全力日記!(2018東京マラソン 改め いわきサンシャインマラソンへの道) -13ページ目

前記事に引き続き、石巻市の状況を報告します。
市内を流れる旧北上川にやってきました。


全力日記!(全力少年じゃなくてゴメンね)
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国道398号線に架かる橋なのですが、河口に近いこともあって、大津波で橋の欄干も流されてました。

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↑中洲にある石ノ森萬画館です。

建物は外観上では、無事に見えますが、看板の落下などの被害がありました。


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↑漫画館に隣接した公園には、大津波でクルーザーが流されて打ち上げられてました。

 クルーザーの先にあるのが、公衆トイレですので、船の大きさが分かるかと思います。


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↑旧ハリストス正教会教会堂です。
 石巻市の指定文化財の1つです。

 道路側から撮影したので、外壁のみ損壊しているように見えますが、反対側は津波で内部すべてが流されていました。


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↑教会堂の説明看板も、根元から横倒しになっておりました。


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↑津波で大型クルーザーが流されて、漂着していました。

 建物と見比べても、大きいことが分かると思います。


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↑先程の教会堂から約150m先の道路です。

 堤防が決壊して、川の水が道路の際まで流れてきています。

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↑中洲の突端にあった「レストハウス」です。

 建物は根こそぎ流された中で、唯一シンボルだった自由の女神が無傷で残っていました。

 今では、復興のシンボルになりつつあります。

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↑石ノ森萬画館前の木も右から流れてきた大津波の威力で、90度に曲がっていました。


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↑奥に見えるのは、日和(ひより)大橋です。

 かなりの高低差がある橋なのですが、手前に見える瓦礫の山が橋の高さを超えてました。


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↑先程の瓦礫の山です。


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↑河口近くの水産加工工場に、大型の漁船が漂着して激突していました。


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↑先程の萬画館前の川岸です。

 本来は、この下にも遊歩道があったのですが、地震の地盤沈下と津波の海面上昇で水没してます。

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↑先程の堤防です。

 ベンチが表面を残して水没し、右側のガードフェンスが飴のように、グニャグニャに曲がっていました。

次の記事でも引き続き、石巻市の状況を報告致します。

いよいよ、被害が大きかった地域に入ってまいります。




石巻市は、市町村合併をしたので、かなり広い地域になりますので、数回に分けてのリポートとなることを、予め御了承ください。






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↑三陸自動車道には、この様な標識が・・・





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↑地震で外壁も崩れ落ちてます。


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↑石巻駅周辺の商店街です。
一見すると被害が小さい様に見えますが…


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↑500mも離れない場所では、この様にアーケードの屋根や古い建物が歪んでます。

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↑地震によって、大きく地盤沈下したことがお分かりになると思います。
元は、奥も手前も同じ高さでした。

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↑信号機も消えていて、警察官の手信号です。
しかもこの方、地元宮城県警ではなく、愛知県警の応援なんです!


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↑街灯が津波で約45度に押し曲げられてます。


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↑カナダからの応援メッセージ。
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↑それに応える、地元石巻市の皆さんのメッセージ。これを見て、涙しました。

次の記事でも、引き続き石巻市を報告します。

海に近い場所、仙台港へとやって参りました。



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↑仙台港へと入る交差点です。信号は消えており、手前に見える仙台臨海鉄道の踏切が跡形もなくなってました。



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↑踏切の警報器が、根こそぎなぎ倒されてました。

また液状化になっていることも見えます。



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↑左が仙台港アクセル(国際ビジネスサポートセンター)、右が夢メッセみやぎ(みやぎ産業交流センター)になります。

アクセルの奥にある駐車場では、TUBEやGLAYが野外コンサートを開催したり、2001~2005年まで東北最大の音楽フェス「ARABAKI ROCK FESTIVAL」が開催されてました。



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↑夢メッセみやぎ(みやぎ産業交流センター)です。仙台モーターショーやフリマなど大きな展示会が開催される会場です。東京で言う「ビックサイト」みたいなものです。

右の方向が仙台港で、津波が右から左へ襲ったことにより、駐車場内の国旗掲揚のポールのほとんどが流れの方向になぎ倒された事が分かると思います。



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奥が港で、この方向から津波が来たことになります。



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↑瓦礫の山がかなりの高さで積み上げられてます。


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↑仙台臨海鉄道 仙台港駅前の踏切です。

 踏切のみ残り、線路・枕木・路盤が跡形もなく・・・


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↑仙台港駅です。

 広がっているのが、貨物駅だったことを物語っています。

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↑線路だった場所ですが、津波と液状化でドロドロな状態です。

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↑多賀城市明月1丁目付近です。

 先程の仙台港駅から600m内陸に入った場所ですが、地震と津波で交差点の信号機が歩道の1つを残して全てが崩壊していました。

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↑上の交差点の向かい側です。ガードレールも無残な姿に・・・

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↑多賀城市町前3丁目にあったブックオフの店舗です。

 地震か?津波か?どちらが原因なのか不明ですが、フェンスが倒れてます。

 店舗の方は中身が棚を含めて全ての物が無くなっていて、空洞と化してました。

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↑先程のブックオフの前を走る産業道路(県道仙台塩釜線)の歩道です。

 液状化により、大きく亀裂と沈下を起こしていました。

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↑地盤沈下によって、下水道マンホールの蓋が、大きく突き出しています。

 地盤の高さで撮影しているので、どれくらい盛り上がっているか分かるかと思います。


仙台港周辺は、想像を超える被害の大きさでした。

多賀城市でも、海岸線に近い地域では、かなり被害が大きかったことが分かると思います。


次の記事では、いよいよ被害が酷かった石巻市に入ってまいります。