立ち食いそば探偵・笹郎の今日の手繰り~五杯目~ | 笹郎(ササロー)のゆるゆるご当地コラム

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東京都渋谷区笹塚の非公認ご当地キャラの笹郎(ササロー)の
地域の魅力再発見!をテーマにご当地を紹介するコラムです。

右斜め+L+R+L+R+L+L+R+R+Aな視点でゆるっと紹介する
ゆるゆるご当地コラム…始まるよぉ!
※PC版、アプリ版での閲覧推薦。

はい!はい!はい!はい!はい!蕎麦探偵ですよ!

 

一に蕎麦、二に蕎麦、三、四は無くて五にナポリタンくらい食べてもいいだろうよ!!!!!!

はい、マイケル・ジャクソンに憧れる、どうもササローですよ!

今回でなんと!五杯目突入ですね~食べてますね~!前回までで食べたお蕎麦は合計で28杯目。

まぁまぁの数ですが…最終的には…

 

100杯は行きたいと思います!

 

言ったな…!言ったな、この猫!!!言い切ったな!!!

あーあ、書いちゃった!記事投稿しちゃうぞ、ワシは!数字に追いつめられるぞ!知らんぞ!(ポチッ)

まぁ、そんなこんなで大台を目指し、路麺・立ち食いそばを追求していこうかと思います!

 

今回もこれは!!!!!!!!と、思う店は是非とも訪れてみて下されば幸いで御座いますよ!

それでは……ドウゾ!

 

 

29杯目 『立食そばうどん 君塚』

 

 

はい、蕎麦探偵ですよ!

 

本日は豊島区池袋にある、立食そばうどん君塚にやって参りましたよ!

皆見て!!!外観のクラシックさ!!!

やはり出てしまう、ササローお得意の“歴史の重みスパイス”

食事はもう既に、入る前から始まっているのだ…!

 

池袋駅西口近くに店を構える、立食そばうどん君塚。

20年前くらいから既にあった気がするので、結構な老舗だと思う。

ちなみにコロナ禍前は24時間営業しており、また昔から池袋で遅くまで飲んだ人はここで〆の一杯…!

と、いうのが定番だったようだ。

 

 

表はメニューがズラリ。天ぷらのメニューも豊富だ。

セットメニューも中々、渋い。あまり見かけない、マーボーセットとハヤシセット!これは気になる!

 

 

・キス天そば+たまねぎ天

 

表のメニューを見て、予め何を注文するか決め、入店。

 

店内は横長で広く、やはりクラシック。そして完全なスタンディング式。もう最高。

早速、キス天そばをオーダーしようと思ったが…気まぐれで、急遽たまねぎ天も追加してみる。

 

そして到着。

キス天の大きさに目を奪われる。まず、これから頂くか!

 

つゆに浸かり、衣がフンワリ食感。そこにキスの柔らかい身。タンパクな白身の味。これは非常に美味い!

衣の油の風味も何処と無く懐かしい風味。いいぞ。

たまねぎ天も甘さと香ばしさが非常に感じられる。

 

すんごい好みの衣の天ぷら。この短時間で、心奪われた。

 

 

そばはかなりの柔らかめ。中々にゆるい。薄口の醤油香るつゆがなんとも、滋味深い。

このダブルなゆるさが、ホント、昔ながらな感じがする。

 

次はハヤシのセット頼んでみよう…ご馳走様でした!

 

外観といい、そばといい、90'sヒップホップのようにClassic!と、言いたくなる池袋の名盤とも言えるお店。

池袋ではチェーン店そば屋が多く存在するが、個人の所はここぐらいしかなくなってしまった。

いつまでもあって欲しいお店ですな。

 

※残念ながら閉店してしまいました。(2024/1/23追記)

 

 

30杯目 『蕎麦 こばやし』

 

 

・のり梅そば

 

本日は豊島区高田、高田馬場駅から徒歩10分くらいの所にある、蕎麦 こばやしにやって来た。

ここも知る人ぞ知る“路麺通り”にあるお店である。

近くのスープカレー屋にはよく行っていたのに、ここは知らなかった…不覚…。

 

お店の表には温かいそばと冷たいそばのメニューが。

ふむ、どれにしよう。

岩のり…岩のりかぁ!揚げ物並につゆの味を引き立てる、名脇役。これにしよう。

 

店内はこじんまりとしており、なんだか隠れ家的な秘密のそば屋っぽさがある。

券売機で岩のりを探す。

 

岩の………むむ?!ちょっと待てよ……その近くにのり梅というのがあるなぁ……?

