ササローが選ぶオススメ名盤~洋楽編・後半~ | 笹郎(ササロー)のゆるゆるご当地コラム

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東京都渋谷区笹塚の非公認ご当地キャラの笹郎(ササロー)の
地域の魅力再発見!をテーマにご当地を紹介するコラムです。

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ゆるゆるご当地コラム…始まるよぉ!
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はいどうも~!おはこんばにちわ!!!

 

はいはいはい、ササローが選ぶオススメ名盤~洋楽編・後半~で御座います〜!

 

前半戦から、ちょっと間があいてしまいましたが、後半戦も濃い目のものを用意致しましたよ!

相変わらずのジャンルバラバラで自由に行きたいと思いますよ!

 

それでは、どうぞ〜♪

 

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Pet Shop Boys 

Actually

 

 

 

オススメ度100%

 

ペット・ショップ・ボーイズの2枚目のアルバム。

 

West End Girlsやヴィレッジ・ピープルのGo Westのカバーで有名なペット・ショップ・ボーイズ。

 

ニール・テナントの独特なフワフワした歌声とアンニュイでミステリアス、良い意味でつかみどころのない音楽性。

でもどこか、お洒落な感じ。

Actuallyのジャケットには“それら”がよく現れている。

 

そんなペット・ショップ・ボーイズなのだが、2枚目のアルバムがこれがまた良曲揃い。

彼ららしい、ゆるくも濃い音楽が詰まった1枚である。

 

特にアルバムの2曲目に入っている埋め込んだ動画 What Have I Done To Deserve This だが、これがまた素晴らしい!

実はこの曲、往年の名シンガーダスティ・スプリングフィールドとの

フィーチャリングソングとなっているのだが、サビの心地よさがヤバすぎる。

 

独特の世界観のある旋律からの、突き抜けるような高音のハモりが鳥肌モノ!

なんて綺麗なハーモニーなんだろう…。何回聴いても、鳥肌が立つ。

 

他にも4曲目の Rent や7曲目の It's a Sin もオススメだ。

こちらもフンワリとした曲なのだが、なんかこう脳裏に焼きつくというか、ふとした瞬間に思い出すような

頭に残る曲がペット・ショップ・ボーイズには多いが…そんな曲がまさしく、この2曲だ。

ゆるいのに印象には強く残る不思議な1枚。

 

割と中古でも、手に入るかな?

ディスクユニオンなどにいけば確実にあるかも。

 

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KE$HA 

Animal

 

 

 

オススメ度200%

 

ケシャの1枚目のアルバム。

 

全14曲。

ケイティー・ペリーやレディ・ガガと並ぶ、平成のダンスポップ。

底抜けに明るく、弾けてる。ヤバいぞこのリズム感!

前回紹介したグウェン・ステファニーと同じくダンスポップだが、こちらはより、ダンスリミックス寄り。

 

埋め込んだ動画 Your Love Is My Drug だが、ケシャらしさが詰まった1曲だ。

セクシーな歌声とアゲアゲのパーティー感!サビがとてもパワフルで、自然とリズムを刻みたくなる!

 

2曲目のTiK ToK もまたノリノリ!6曲目の Blah Blah Blah もノリノリ!!!というかもう、大多数がノリノリ!!!

そんなノリの良いソングばかりのEPなのだが、なんと!14曲中、全部が個性的。どれも違ったスタイルなのだ。

どの曲も趣向を凝らせており、なんとも飽きない内容に仕上げている。

Dancing With Tears In My Eyes のような切ない曲もあり、トータル的な完成度も高い。

 

クルマに1枚常備しておきたい、爽快感のある1枚!

アガるパーティーソングが聴きたいのならば、超オススメ!

 

最近は中古で見かけなくなってきた。

ディスクユニオンなど専門店ならあるかも。

 

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The Human League 

Dare!

 

 

 

オススメ度250%

 

ヒューマン・リーグの3枚目のアルバム。

 

このジャケット…この既視感…。

あ!ラーメンの福しんの看板だ!

 

全10曲(リマスター盤は15曲)

80年代シンセポップを代表する…いや!80年代の音楽を代表する音楽を生み出した、名バンド。

 

ヒューマン・リーグの出したアルバムの中で一番売れたアルバムでもある、この“デアー”

いつ聴いても濃い。忘れた頃に聴いても濃い。ワールド全開。

志向性、音楽共にフィリップ・オーキーの“人間”クサが詰まった傑作だと思う。

 

そんなアルバムは曲の構成も、また面白い。

The Things That Dreams Are Made Of から Darkness の名曲メドレー!

耳に残るキュートでキャッチーなシンセなポップが満載で、その流れからアルバムの最後ら辺に

ヒューマン・リーグのベスト盤でTOPを飾ったりする名曲 Don't You Want Me がしれっ入っているのがニクい。

曲の順番にも飽きさせない工夫というか、絶妙な遊び心が見え隠れしていると思う。

 

で、今回アルバムの中から紹介する曲は Open Your Heart

リズミカルでヘンテコなピコピコ音とユニゾンが楽しい1曲!いや、特にサビのハモりがいいんだよなぁ~

やはり3人組になったのが大きい。女性ボーカル追加で、フィリップ・オーキーの音楽的変態らしさが増してる!

