どうも。
さくです。
嵐さんのブラストコンが現地新聞の記事になってました。
記事↓
私よりも英語ができる方がいらっしゃってお恥ずかしいのですが、私なりの意訳をしましたのでここにご紹介したいと思います
日本の男性グループ「嵐」が15周年を祝って『 ARASHI BLAST in Hawaii 』を引っさげ2夜に及ぶコンサートをし、DVD撮りと日本へのコンサート中継を行った。
『アラシ ブラスト』とは、2夜にわたりコオリナで行われた、日本の男性グループ「嵐」の15周年を記念したコンサートイベントで、時間と労力をかけ作り上げられた、ハワイのコンサート史上最高の複雑かつ技術巧みな演出のものとなった。
最大級に大きく、そして高さのあるステージ。 会場の周りを駆け巡るムービングステージとパフォーマンスステージ。 素晴らしい特殊効果。 史上最多のカメラ数、おそらく50はあるだろう、それらはこのコンサートをくまなく撮影し、料金を支払って中継を見ている日本の観客に届けられ、(噂ではコンサートを見るために$500以上、日本円で¥55000も払った人がいるとかいないとか。) そしてまたそれらの映像は嵐の15周年記念コンサートDVDに収められ日本の音楽業界より提供される。
コンサートに伴った15000人の動員や会場の建設はリゾートエリアにおいてのエンタメイベントとしては最大級のものとなった。
幕が開け、全2公演のうち土曜日に行われた2回目、この日は地元のメディアが嵐のパフォーマンスを取材しに入場が許可されたのだが、雨の降ったこの日は忘れられない日となった。
通常、ワイキキシェル(という、屋根つき野外ステージ)においては雨天はイベント中止の理由にはなりにくい。 というのも、たとえ観客がずぶ濡れになろうとも、演者はシェルの屋根に守られ濡れることがないからだ。 アロハスタジアムであれば雨天はあるいはコンサートに支障が出るだろう。 しかしアロハスタジアでもこれほどの価値あるコンサートはいったいいつあったであろう。
何が言いたいかというと、土曜のコンサート中、コオリナには雨が降った。 激しい雨だった。 まるでシャワーを浴びているほどの雨だった。
圧倒的に25歳以下の女性がほとんどであった15000人のファンのうち、数名はカッパやポンチョを羽織ったが、他の皆は雨に打たれて濡れた。
嵐のメンバー、大野(リダ)智 *←『リーダー』とは通じなかったらしいww、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、そして松本潤、彼らは雨への対策は全く何もなかったが、何事もないようにパフォーマンスを続けた。
まるで雨など降っていないかのように、衣裳も濡れてなどいないかのように、たとえ顔に雨が流れようが、たとえステージの表面が雨に煙ろうが、彼らはパフォーマンスをやめなかった。
ARASHI BLASTコンサートのスクリーンには日本語を話さない人に向けての字幕などはなかったが、この雨の中行われた5人組のパフォーマンスは言葉の壁を越えていた。 それはまるであの激しい雨が花火やスモーク、きらめく照明パフォーマンス、そしてカラフルな映像に続き巻き起こった演出であるかのようだった。
雨は突然の事だった。 その日、コンサート前までは暑く乾いた午後だった。 ファンは開場になるまでその暑い中辛抱強く待たなければならなかった。(おとなしく待っていたのは日本からの観客のみだったが)
開場になると、歩くファン、走るファン、一カ所に静かに留まるファン、様々な様子で座席へと向かっていた。 一般入場券は整備された良席で、記念品の嵐チェア付き。 近くには多数の簡易トイレも完備されていた。
嵐は夕方5:30きっかりにヘリコプターで現れ、ファンが手を振る頭上を、数回旋回するとバックステージに着陸。 5人は歌にダンスに約30分間にわたり暑く、湿度の高い中衣裳に汗がにじむまで動き回った。
彼らは休憩をはさみつつも、段差のあるメインステージから個々のトロッコに乗って観客の中を駆け抜け会場後ろのステージへ行き彼らを待つ後方のファンに向け動き、パフォーマンスを披露した。
後方のファンも、彼らに近くなれる瞬間が何度も訪れた。嵐は雨が降っている間でさえも、何度も行き来をしたからだ。
そのショーでは、何度か昔を振り返るビデオクリップを流す時間があったが、それは1999年からの嵐の記録を流しながらのメンバー個々によるインタビュー映像で(ところどころに英字幕がついていた)、またメンバーが衣装替えをしている間にステージで何人かがおしゃべりをする場面もあった。
ビデオクリップはまた彼らの歌とダンスの振り付けの正確さを際立たせた。彼らの過去のパフォーマンス映像も流れたが、断片的に使われている英語はちゃんと意味あるものであり、日本語で字幕のついたミュージックビデオも流れていた。
ハワイでのライブイベントに相応しく、メンバーは何度も観客に向け『アロハ』とあいさつをし、カメラに向かって手を合わせ挨拶をした。 また彼らはアロハシャツを着て地元のミュージシャンの奏でる音楽とともに特設ステージでパフォーマンスもした。
もう一つ、ARASHI BLASTにおいて特記すべきことは、おそらくはアメリカ人観客には通用しないことなのだが、嵐がヘリコプターで飛び去った後の会場からの退場だ。 ずぶ濡れのファンも、寒がるファンもいて、足元は雨のせいでドロドロであったが、ワイキキへ戻るバスに乗る順番がまわってくるまで皆おとなしく待っていたのだ。
退会場の交通整理について、車及び歩行者の誘導も素晴らしかった。
シェルでのコンサートもこうであればいいのに! とにかく、ハワイ史上、最も丹精した、複雑で技術巧みなステージ製作であったということは明白の事実である。
アロハ、嵐!
はい。お疲れ様でした。
嵐を知らなかったレポーターがここまでべた褒め。
嬉しいです。
嵐ファンで良かったです。
誇らしいです。
嵐さん、ありがとう。
マナーの良かったファンの皆さんもありがとう。