鍼灸師の災害ボランティア | 刺雲のボヤキ

刺雲のボヤキ

ド田舎で鍼灸院開業しているはり師・きゅう師の坂本東洋治です
施術の間に思いふけったこと日々の生活でのボヤキです

良く最近、鍼灸師で災害現場でボランティアなんて言いますけれど、そんな現場で鍼灸師活躍できますか??

 

阪神淡路大震災の時に鍼灸のボランティアさせていただいた経験から、するべきでないのかもと感じる。

 

施術でないボランティアであればばんばん行けばいい!!

でも、本業の施術でボランティアはしないで欲しい。

 

鍼灸施術は、災害発生時は勿論する場面無いです。

避難所生活が始まってからになると思うんです。

その時には、その地域の鍼灸師さんも同じように避難所生活になってリう人がいるわけで、その方たちが空いた時間で施術始めないといけない。

災害にあってその地域の鍼灸師さんが全員いなくなればすればいいけれどその地域にも鍼灸師さんがいるわけで、その地域の鍼灸師さんの施術のお手伝いに行かせてもらうならいいですがそうでなくボランティアしに来てやったぞ感がして来られても・・・・

患者さんにとって無料で施術してくれたらうれしいから感謝はされるよ。でも地域の鍼灸師さんのところに復興後いかないわけで、その地域の鍼灸師さんの復興を邪魔することになってはいけない。

無料で施術することでその地域の鍼灸師さんの有料の施術を一回でもうけなくなればその分同業者の邪魔している感覚がないのか??

??

出来るだけ同業者の邪魔をしてはいけないと最低の儀がない人間だと感じる。

 

本当に必要なのは、その地域の術者がいかに元の通りに営業するかであるべきだ。

その点で考えると災害地域で施術ボランティアはするべきではない。

いかに施術者の施術再開に向けた支援のためのボランティアを考えていくかが必要ではないだろうか??