テレビで「不機嫌ハラスメント」の特集を見てから、
続けて書いてきた不機嫌ハラスメント記事。
今日で最後です。
今日は、不機嫌ハラスメントから抜け出すコミュニケーションのお話です。
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自分らしく生きると決めたあなたを
とことん応援する臨床心理士
佐瀬りさ です
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コミュニケーション講座では、
毎回「コミュニケーションの根っこ」という話をします。
私たちはコミュニケーションが上手になりたいと思うと、
つい、
「話の聞き方」
「いい質問の仕方」
「聞くときの態度」
と言った、表面的な技を習得すれば、
コミュニケーションが上手になると思ってしまいます。
でも実際は、
ぶっきらぼうでも、
/
この人ぶっきらぼうだけど、根はいい人だよな
\
そう思われる人がいたり、
とても丁寧な対応をされても、
/
この人、いい人そうにしてるけど、腹黒そうだな
\
そう思われる人がいたり。
人が、コミュニケーションをしながら感じているのは、
そんな表面的な技ではないのです。
もちろん、営業さんや受付さんには、
適切なコミュニケーションがあって、
その技を身につけることはできると思います。
でも、それは、
日常生活のコミュニケーションとは、
だいぶ異なっています。
(既受講の方、コミュニケーションのレベルのことです)
不機嫌ハラスメントは、
コミュニケーション講座の中では
/
ゲーム
\
と呼ばれるコミュニケーションです。
ゲームと呼ばれるコミュニケーションは、
もうやめようと思っても、
ついやってしまうコミュニケーション。
いい結果が得られないとわかっているのに、
気がつくとやってしまうコミュニケーション。
です。
コミュニケーションを考えるときに、
一番辛いのは、
/
コミュニケーションがないこと
\
です。
たとえネガティブなコミュニケーションでも、
人との関わりは、ないよりもマシなのです。
小学生の男の子(女の子)が、
好きな女の子(男の子)に意地悪をするのも、
/
無視されるよりは、マシ
\
子どもが、お母さんがスマホをいじりだすと、
飲み物をこぼしたり、おしっこを漏らしたりするのは、
/
無視されるよりは、マシ
\
だからです。
不機嫌ハラスメントも、
それに似たようなところがあります。
不機嫌になることで、
相手の気を引こうとしている。
不機嫌になることで、
コミュニケーションをとっているんですね。
/
コミュニケーションのゲームをやめるには
\
というお話はコミュニケーション講座の中で
お伝えしていきますが、
不機嫌ハラスメントのゲームをやめたいのなら
まず、
/
不機嫌じゃないコミュニケーションを増やす!
\
が一番効果的です。
お子さんとの間て、不機嫌ハラスメントをしてしまう方は、
不機嫌じゃないコミュニケーション時間が少ないはず。
ご主人との間で、不機嫌ハラスメントをされてしまう方は、
不機嫌じゃないコミュニケーション時間が足りていないはず。
だから、
不機嫌じゃなく話せる話題を見つけて、
その時間を増やしていくことを
ぜひトライしてみてほしいのです。
不機嫌じゃないコミュニケーション時間が、
ある一定量まで増えると、
不機嫌コミュニケーションが、
劇的に減っていることに気がつくはずです。
これが、
コミュニケーションの面白いところ。
その仕組みを知りたい方は、
ぜひコミュニケーション講座を受けてみてください。
8月22日のコミュニケーション講座。
あと3名さま受講可能です。