えてきたこと

などを、少しずつ整理していきたいと思います。

 

 

目指しているのは対立ではない

時間を区切ること自体は、私は必要だと思っています。

しかし、

「質問できなかった」
という状況だけは絶対に避けたい。

合理化は、審議を削るためではなく、
審議を深めるためにあるべきです。

 

今後について

この矛盾については、副委員長、事務局、説明に関係する職員と話し合いを続けています。

議会運営委員会では、

「最終的には委員で話し合って決める」というところまで来ました。

これから具体案を整理し、委員の皆さんの意見を踏まえながら方向性を決めていきます。

 

予算審査は、単なる日程調整ではありません。

議会が
「説明を聞く場」なのか、「議論をする場」なのか。

その姿勢が問われています。

 

簡単ではありませんが、この矛盾から目を背けず、議論を重ねていきます。

 

(おわり)

 

 

 

 

予算審査「6日説」と、合理性と審議の矛盾

「予算審査6日説」と、少し大きく打ち出しました。

正直に言えば、かなり“フカシ”も入っています。

しかし、予算・決算の審査構造は変えなければならない――
その問題意識は本気です。

 

問題は簡単ではない

予算審査改革は、単純な時間延長の話ではありません。

そこには明確な矛盾があります。

時短運営と、審議を尽くすこと。

審議を尽くすなら、時間は必要です。
しかし、その時間が長引けば、

  • 職員の長時間待機
  • 説明側の疲弊
  • 業務への影響

という現実が生じます。

だから「合理的に運営しよう」という声が出るのは当然です。

 

それでも、崩してはならないもの

私はこう考えています。

合理は手段であって、目的ではない。

議会の責任は、
「早く終わらせること」ではなく、
「審議を尽くしたと言えること」です。

ここを崩してしまえば、議決の正統性そのものが揺らぎます。

 

 6日説の本質

6日という数字そのものが目的ではありません。

本質は、

  • 説明中心の運営を見直すこと
  • 判断の時間を確保すること
  • 構造的に審査を組み立て直すこと

です。

 

ただ、新しい提案の全体像が十分に伝わらなかったのかと反省しています。

そんな中で、変更に慎重になるのは当然の反応です。

 

(つづく)

 

袖ケ浦市議会では、予算や決算の特別委員会の委員長は、ある程度順番で回ってくるのが慣例です。

さかのぼれば、私は2013年9月議会の決算審査特別委員会で委員長を務めました。

その後も2度、副委員長を経験しています。

期数的にいえば、「もう卒業でもいいのでは」という立場です。

それでも今回、委員長のお鉢が回ってきたのには理由があります。

 

予算審査6日説

令和7年9月議会の決算審査特別委員会では、審査が予定時間を大幅に超過しました。最終的には形としては終わったものの、「十分な議論が尽くせたか」と問われれば、率直に課題が残る進行でした。

現在、予算審査・決算審査は原則3日間体制です。

しかし、事業規模も施策数も増え続ける中で、3日間で本当に十分な検証ができているのか。

そこで私が提案したのが「予算審査6日説」です。

これは思いつきではありません。

説明委員となる職員、とりわけ若い職員との対話の中で、

  • 長時間待機の問題
  • 進行の硬直

こうした課題を共有しながら整理してきた提案です。

単に日数を増やすという話ではなく、

  • 午前中審査への固定
  • 質問整理の事前調整
  • 職員拘束時間の削減
  • 危機管理部署への配慮

といった運営改善とセットの改革案です。

 

(つづく)