理想的な職場、あこがれの職業、 | ササポンのブログ

ササポンのブログ

映画、音楽、アニメにドラマ
そしてサントラなブログ
ひとを観ていないものを観ます

ササポンのブログ


僕たちのような40代、
それより上の世代にとって最も理想的な職場で、あこがれの職業を
商っていた男は、こいつだろう。

ササポンのブログ


職業 私立探偵
職場 名画座 「横浜日劇」の2階

映画、そして
ドラマ化された
濱マイク・シリーズ。

実際に
一度だけ
この横浜日劇で
映画を観たことがある。

「グリーン・デスティニー」を観に行った。
中は広く、
スクリーンも大きく
そして
濱マイクの事務所は
そのままあった。

つまり
この探偵事務所は
そこから
映画も見れるのだ。

職場から
映画が見れる。

それも
2本立ての名画座、
二番館と言われるところだ。

もう極上世界ではないか。



ササポンのブログ


正直言って
僕は
この濱マイクという
映画や
ドラマシリーズ
あまり
評価はしていない。

特に
映画は
3本とも、
そこそこの出来だが
熱烈に押す・・というほどではない。

どれも、
まあまあ、なのだ。

ドラマシリーズも
恐らく
「傷だらけの天使」の線を狙ったのだろうが
残念ながら
「傷天」にあった
強烈な時代性が、
このドラマにはなかった。

しかし
このドラマシリーズに一話だけ
とんでもない代物があった。

ササポンのブログ


第9話 「ミスター・ニッポン~21世紀の男」


監督:中島哲也

ゲスト:松方弘樹、派谷恵美、麻生裕未、勝村政信、光浦靖子、杉本彩、
キューティー鈴木他

マイクは女子高生のカオル(派谷恵美)から、
かつていじめから救ってくれた元教師・スギサキ(勝村政信)を捜してほしいと依頼される。
マイクが見つけたスギサキはひ弱でさえない男、
唯一の輝かしい経歴が“ミスターニッポン”での優勝だという普通?の男だった。。
マイクはスギサキを尾行し、
地味な女(光浦靖子)と待ち合わせてホテルに入るところを写真に収める。
ホテルでスギサキの監視を続けていたマイクは、
突然、謎の男(松方弘樹)に殴り倒される。
男は「あの男には近づくな」とマイクに忠告すると姿を消した。


実は
このドラマには
あの
林家ペー&パー子 
ササポンのブログ

が、出ている。

このふたりが
本人たち役で出ているが
その正体は
凄腕の殺し屋。

このふたりが
まるっきり
無表情で
ラブホテルの部屋で
銃器を装備して
廊下で
壮絶な銃撃戦を繰り広げるところは
ドラマ史に残る
名シーンだと言っても過言ではない。

そして
このふたりが戦うのが
ササポンのブログ

松方の兄貴である。

感動である。
物凄いシーンである。

さすが
下妻物語の中島哲也である。

レンタル屋で
今日はおもろいのないんか・・と
迷った時には
この第9話の入ったDVDを借りるがよろしい。
他はまあまあ、だから、
止すがよろしい。

なんで最後に中国人風?

あ、
横浜か・・。


ササポンのブログ