30分程度の海岸移動でヘトヘトになりちょっとブレイクです。この地区には個性的なカフェが2店あります。


そのうちのひとつ、グレース島のお茶やさんを訪れました。


こちらのウリは小笠原で栽培された珈琲を焙煎して提供する数少ない店です。


ちょっとした森の中のテラス席といった感じで雰囲気も素晴らしいです。


本当に庭先に珈琲の木がありグリーンの実がついています。


3月にベトナムのダラットでメイリーン農園に行って勉強したのでその辺の人たちよりは詳しいです。


レモンとか唐辛子も栽培されているそうです。


もちろん小笠原珈琲をいただきます。


こだわりを持って女将さんが注いでくれます。


表面に薄ら珈琲の油分が浮いています。まず香りを楽しんでそのまま2〜3口飲むというよりはワインのように口内で転がして味を確認します。その後はじめて飲むという表現になります。さらにミルクや砂糖を入れて味の変化を楽しみます。


セットのデザート、島レモンアイスはハマりました!もっと食べたいです。これは絶対もう一度来ます!


父島の大村地区のメインストリートですが早朝はごらんのように長閑な雰囲気です。


この日は村営バスの一日券を買って朝一番の便で終点の小港海岸を目指します。


約30分程度で終点の小港海岸に到着です。


降りた地点はまるでジュラシックパークの舞台のようなところです。


父島にはあまり河川がありませんがここは比較的大きな川が流れています。


川には特有の魚がいます。


ガジュマルの木の下にはベンチとバス停のみです。


謳っている通り東京都最南端のバス停です。


こちらは各方面へのビーチ、展望台、遊歩道等トレッキングルートとなる地点でもあります。


今回は小港海岸へ向かいます。


数分程歩くと海が見えてきます。


やがてパーっと目の前が急に開けてきます。


誰も居ないビーチに波と音、鳥の囀りのみで静寂さが辺りを包んでいます。


先程の川が海岸までつながっています。


磯ではカニも見つけました。


隣のコペペ海岸まで山越えで行ってみます。


30分で800メートルという表示は大したことないようにみえますが徐々に島独特の距離感に惑わされることになります。


束の間のご褒美でかなり登ってくると小港海岸を見渡すことができますがここから降りで楽かな?と思ったら大間違い!


途中カサカサ音がするのは山にいるヤドカリです。


登ったり降ったりの連続で想定以上に疲れます。


40分かかって疲労困憊でコペペ海岸に到着です。こちらも静かな美しいビーチです。


小港海岸よりコンパクトで磯の海岸という印象です。


遥か向こうは小港海岸です。


あー泳いで戻りたいくらいですが荷物を濡らす訳にはいきませんので。


こちらは車やバイクが無いとけっこう辛いです。また山越えで小港海岸に戻ります。


トレッキングはペットボトル2リットルというのは決して大袈裟ではありませんね・・・。


けっこうギリギリで2本後のバスに間に合いました。ちょっと父島トレッキングをなめてました。






父島は基本、宿で朝食のみは提供されるのですが無い場合はけっこう難民になります。唯一と言ってよいくらいこちらは重宝します。


朝定食は入荷した魚により変わってくるので今回は島魚に特化したカンパチの西京焼きにしました。


味噌漬けのカンパチもまた上品な味わいです。今度は昼とかも行きたいです。エネルギーチャージしたので朝イチのバスで出掛けます。