Discostar★Love 3 #38S | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

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最初から  #1
前回のお話 #37


#38 Side-S





「はいはいはい!質問質問!

お持ち帰りってどうゆうコトっすか?!」





・・・何キャラだ?

いつものように始まった突然のごっこ遊びに、

探りながらも合わせて答える。





「バッカ、お持ち帰りっつったらアレだよ、

ファーストフードとかそーゆーのと一緒だよ、

テイクアウトでしょ」



「テイクアウトしたらどーなるんすか?」





楽しそうに続けるから、もう一度ノッてやる。





「ソレはアレだよ、決まってんじゃん、

お家に持って帰って食べンだよ、

はははは!」



「あひゃひゃひゃ!じゃあ何、

もしかしておれも食べられちゃうの??」





・・・だってそのつもりだろ?





「食う、食う、食っちゃう!、」





・・・あんだけ煽っておいてさ・・・





「・・・だから、

・・・覚悟しとけよ?」





チラリと見れば、カァっと頬を染めて急に俯く・・・


そんな可愛い反応をしておきながら、

スイッチが入ったときの色っぽさがたまんねェんだよな・・・


早くその可憐な横顔を悩ましげな表情に変えたくて

夜景の合間を縫って高速をマンションへとクルマを滑らせた。