海苔と梅…その名前を見ただけで、梅の酸味の記憶が走った。

ああ…しかも、のり付き…なんとも和の心溢れる、組み合わせ。

なんでワシはこんな素敵メニューを見逃していたのだ!!!これしかない!(ポチッ)

 

良い香り。そして、この見た目。

いきなり梅を潰すと、ほとんど梅味になってしまうので、まず崩さず食べ始めよう。

 

グッと引き締まった、ダシの効いたつゆ。久々に本格的な味。更に海苔で海鮮感高まる。

そばもしっかり目で、こちらも本格的。高級感があり、なんだか背筋が伸びる。

 

そしてここらで、ひょいっと梅を拾い、潰し始める。ぐふふ…じっくりと酸味を楽しもうではないか。

この梅一粒で効果絶大。つゆは梅の酸味で爽やかサッパリ梅味に。

つゆでふやけたのりを纏わせ、そばを手繰る。

酸味と旨味の突き抜ける爽快感よ…。ちょっと、むっちゃ美味いじゃないのコレ。

 

珍しく、つゆも全て飲み干し、あっという間に平らげてしまった…ご馳走様でした!

(高田馬場のディスクユニオン帰りにまた来よう…)

 

爽やかさ歴代最高。

揚げ物も食べてみたいが…天下一品のこってりの如く、来店すると結局

なんやかんやで“のり梅しか頼まない”パターンに入って、揚げ物に行けない気がする…。

 

 

31杯目 『高幡そば 明大前店』

 

 

・ゴボウ天+イカ天そば

 

はいはい、お昼で御座いますね!

本日は京王線明大前駅内にある、高幡そばのゴボウ天+イカ天そば。

 

駅そば…特に改札を通った先にある、駅そば。

食べる為には改札を抜け、入場しなければならない。

そう、当然だが入店するには必ず一つ、手順を踏まなければならない。

なので個人的に、この一連の行為を必要とする、構内にある駅そばはちょっとした特別感を感じる。

 

そして…その、チャンスは訪れた…。

 

吉祥寺への探偵の依頼が来た。

笹塚から京王線で明大前駅へ。そして井の頭線に乗り換え向かう必要がある。

…時は来た。それだけだ…。

 

明大前の高幡そばと言えば、鳥中華が有名だ。

先客はやはり鳥中華の方が非常に多かった……だが!ここはそばで行かせてもらう!

 

柔らかめの駅そばらしい蕎麦に、これもまた駅そばらしい薄口醤油なつゆ。 

特筆すべきものが特にない。これこそが真の駅そばである。無難な味で、早めに食えるかどうか。それが美点だ。

電車が来る時間もある。微妙な焦りも調味料だ。いいぞ、求めていた駅そばだ。

 

しかし、ゴボウ天が中々良い。細切りにされた、それぞれのゴボウに歯応えが残ってる。

少しのしっとりコリコリ感とゴボウの風味。地味ながらも野菜系天ぷらでは、かなり主張が強い。癖になる味。

大きめのかぶりつき応えがあるイカ天もいい。なんともプリプリしている。

 

ササっと食べ終え、ホームへと向かう。ご馳走様でした。

 

次回は…鳥中華食べます!(実は食べたかった)

 

 

32杯目 『江戸丸』

 

 

・肉そば

 

このお店は環七を行き交いするドライバーさんは、気になっているお店の1つではないだろうか。

陸橋を抜けると“そば うどん おにぎり”の看板。

特徴的な横長のオープンスペースのカウンターに立って食べる人達。これらに目が行かない訳がない。

そうです。そこには、こんな美味しいそばが待っているのです。

 

その美味しいそばに誘われ、久々に来たぞ…高円寺の江戸丸さんへ…。

久々と書いたが、実はぐれキャラ時代で行っていたのよ!

 

相変わらず、渋過ぎるクラシックな外観。

座れる場所もあるが、やはり象徴的なカウンターで頂きたい。

 

さて、何にするか。

納豆丼にもつ丼もあるなぁ。このガッツリメニューがあるのも、ロードサイド店な感じで最高過ぎる。

そして、ケースに並べられた揚げ物。種類豊富で格安。それでいて美味しい。

かき揚げ…うーん、ナス天も良い、いや何より青々とした巨大な春菊天が至高だろう。

では今日は……肉そばにしよう!

