過去生~私のこと② | サーシャ 千恵子☆マインドブロックバスターのブログ

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マインドブロックバスターであるサーシャ千恵子が、日々の生活を送るなかで語りたい事を、飾らず力まず等身大で綴ります。どうぞお付き合い下さい。

おはようございますドキドキ


前回、私がイタリアで芸術家としての過去生を送っていた事をお話ししました。


芸術家、と言っても生活のために家具や日常雑貨のようなものを作っているようでした。


今日は前回の続きをお話ししますね。


ヒプノセラピーでは、時間を巻き戻したり早送りをしたりして、人生の時間軸を自由に往き来することが出来ます。


私はセラピストの誘導のもと、人生の最期の場面まで時間を進めてゆきました。


漆喰の壁に木の床…若い頃から住んでいるあの部屋です。


私は独身でした。


どうやら居酒屋で働く彼女の事を胸に秘め、その後誰とも結婚することなく生涯を終えようとしているようでした。


最期の床に看取る家族はいません。


ただ、家族はいなくとも、私の横たわる木のベッドの回りには、数人の弟子たちが集まってくれていました。


ある者は私の手を握り、またある者は神に祈り、またある者は私に感謝の言葉を述べ泣いています。


私は幸せでした。貧しいながらも芸術家として一生暮らせたこと、自分の事を慕って死を惜しんでくれる弟子たちがいること、何にも代えがたい財産でした。


今でもあの最期の場面を思い出すと、胸に込み上げるものがあります。


ただ、一つだけ心残りがあるとすれば、やはり結婚して自分の子どもを持ってみたかった…という事でした。それを彼は未来の自分(私)に伝えてきました。そして静かに肉体を離れてゆきました。


正直に言うと、これが本当に私の過去生なのか定かではありません。過去生なんてものが本当に見えるのか、私には明確な答えはありません。


ただ、結婚して自分の子どもを持ってみたかった…という彼の思いは私の心に深く深く刻まれたのです。


そして、それまで結婚には縁が無いと思っていた私が、今生で結婚する事を決め、行動に移し、その後一年程で優しい心を持つ夫と結婚したのでした。


過去生での心残りを今生解消した貴重な体験でした。


人間の心は本当に不可思議で面白いですね。私達の心が全ての行動に想像以上の影響を与えているのかもしれません。


少しの事がきっかけで考え方や行動やがまるで変わってしまうのですから。




最後までお読み頂き本当にありがとうございます。



今日も素敵な1日でありますように!ラブラブ


サーシャ千恵子