立ち食いそば探偵・笹郎の今日の手繰り~八杯目~ | 笹郎(ササロー)のゆるゆるご当地コラム

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東京都渋谷区笹塚の非公認ご当地キャラの笹郎(ササロー)の
地域の魅力再発見!をテーマにご当地を紹介するコラムです。

右斜め+L+R+L+R+L+L+R+R+Aな視点でゆるっと紹介する
ゆるゆるご当地コラム…始まるよぉ!
※PC版、アプリ版での閲覧推薦。

おはこんにちソバ!!!ズゾゾゾゾーーーー!!!

 

皆さん、手繰ってますか???はい!!!誰に何も言われなくても既に手繰っているササローです!!!

手繰りすぎ注意報発令中!!!無いわそんなもの!!!!!

 

今回は神奈川県立ち食いスペシャルです!


7軒全てが神奈川のお店で御座います!

実は東京に次ぐ立ち食いが多い神奈川!しかも名店揃い!

そんな神奈川県の路麺・立ち食いを紹介したいと思います!

 

あ、ちなみに…今回で…。

 

50杯目突入!!!

 

そして、たまたまなんですが…この記事で、総記事数が…なんと奇跡的な事に…。

 

50記事目!!!

 

ありがとう50!おめでとう50!よろしく50!ワタクシは336!

 

それではドウゾッッッ!!!!!

 

 

50杯目 『そば・うどん たつみや』

 

 

神奈川県にやってきた蕎麦探偵。

本日は横浜市泉区にある、そば·うどん たつみやを調査しようと思う。

 

神奈川県環状4号線上にある、たつみや。

環状線上だが交通量もそこまで多くなく、周りも高い建物がほとんど存在せず

これぞ郊外という雰囲気の場所にひっそりと佇んでいる。

 

おわ~ドライブインのような外観のお店だな!

変わった形の建物にラーメンショップとたつみやが入っている。

その横のスペースは駐車場となっている。

のんびりとした場所にポツンと立ち食い処…これは心くすぐるものがある。

 

 

・メンチそば

 

店内に入ると年季の入った昭和な店内。

うわ~…最高過ぎる。

調理場を囲むような形のカウンター席。奥には座敷。ゆで窯からの熱い蒸気を感じる。

なんかリアルだ。リアルな飯場だ。凄く良い。

 

入り口の券売機と睨めっこ。ラインナップとしてはオーソドックスなものばかり……あれ?

メンチ…?メンチカツか!?いや、これにしよう。

食券を取り、カウンター席に座り、待つ。

 

お、来たぞ。見た目はコロッケそばと同じ。

一かじりすると、おお!肉々しい味わい。本当にメンチだ。

 

では、そばもいこう。

業務用的なそばだが、良い柔らかさ。非常に食べやすい。

そして、つゆが個人的にかなりヒット。かえし感じる濃い口のつゆ。

ガツンと来るなコレ、やたら美味しい。これぞ働く人が好む濃い味だ。良い塩分補給になる。

そんなつゆに負けない、肉なメンチ。また衣につゆが馴染んでくると、なんともしょっぱ美味い。

あっという間に平らげてしまった。ご馳走様でした。

 

神奈川の路麺では、今の所ここが一番好き。

味も雰囲気も完璧。隙あらば、ホントもう一度行きたい!

 

 

51杯目 『瀬谷そば』

 

 

本日もやってましりましたよ!

横浜市瀬谷区にある、瀬谷そばを調査したいと思います!

 

おお、整っている外観だな~。比較的新しい。

チェーン店かと思ったが調べてみると、ここ1店舗のみのようだ。

大根そばが名物となっている。

 

大根か~おろしかな?冷やし系メニューかな?丁度暑い時期なので、これもありだな…。

 

 

・かき揚げそば

 

店内に入ると券売機がお出迎え。

ラインナップは先ほど書いた大根そばの他に、よく見かけるいつものラインナップ。


初見は、やはり名物の大こん…むむ?かき揚げも“揚げたてで絶品”とな!?

こ、これは!揚げたてに勝るものは無い!

大根そばの方が絵になるとか、そんなの関係ない!!!

よし、こちらにしよう。

 

別盛りで提供される、この巨大かき揚げ。

海老も入っており豪華な仕様。 

路麺店の粋を超えている!

 

まずはつゆから。

非常に鰹香るつゆ。おお!久々にストレートな鰹!刺さるなぁ~!

