症状 | Days under the living sky

Days under the living sky

空が生きてる、そう形容されるカナダのSaskatoonで子供たちと過ごす日々の記録です♬

甲状腺のお話、第三弾です。

前回までの話にも軽く書いてきましたが、
今回は、甲状腺機能低下症の、症状の部分を書いてみようと思いますキョロキョロ
喉の奥にある、蝶ネクタイの形をした小さな臓器。これに異常が起こって、働きが鈍くなると、まぁ色々と体に不調が起こってきます。
(以下はあくまで、私の場合、です。症状の表れ方には個人差があります。)

異常な疲労感と眠気ショック
とにもかくにも、眠い。朝起きて、朝ごはんとお弁当作って、それだけでもう、疲れた、眠い・・・と、横になりたくなります。一番ひどいのが、2時辺りからの午後。お昼の前も辛かったりしますが、午後は気を抜くと意識が飛びそうになることも。外で、車を運転している時に急にガクンと眠くなったりするので、ピークにしんどい時は車にも乗れなかったり。

②脱毛、髪の質変化
ホルモンのせいで、産後3ヶ月くらいが抜け毛のピーク、というのはよく聞く話なのですが、それが産後間も無く始まって、ダラダラずっと続く感じ。。。元から毛髪量は少ない方なのに、これ以上抜けたらどうするの?!笑 
更に、髪質が変わってしまいました。いくらトリートメントとか気を遣っても、バサバサして艶がなく、ゴワゴワするような、扱いにくい髪に。。。ショボーン

③肌の乾燥
何年も問題なく使っていた化粧品が、急に合わなくなると、機能低下の黄色信号🚦私の場合は、ドライになって、何度ローションやクリームを重ねても、潤わない部分が出てきたり、拭き取り化粧水がピリピリして感じられたり。

④体重増加
運動量、食事量に関わらず、ジリジリ体重が増え出すと、これもまたイエローカード。今回はお産の後一旦減った体重が、一番調子が悪かった時は、お産の直前-1.5kgまで上り詰め、心身ともにゲンナリチーン
週に5日、強度の高い有酸素運動(ジムで10km走ったり、25mを50ターンほど泳いだり)しても、減るどころか増える一方。身体が重いと、気分も沈みがちに。

⑤鬱症状
気にしなくていいことが気になって仕方なかったり、悪いことばかり考えて落ち込んだり泣いたり、俗に言う鬱状態に陥りやすくなるのも、甲状腺が関係していたりします。疲れやすくなるのも手伝って、自分はこんなこともできないのか、と泣きたくなることが頻繁に起こります。
私は、スーパーに買い物へ行った時に、カートを押して店内を歩き回るのがしんどすぎて、床にへたれこんでしまい、惨めで涙が溢れてきたりしていました。普段は平気で、子供4人連れて買い物なんかも行っちゃうのにー!

⑥頭が曇った感じ
これは、うまい表現が見つからないのですが、意識が朦朧とすると言うか、ぼんやりと頭の中に霧がかかっているような状態になってしまって、うまく考えがまとまらなかったり、話すのが大変になります。。。
自分の身体なのに、思っているように頭が情報を処理できていなくて、言葉が出ない。すごくもどかしいし、イライラします。シャットダウンして昼寝でもできれば少し違うんでしょうが、そう出来ないから何とかしなきゃと頑張って、頭も体も更に疲れきってしまう。悪循環ですアセアセ
夏に日本に帰った時にこの症状が酷くて、久しぶりに会えた友達に色々話したいこともあったはずなのに、うまく言葉が出てこなくて。。。別れてから泣きたい気分になったことも。ぐすん

⑦高血圧、高コレステロール
元から、上が高くても90で下は60とかだった私が、症状のひどい時は上が上限ギリギリの130とかオーバーまで上がってしまいました。恐らく、コレステロールの上昇のせいで、血管内が血液の通りにくい状態になり、そのせいで血圧も高くなっていたのかと思っています。薬がいい感じに効いているときは、上90-100、下は70-80位で安定しています。

私の場合は上記が主な症状。
他の一般例だと、
・寒がりになる
・爪がもろくなる
・便秘
・筋肉痛、つりやすくなる
なんかも、よくあるみたいです。

たかが甲状腺。されど甲状腺。
そのサイズこそ小さいものの、働きはきわめて重要!

次回は、具体的に身体の中で起こっている、ホルモンの代謝と異常について、書こうと思いますニコニコ