 

歴代一位くらいのザ・田舎そばなゆるめのそば。うむ、早く食べるにはこの柔らかさ。 これぞロードサイド。

ああ、非常にダシの効いたつゆが染みる。優しい旨味が飲む度になんだかホッとする。

ちなみに、食べた日は気温が低かった。

吹きっさらしの、路上でスタンディング。この、温かいつゆがより一層美味く感じる。

 

 

ここらで味変。

ふふふ…とうとう、これを使う時が来たかッッッ!!!!!

七味…?チッチッ…まだまだじゃのう。追いネギ…?違うな。たくあん…?ちょっと遠くなったな…。

…そう!江戸丸さんの卓上には他にはない、スーパー助っ人がいる。

その正体は…鰹のフレークである!!!

 

江戸丸でしか頂けない、江戸丸のマストアイテム!

丼を頼んでいたら、ふりかけ代わりに食べてもいいし、そばなら更に風味と旨味プラス。

噛みしめると鰹の濃い魚味…。これよ。お魚好きは試して欲しい。

 

毎日のように、昼時は繁盛する理由が分かる、小粋でナイスなお店…ご馳走様でした!

 

ご飯ものも優秀で、何よりこの雰囲気が良すぎる…。

そば抜きで単純に好きな飲食店としても、好きなお店TOP10内には入るかも。

 

 

33杯目 『白樺』

 

 

そばがあれば、調査する…はい、蕎麦探偵です!

 

本日は小金井市本町にある、白樺にお邪魔。

JR武蔵小金井駅のnonowa口から、徒歩5分くらいの所にあるお店だ。

 

路地裏にある、なんともササロー好みのお店。

大きな建物に囲まれ、ひっそりと営業している感じが良い味出している。

 

 

・かき揚げそば

 

店内はより渋い!年季の入った内装にU字型のカウンター席。待っていたよ、こういうの!

 

さて、何にしようかな。

渋めのお店には、やはりオーソドックスで攻めたくなる。しばし、券売機とにらめっこ。

ああ!やはりサイドにおにぎりがある!しかも稲荷寿司も!

丼ものだと多いがでも、もうちょっと欲しい…この一押しに効くヤツ。

ここは…普通にかき揚げそばにしてみるか。

 

そして到着。

ぬお!大きめのかき揚げが目を引く。

ここはあえて、かき揚げにかぶりつかず…そばから頂きましょうか。

 

極めてゆるいそば。おお、駅そば系のゆるさである。

つゆは鰹香る、ダシの効いたつゆ。かえしの醤油感も良く、塩加減も良い塩梅だ。

ワカメの磯の風味を合わさり、中々いいぞ。

 

さて、かき揚げの出番だ。

具がタップリで、カッチリしている。この手のガッチリした天ぷらは食べる前に自然と気合が入る。

かじるぞ!うおおお!

玉ねぎを中心に、色々な野菜の味が一度に入って来る。

かじる方向によって、また味が違う。この具材の豊富さ…いいね。

たまにつゆに浸して食べる。うむ、これは美味い。

 

23区外も、良いお店があるな…積極的に行かねば!ご馳走様でした!

 

行くと分かる、このひっそりな佇まいよ!

見つけた時の“おお!こんな所に!”という不思議な高揚感!(笑)

 

 

34杯目 『立ち食いそば マキオカ』

 

 

・牛すきそば+イカ天

 

本日は板橋区西台にある、立ち食いそばマキオカさん!ずっと行きたかった!!!名店!!!

 

最寄り駅は都営三田線の蓮根駅か西台駅。志村三丁目駅という手もあるが

基本的にどの駅からでもかなり離れており、徒歩15~20分くらいはするだろう。

ちなみに数台だが駐車場もあったりする。

 

お店の目の前の道、その頭上には首都高速5号池袋線が。なんだか笹塚みを感じる。

親近感を感じつつ、入店。

 

入り口の券売機と、にらめっこ。

…うむ?牛すきそば…?肉そばかしら?とりあえず、これにしてみよう。

しかし410円か…めちゃ安いな。それならば追加で揚げ物も。

…トッピングの揚げ物…100円?!なんと、ワンコインなのか…!?

ここは欲を抑えつつ、イカ天のみにしよう。

 

 

それでは頂こう。

 

おお!しっかりと弾力があるそば。気持ちの良い手繰り。あ、好きなタイプのだ。

スッキリとしつつ、旨味を感じられるつゆ。 ダシ感も醤油感もすんごいバランス良い。あ、これも好きなタイプのだ。

 

牛すきも頂く。

む、甘い!甘い味付けだ!これは普通の肉そばの肉ではない、本当に牛すきだ!