なんとも華やかな旨味だ。これはかなりいい仕事をしている。

老舗のお蕎麦屋さんの丁寧に仕込まれた丁寧なつゆという感じ。

なんだか懐かしい味もする。

 

こだわりの十割蕎麦も良き歯応え。

そばも、もりとかけで使い分けているこだわり様。素晴らしい!

 

 

そして、かき揚げ。

やはり大きい。いつも見るサイズの1.5倍はある。そして熱々である。


外はカリッと中は柔らかい。

期待を裏切らない、味。これよ。

それぞれの素材の味が際立っているので、つゆに漬けなくても普通にこのままで美味い。

いつも通り、半分食べて半分を丼に。

 

久々に全てが高レベルな一杯に出会った。

特につゆが良い。ここ最近で、食べたものの中で一番、心に突き刺さった。

昔、笹塚でもこんなストレートな鰹を感じさせる蕎麦屋さんが十号坂にあったんだかな。

色々と思い出すな。

 

どれに至ってもシンプルに美味しい。近かったら、ホント通うよココ…。

瀬谷そば笹塚店…お待ちしております(笑)

 

 

52杯目 『あさひ』

 

 

蕎麦探偵やはり神奈川に。

 

神奈川県大和市にある、鮮やかなそば・うどん看板が目を惹く、あさひにお邪魔致しましたぞ。

 

国道246号沿いにあるので、大型が入れるスペースの駐車場も有している。

いいな~ドライブイン的だ!

 

外観は打ちっぱなしのコンクリートで現代的な建物なのだが、店内の雰囲気は昔ながらの食堂という感じ。

入ると頭上にメニューがズラリ。うーん、かき揚げがイチオシのようだ。


むむ、海鮮かき揚げがデカデカ載っている。

これがイチオシか。いいなぁ~。

待てよ、更ににしんそばもあるな。

にしんも久々に食べてないな~。やはりこれにしよう。

 

…かき揚げ単品あるかな?

 

 

・にしんそば+かき揚げ+ミニライス付き

 

気づけば凄い事になっている。

これは…凄い事になっている。

いや…凄いな。

 

食べたい物を頼んだがボリュームが凄い。

というかかき揚げの大きさがおかしい。

なんだ…?神奈川のかき揚げはこれが文化なのか…?

しかも、ライス…わんぱく過ぎる。


そういえば、海鮮かき揚げそばを頼むと

ミニライス付きでミニ天丼に…と、表記されていたな。

単品かき揚げでも、同じなのか…なるほど…。

 

 

海鮮かき揚げ。


高さ的には通常の天ぷらを2.5個ぐらいを重ねたぐらいの高さ。そう、2.5だ。

内容はたまねぎ、ニンジンや海老から帆立、イカなど本当に海鮮スペシャルとなっている。

 

おお…久々に食べ物で圧倒されかけている。

い、いや、まずはそばからだ。

 

そばは程よき、ゆるさ。優しい手繰りだ。つゆによく合うものとなっている。

つゆはダシが際立った濃い味わい。これぞドライバー飯という良い濃さだ。

そこに、にしんの甘さと旨味が合流してくる。いや、これめちゃ美味いぞ。

更にダメ押しの柚子の清涼感。やっぱり柚子はズルい。

 

 

それでは行きましょう、海鮮かき揚げ。

 

口を大きく開けてもかぶりつけない、巨大なハンバーガーレベルの大きさなので、崩して食べる。

 

かき揚げに入っている帆立やイカなどの主役達、1つ1つが大きいなぁ~。

感じるというより、存在しているという感じ。


濃口なそばつゆを天つゆ代わりにしていただく。

あ、美味い。

ほ、帆立!帆立がめっちゃ良い!

うぉいまじか!ホクホクしつつも、独特の甘さと風味。

立ち食いと言えばイカ天、エビ天ばかりなのもあり、新鮮味もあって、色々と嬉しく美味しく。

 

別途付いてきた天丼のタレも使い、いただく。

うわ!やはりこれだ!タレ仕様、超美味い!普通に天丼で食べるの最高かも。


これは食べてから初めて分かる。

確かに…ご飯は必須だな。明らかに蕎麦より、ご飯の進むかき揚げになっている。

何だかんだで平らげてしまった。ご馳走様でした!

 

神奈川のパワー系路麺。

大食漢の方は是非訪れて欲しい。

 

 

53杯目 『きそば 鈴一

 

 

港が似合う蕎麦探偵…。

 

本日は神奈川県横浜市西区にある、横浜駅目の前のきそば 鈴一へとやって来た。

 

歴史を感じさせる外観にノックアウト。

オールドスクール。完璧なスタンディングスタイル。

カウンターが埋まっていると、お店向かいの柵の所で食べている方も。フリースタイルもありか!

