昨日、会話の流れで息子に、「学校でちゃんとやってるの？一度見に行ってみたいわ～。」と言うと…
息子が、「じゃあ、体から魂だけになって見に来れば～？♪」と気軽に言いました(笑)。
彼の夢中になっているポケットモンスターには、そんな技を使うポケモンもいるんでしょうね。そこからこういう発言になったのだと思います。
「行けるもんなら行ってみたいよ～」と答えながら、私は自分の子供の頃の体験を思い出していました。
私か幼い頃、母は家で仕事をしていました。
そのため、6歳で弟が生まれるまで、私は一人で夕方の時間を過ごしていました。
子どもの頃の一人遊びで今でもはっきり覚えているものがあります。
部屋の中の瞬間移動でした。
今振り返れば、子どもの頃は身体から意識だけが抜け出す事が簡単に出来たんだと思います。
部屋の奥にいながら眼を瞑る。
そして「窓のところに行こう、」と思い眼を開ける。
すると窓の所に移動しているのです。
目だけが移動しているような感覚です。
そしてカーテンの布地の織り目まではっきり見えるのです。
そして再度眼を瞑り、「戻ろう」と思っただけで元の場所に戻れる。
失敗することはありません。必ず思った場所に行けるのですから、最初はちょっと驚いたものの、面白くてたまりませんでした。
ただ、5、6歳の子どもの事ですから、家の外に出てみようとは思いませんでした。
いつも家の中のあっちこっちを移動して遊んでいました。
ただこの遊び、小学生になったら出来なくなってしまいました。
お友達がたくさん出来て、楽しい事がたくさん増えたら出来なくなってしまいました…
と言うよりも、もう興味がなくなってしまったんだと思います。
一年生のある日、恐る恐る眼を瞑り試しみましたが、出来ませんでした。
その時の、あ～やっぱり、という気持ちを今でも思い出します。
しかし、私はこの後何十年も経ってからこの感覚を後再度体験する事になります。
それについてはまた後日書かせて頂きますね。
今日もお読み頂きありがとうございました。
素敵な１日をお過ごしください
サーシャ千恵子