牛すき由来の甘みと肉の油がつゆに馴染む。やばい、めっちゃ美味しいぞ、これ。

サッパリしているが旨味の層が非常に厚い。甘さがある分、普通の肉そばより味の豊かさが違う。すんごい好き。

そんなつゆをタップリ吸ったイカ天を食べる。本気で美味い。

 

ああ、牛味のつゆがどこまでも美味い…ずっと美味いよ…。

次回は大盛りにしたい…だが、そばが多い分、付着してくる水分も多い…。

そうすると、つゆが薄まるリスクが…この塩梅を失いたくない…ちょっと怖い…

だが、長く食べていたい…んななああああ!!!

と、思っているうちに完食。ご馳走様でした!

 

このうまさで、このお値段は凄すぎる。

近くに通ったら何かしら理由を付けて、何がなんでも行きたいお店。

牛すきそばにミニ牛丼を付けて、ギュウギュウにしてみたい、ああ、また行きたい。

 

 

35杯目 『田舎そばうどん かさい』

 

 

・アジ天とごぼう天

 

はい!久々のTwitterにもあげていない、エクストラステージで御座います!

 

中野駅北口目の前にある、田舎そばうどん かさいにお邪魔して来ました!

先日、惜しまれつつ閉店した“中野屋”と同じく、ここの界隈で老舗の立ち食いのお店の一つ。

入れる人数が少ないのと、回転数は早いが人気店なので、ここらの地域の人でも

良きタイミングで入らないと、中々食べられないという!(笑)

 

こちらも高円寺の江戸丸と同じく、オープンな路上スタンディング。

そして超クラシックな外観と内観。色褪せた黄色いテント看板が黄金に輝いて見える…。

いや~中野駅を行き交う何百人の人々を一体、何十年もの間、見つめてきたのだろうか。

その人々が腹を満たし続けてきたのだろうか。ガキロー時代から知っている本当の老舗。

昔からサラリーマンが多く利用しているので、やはり“大人の場所”のイメージが強いね。

ここに来ると、当時のクッと心で構える感じがちょっと残ってる。

 

中野区…いや、都内屈指の名店、さて何にしよう。

 

特にどれが食べたいというのが無かったので(まさかの)

なんとなく、かき揚げそばにしてみた。

密かに出番の多い、アジ天とごぼう天!(笑)

なんとなく頼んだ時は大体、あればゲソ天かアジ天、キス天、ごぼう天だな…。まぁ、魚介系はあまり外さないのよ!

 

そんなこんなで到着。

おわー!池袋の君塚のように、好きなタイプのフワッフワな衣のヤツだ!たまらず、ごぼう天から頂く。

 

お、つゆが濃い!天ぷらでつゆの濃さを知る。

次にささがきのような形状のごぼうがやって来る。食感良し。

いや、何より、このクタクタでフワッとした衣の美味さよ。つゆが美味しいので、このジューシー感に喜びがある。

 

おお、しかし久々の濃い口なつゆだな。

ガツンと来る、塩気。そしてダシ感。印象に残る味。これは癖になるな。

 

 

そして、特徴的な太い田舎そば。

写真だけでは伝わらないが、食べみると分かるこの太さ。ちょっと手繰っても、口の中に量を感じる。

それをガッシガシと食べる。そこに濃い口つゆが絡んでやって来る。

この時点で悟った…これは、並んででも食べるわ…と。美味い、美味いぞこれは!!!

 

ササっと食べて、ササっと立ち去る。回転率を下げてはならぬ。いやはや、ご馳走様でした!

 

濃い口のボリュームのあるそば。なんともエネルギッシュで素敵。

そこに優しめの天ぷら。この緩急が中々に良いし、お互いの相性も良い。

謎のパワフルな味とノスタルジックな外観。なんだか、昔のアングラな中野を彷彿とさせるな…。

ちなみに卓上にはなんと、生姜もあるので、これを使うとネクストステージへ。

 

 

如何でしたでしょうか?!!?!?!?!!

 

この状況下なので、手広く色んな店舗を紹介出来ず、またペースが…。

中々上手い事、いきませんが!!!!でも!!!!!地道にやっていきますよ!!!!!!!

そば続きだから、次回は音楽ネタかな???やっぱりそばかな????

 

また次もズゾゾゾゾー!

 


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