前記事に引き続き、石巻市の状況を報告します。
市内を流れる旧北上川にやってきました。
国道398号線に架かる橋なのですが、河口に近いこともあって、大津波で橋の欄干も流されてました。
↑中洲にある石ノ森萬画館です。
建物は外観上では、無事に見えますが、看板の落下などの被害がありました。
↑漫画館に隣接した公園には、大津波でクルーザーが流されて打ち上げられてました。
クルーザーの先にあるのが、公衆トイレですので、船の大きさが分かるかと思います。
↑旧ハリストス正教会教会堂です。
石巻市の指定文化財の1つです。
道路側から撮影したので、外壁のみ損壊しているように見えますが、反対側は津波で内部すべてが流されていました。
↑教会堂の説明看板も、根元から横倒しになっておりました。
↑津波で大型クルーザーが流されて、漂着していました。
建物と見比べても、大きいことが分かると思います。
↑先程の教会堂から約150m先の道路です。
堤防が決壊して、川の水が道路の際まで流れてきています。
↑中洲の突端にあった「レストハウス」です。
建物は根こそぎ流された中で、唯一シンボルだった自由の女神が無傷で残っていました。
今では、復興のシンボルになりつつあります。
↑石ノ森萬画館前の木も右から流れてきた大津波の威力で、90度に曲がっていました。
↑奥に見えるのは、日和(ひより)大橋です。
かなりの高低差がある橋なのですが、手前に見える瓦礫の山が橋の高さを超えてました。
↑先程の瓦礫の山です。
↑河口近くの水産加工工場に、大型の漁船が漂着して激突していました。
↑先程の萬画館前の川岸です。
本来は、この下にも遊歩道があったのですが、地震の地盤沈下と津波の海面上昇で水没してます。
↑先程の堤防です。
ベンチが表面を残して水没し、右側のガードフェンスが飴のように、グニャグニャに曲がっていました。
次の記事でも引き続き、石巻市の状況を報告致します。