最近の若者は我慢が足りない!
根性がない!そんな言葉、よく耳にしたり、
口にしたりしていませんか?
今日は「我慢と根性」について書いてみました。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
自分らしく生きると決めたあなたを
とことん応援する臨床心理士
佐瀬りさ です
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
先日、友人と話していて、
/
最近の若い子は我慢が足りない!
\
/
根性がないからすぐにやめちゃう!
\
そんなことを聞いたのです。
昔は、嫌なことでも我慢してやったよね。
石の上にも三年!って、根性で乗り切ったよね。
そんな会話。
私は今の若い子たちに「我慢や根性」が足りない
とはあまり思っていなくて。
結構、我慢強いし、
根性もあると思うのです。
このズレがなぜ起こってくるかというと、
「何を我慢し、何に根性を持つのか」
ということの認識が、
昔と今とでは違っているのだと
思うのです。
何を我慢し、何に根性を持つのか
昔は、「我慢や根性」は、
自分のやりたくないことや、
誰かがあなたにやらせたいことをやる時に
するものでした。
昭和世代の私は、
まさにその時代を「我慢と根性」を求められて
生きてきました笑
今の子たちは、
この意味での「我慢や根性」は、
あまりないかもしれません。
だけど、自分がやりたいことや
自分の好きなことに向かって、
何かを我慢したり、
根性を持って取り組むことは、
すごくできると思うのですよね。
私は、これは素晴らしいことだなぁと感じていて、
古い世代の私たちも、
こう生きたら良いのに!と思っています。
自分のやりたくないことに「我慢や根性」を使わない!
誰かがあなたにやって欲しいことを「我慢や根性」でやらない!
これ、ぜひやってみて欲しいのです。
鬱になる人、体を壊す人
鬱になる人、
体を壊す人(ストレスで)は、
もれなく、これらをやる人!やってきた人!です。
自分のやりたくないことを我慢し、
辛くて仕方ないのに、根性で乗り切り、
誰かのために時間と労力を費やし、
誰かのために我慢をする。
誰かに喜んでもらうため、
誰かの期待に応えるために我慢をし、
どんなに辛くても、しんどくても、
根性でやり通す。
私がやらなきゃみんな困るから。
私がやったほうが早いから。
せっかく期待してくれているんだから。
お世話になったから。
弱いと思われたくないから。
ちゃんとしてらと思われたいから。
お姉ちゃんだから、
奥さんだから、
お母さんだから、
女だから(男だから)。
だから、我慢して、根性で頑張ろう!
そんな人たちです。
その時、その時は、
我慢できた気がするし、
根性で乗り切れた気はするけれど、
その我慢したもの、
根性で押さえ込んだものは、
確実に、心と身体にストレスとして
のしかかってしまいます。
ですから、
「我慢と根性」の呪いを解いて、
我慢をしたり、根性を貫くのは、
自分のやりたいことのため。
なりたい自分のため。
/
限定!
\
にしてみて欲しいなぁと思うのです。
でね、そうしてみるとわかると思うのですけど、
自分のやりたいことのためだと、
「我慢」ではなくて「ワクワク」!
「根性」ではなくて「止まらない」!
になるのですよね。
この感じ、ぜひ体感してみて欲しいなぁって
思います。
…
イメージできない方は、
お子さんが大好きなことをやっている姿を
思い出してみてください。
困難に直面しても、何度も何度もやり直し、
やめなさい!と言っても、やめられない!
あんな姿です。
…
大人世代の私たちも、
自分のために生きていい❤️のです。
✳︎カウンセリングメニュー