ストリートでフリースタイル…ヒップホップ的だ。

 

メニューはオーソドックスなものがズラリ。

って…きしめんもあるのか!

色々なお店に行くと、実はきしめんを見かける機会が多いのだが…

だって…蕎麦探偵だから…ぅぅ…(ホントはたまには食べたい)

 

 

・とろろ玉子そば

 

手慣れた手付きでサクッと提供される。提供スピードは歴代1位かも。

 

そばは業務用的なお味。いや、駅前立ち食いならば、これで良い。

つゆは本格的で美味い。これはお店で仕込んでいるのだろうか。

かえしとの相性もよく、非常に豊かな風味と味わいである。

しっかりと作られているつゆなので、玉子を馴染ませても味が共存しているのも良い。

 

そばの手繰りを加速させる、とろろと玉子…サクっと食べ終えてしまった。

ご馳走様でした!

 

理想的な美味しい駅そば。

昼過ぎでも人が多い人気店だが、回転率の高さゆえに普通に手繰れる。

いや~ここは横浜に住まう人の本当のソウルフードかもしれない。超好き。

 

 

54杯目 『立ち食いそば つかさ』

 

 

蕎麦探偵は川崎に居る。

 

神奈川県川崎市中原区にある、立ち食いそば つかさを調査する事にした。

南武線平間駅からすぐの所にある、つかさ。

良い感じに街並みに溶け込んでいる。昔から住まう人達の胃袋を支えてきた老舗という感じだ。

 

窓に貼られたメニューをまず見る。

ほぉ~、うどん・そばの他に焼肉定食などもある。

う~ん、この店に似合うような…あじ天、いや納豆もいいなぁ。

いや、まずお店に入って何の天ぷらが残っているか、見てからちょっと決めよう。

 

 

・春菊天そば+ナス天

 

お店に入ると木製のカウンターと壁が目に入った。そして綺麗に敷き詰められたタイル。うわ!古風過ぎる!


立ち食いスペースと座れる所もある。そして座れる所は常連さんで席が埋まっていた。

皆で喋りながら高校野球を見てる。久々だなこの感覚。

時折、女将さんが会話に参加する。いいな~何だか立ち食いというより、凄い吞みの気分になった。

 

カウンターに揚げ物が置いてある。

結構少なくなっているが…これにしよう。春菊天そばにナス天追加で!

先にお金を払い、端の空いてるスペースに座り待つ。

 

来たぞ。

そばは結構なゆるゆるそば。

昭和の駅そばのようなクラシックな感じ。

つゆはかえし強めのつゆ。ほんのり甘め。 これもまたクラシックだ。

 

そして、つゆに浸かってグジュっとなった天ぷら。

ゆるふわ状態の味染み染みの春菊天を食べる。あぁ、久々に味わう、この感触。う、美味い!


そして扇形に切られ、揚げられたナス天。 

切り込みが上手く、野球のグローブ上になって半身だが、ボリュームが凄いことに。

これもまたつゆを吸い、得も言われぬ美味さ。衣のゆるさとナスが一体となっている。いいぞ。

 

ここで途中下車した甲斐があった、ご馳走様でした!

 

先ほどの鈴一とはまた違った、老舗の立ち食い感。

旅先でこういった雰囲気の居酒屋ばかりに行くので、入った瞬間、常連さんが居ても馴染むスピードが早い(笑)

早く、こういったお店で呑める日々を送りたい…。というかここで本気呑みしたい!

 

 

55杯目 『浜そば

 

 

蕎麦探偵!
本日は神奈川県川崎市川崎区にある、浜そばへとやって来た。

 

地図を見ると、この先の先は東京湾ではないか!

