いま、日本に来ているレオナ・ルイスの曲は、現在全米ナンバー1。彼女をメジャーにしたのは、「MY SPACE」というサイト。みんなが、それぞれ部屋を持ち、そこで音楽やビデオクリップを公開。アクセス数が多いひとは、メジャーから声がかかる。
いまや、ここから続々とスターが生まれてる。そりゃ、そうだ。パソコンの前にいるだけで、何百人という有名無名のミュージシャンの音楽が、フルで聴けるんだから。そして一般の人間が、光る原石を発掘することができるのだ。
僕は、ここで名前も聞いたこともないようなハウスDJの1時間のDJプレイをただで、ダウンロードした。
昨日「パプリカ」というアニメを見て、その音楽がとてもよかったので、作曲した平沢進というひとのホームページを見たら、なんと、その映画音楽の他に13曲も、ダウンロードできた。ただで・・。
信じられない。宇多田ヒカルが、昔の曲を、ただで配信して、話題になっている。
いい時代になった。
しかし、だからこそ、厳しい時代だ。
もう誰も手を抜いたくだらないものには、お金は出さない。
もう、派手なプロモーションになどみんな興味がない。自分で見つけて、自分で買って、育てる。そんな時代だ。