全力日記!(2018東京マラソン 改め いわきサンシャインマラソンへの道) -10ページ目
引き続き雄勝町市街地の中心部になります。

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↑ここが市街地だったのが、みなさんは信じられるでしょうか?

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↑上の写真の左側に写っていた建物です。
ここは「雄勝郵便局」です。
道路を挟んで、海まで10mと離れていなかったので、もちろん大津波の直撃を受けました。
「郵便局」の看板(この写真の左端です)や電灯の曲がりかたが尋常でないのがお分かりかと思います。
この裏手約50m奥まで、住宅がいっぱいあったのですが、跡形もなく、土台も何も残ってませんでした。

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↑仙台銀行 雄勝支店です。
左手はATMコーナーでしたが、引き波によって、店内へと引きづり出されてます。
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↑仙台銀行の店舗です。奥から手前へ津波が押し寄せ、支店の中身は全て空洞化してました。
さらに、店舗前にあった電柱は、ご覧の通り…
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根元の鉄筋ごとねじ曲げられてます。

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↑旧雄勝町役場です。自分は、仕事で約2年ほど通いました。
地震と津波の大きさを物語ってます。最上階のダクトも外れてます…
もちろん、役所機能は完全停止し、別の場所で仮施設をもうけてます。

今回は、行けなかったですが、この先にある雄勝病院では、入院患者・職員の約9割が津波に流され、亡くなったそうです。

次の記事では、雄勝町の住宅街方面に向かいたいと思います。
旧雄勝町の市街地へと入ります。

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↑上雄勝の交差点です。元はT字路で、信号機があったのですが、跡形もありません。
両側には住宅や商店がびっしりあったのですが…
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↑信号機も跡形なく…
大津波の威力を物語ってます。

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↑雄勝のメインストリートです。
真ん中の道が県道で、この両側には、民家・商店・食堂・民宿がびっしりと存在していたのですが、ほぼ残っていません。

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↑お世話になってた食堂も…
この方向から、巨大津波が襲ってきて。

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↑この斜面も高さ10m以上はあるはずなのに、漁業の道具が乗り上がってます。

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↑辛うじて流されなかった民家も、この様に…

次の記事でも、引き続き、市街地の中心部をお届けします。
雄勝町の中心部に近づきます。

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↑雄勝公民館です。ここは海のすぐ近くで、建物全体が津波に飲まれた模様です。屋根に乗った観光バスは雑誌などで見た事があると思います。

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↑公民館の向かい(海側)にある雄勝硯伝統産業会館です。
2階の破損ぶりが全てを物語ってます。

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入口脇の硯が、産業会館だった事を残してます。また、外側の非常階段の脚が全て無くなってました。

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↑産業会館と公民館の前を通ってる国道398号線です。
真ん中には小さな川が横切り、その先は平屋建てながら、市街地が広がってた場所です。
奥の左手に見える白い建物が、雄勝小学校です。当時はこの建物全てが濁流に飲み込まれたそうです。

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↑新山神社の入口にも観光バスが漂着していました。
営業所から直線距離で約400m流されてきました。

次の記事では、市街地中心部へと入ります。