このシリーズで食べた立ち食い処の中では、一番海に近い立ち食い処かもしれない。

 

第一京浜、工業地区が近いのもあり、働く車が道路に止められていたり、近隣で働く人達で店内は溢れていた。
 

外観・店内はまだ新しい感じ。そして立ち食いスペースと座れるスペースも確認出来る。

メニューはそこまで多くはなく、よく見かけるものが連なっている。

って、あれ…ピリ辛納豆ごはん…?う、気になる…しかも安い…が、今回は…やめておくか。


 

・天玉そば

 

迷ったらコレ。

カリッカリに揚げられている天ぷらが良さげ。

では、いただこう。

 

少し柔らか食感のやや太めの田舎そば。ふむふむ。

いや、つゆがかなり個性的で美味いな。甘さは控えめで、舌くすぐる濃いダシ。

なんだろう、鰹か?アゴか?味わいはスッキリしているけど、どこか後味引く美味さ。

どちらかというと関西チックな口当たり。美味いなぁ。

風味も豊かなので玉子を馴染ませても、どちらの味もする。

 

 

天ぷらも絶妙なカリカリ具合。

かなり香ばしく、最高に好みの食感。

 珍しく、そのまま全部食べてしまった。


揚げ過ぎなくらいカリカリ感が実は好きだったりする。

 

おお、中々に好みのつゆと天ぷらであった。ご馳走様でした!

 

ピリ辛納豆ごはん…これだけが、心残りであった。

 

場所的にまさしく、浜そば(浜の側)である。

荒波の如き、舌に覆いかぶさる旨味溢れるつゆが良いぞ。

 

 

56杯目 『立ち食いそば 山一』

 

 

はい!Twitterにもあげてない、エクストラステージで御座います!

 

神奈川県川崎市川崎区にある、立ち食いそば 山一にお邪魔します。

…はい、そうです!先ほどの浜そばの近くです!

というかここに行く予定があったので、ピリ辛納豆ごはんは食べれませんでした!w

 

ちなみにこの川崎市川崎区…ちょっと調べただけで!!!なんと!!!7軒も路麺店があるのです!!!

路麺激戦区!!!全部絶対行く!!!

 

…早速入ろう。

その前に…店前には 『絶対カレーうどん』 『本当にうまい 肉うどん』 の文字が。


ぬう…うどん推しか…推されたら揺らぐ、蕎麦探偵…。思い出して!アナタは“蕎麦”探偵なのよ!

 

 

・ネギそば

 

店内はカウンター席のみで、壁にはメニューが所狭しと並んでいる。

そしてカウンターには揚げ物が並べられている。

全てにおいて中々の雑然さ具合だ。これこそ求めていた、漢の路麺店。

 

真横の壁から天井近くの壁にまでも貼られたメニュー。セット物を含めると30近くはありそうだ。

いや、流石に迷う。だが、そんな中から一等輝くメニューが。

 

ネギそば…。

 

ラーメン屋ではよく見かけるが何気にそば屋では、ほぼ無い。うむ、これだ!

という事で口頭で注文。すると店主から…。

 

『結構辛いけど、大丈夫?』

 

と、聞かれる。

そこそこ辛い物耐性はあるので、すかさず 『大丈夫です』 と、答える。

 

いや、大丈夫と答えたが……作り手がわざわざ辛いと伝える時は、本当に辛いパターンが多い。

到着する前から、ちょっと違う汗が出てきた。

 

来たぞ。

一味とは違う赤さ。ラー油のような唐辛子感。辛そうだが普通に美味そうだ。

 

ガッツリ、ネギとそばを絡め手繰る。

ぬお!ネギの独特な辛みと唐辛子の風味が一気にやってきた!めちゃ美味い!

ダブルな辛さの波長も合っていて、良い塩梅だ。おお、更にネギから食欲そそる風味も感じてきたぞ。

肝心な辛さもそこまで


………あ。


……結構。


……重い辛さ(悶絶)


まぁでも、箸が止まる程ではない、頑張れる辛さだ。

柔らかめのそばとシャキシャキネギのダブル食感。マジでいい。

 

辛みでつゆの風味は飛んでるが、味わいは失われてはいない。辛さの奥にかえしとダシの旨味を感じる。

中華風でもあり、和をも感じる。

なんやかんやで、次回もこれ注文したいな。

最終的には辛いながらも、ゴクゴク飲んでしまった。ご馳走様でした!

 

とても食に対して意欲を感じる店。そして、雰囲気が好き過ぎる。

いきなりトリッキーなメニューで、このお店の味がまだまだ理解出来ていないので、通う事に決めた…。

 

 

如何でしたでしょうか?!!?!?!?!!

 

とうとう50杯目まで来てしまいました!!!50杯まで来た所で一回、過去を手直ししつつ、振り返ってみると

なんやかんやで都内の立ち食い処は3分の1近くは制覇した感じがします。

結構来てるなー!それも、100を目指すと、ちょっと足りない気がする…なので、他県も合わせて…

 

100杯…目指すぞー!!!

 

また次もズゾゾゾゾー!

 

 ※2024年8月加筆修正


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