 

リンクは貼ってないが、次にオススメするのが4曲目のDarkness

フィリップ・オーキーはしっとり歌わせても良い。そこにゴリゴリのシンセを合わせると良い相乗効果を産む。

 

最初から最後の曲まで全部美味しい1枚。

この時代のニューウェイブ、ニューロマンス特有の奇抜な装いのMVも必見。

 

こちらは人気作の為、割と数は多く

探せば結構見つかるかも。

 

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Faith No More 

Angel Dust

 

 

 

オススメ度300%

 

フェイス・ノー・モアの4枚目のアルバム。

 

全14曲。

ロックっぽくない、綺麗なジャケットからは想像もつかない“ヤバい曲”が入った狂気のアルバム。

 

3枚目のアルバム The Real Thing も脅威の完成度だったが4枚目はそれを超える究極なまでの仕上りに。

これを聴かず90年代オルタナティヴロックは語れない…と、勝手に思っている。

 

ちなみに…このアルバムにはなんと…

 

ササローが思う、宇宙一カッコいい曲が入っているのだ!!!

 

と、いう事でリンクにも張っている“宇宙一カッコ良い曲”を紹介したい。

 

この曲は題名を直訳すると“中年の危機”そして歌詞には意味深な“salt”

あの感じをどうしたらあんなにキレたロックに出来ちゃうのか。

いやロックだら出来るのか。いや変態集団、フェイス・ノー・モアだから出来るのだ。

 

とにかくサビが激情的…の一言に尽きる。

あのサビよりカッコいい旋律は元号が令和になっても、越える曲は未だに出会った事が無い。

というか今後も現れないかもしれない。

 

なんなのあれ…?サビ手前の“Ahhhhnnn⤴”辺りよ…。

聴くと一緒にAhhhhnnn⤴って叫んじゃうあの部分…そこから鬼の様に響くベースの音。

 

そして、マイク・パットンの溜めてからの『It's midlife crisis』の部分…盛り上げて盛り上げて、サビに向かう…。

無茶苦茶に引っ張ったゴムのように張り詰めている…。

激情的過ぎる…これは、あまりにも激情的だ。テンション上がってしまうわ…。いやむしろ引くわ…鳥肌立ちながら引くわ…。

そこから、ピークを迎え放つ、あのサビ…感動ものである。

これを越える感動にまず出会った事が無い。

 

1曲目の Land Of Sunshine 冒頭部分からロックらしい旋律がぶっ飛んでるし

フェイス・ノー・モアらしい曲調の2曲目 Caffeine これも良い。

6曲目の Everything's Ruined も忘れてはいけない!

1,2を争うほどのカッコいい、ジム・マーティンのソロパートがしんどい。

 

マイク・パットンの変態歌唱力&ボイスと怪物的演奏力のメンバーが産み出す快音が詰まった1枚。

90年代ロック初頭のスーパーオルタナティヴ・ロック。

 

中古は割と見かけなくなってきたな…

ディスクユニオン等で探した方がいいかも。

 

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Linkin Park 

Hybrid Theory

 

 

 

オススメ度500%

 

リンキン・パークの1枚目のアルバム。

 

全9曲。

原点にして頂点。怪物的ミクチャ―ロック!

終始、鳥肌もののウルトラ名盤。

入っている曲も少なく、それぞれの歌の収録時間も短いが、ものすんっっっごく濃い1枚。

 

その濃さを別の言い方で表すのならば…音圧の暴力。

 

少なくて濃い、そんなエスプレッソなアルバムから抽出したのが、この Crawling だ。

イントロはゆっくりなのに、そこから急に音をぶっかけられるこの感じ。

音圧でホント、脳が吹き飛びそうになる。

 

強烈なトラックとチェスター・ベニントンの響く歌声。

音の渦に飲み込まれつつ、静かなパートに入っていく。

それが波のよう繰り返される、この1曲。

 

3曲目の With You もオススメだ。

ラップパートあり、重低音あり、吼えるかのような歌い方。

やりたい放題。これぞミクスチャー感。

サビ手前で狂うおしい程に溜めて歌うチェスター・ベニントン。

からの重低音をまとった、ラップと合わせてくるこのサビ。こいつはやられた。

 

4曲目の Points Of Authority ズッシリと腹に響くサビ。

疾走感のある6曲目の Runaway も良いね…。未来的よね…。

空飛ぶクルマが飛び交う未来。その宙に浮かぶクルマに乗ってる感じ。

未来に生きているでぇ…リンキン・パークは…。

 

よくこの銀色の小さな円盤にここまでの音を詰め込んだなという印象。

音が封印されているという表現が似合う。

 

食らえ!と、言わんばかりの押し寄せる重低音をリスナーにぶちかましていく1枚。

2枚目のアルバム Meteora もハイブリッド・セオリーに負けないくらいの名盤となっている。

 

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Bruno Mars 

Doo-Wops & Hooligans

 

 

 

オススメ度150%

 

全12曲。

ブルーノ・マーズという人物を世界に知らしめた快作。

平成のスーパーファンク。

 

捨て曲なしで、どの曲も当時の音楽チャートにランクインするほどの名曲揃いアルバム。

特に載せている Just the Way You Are はラジオで流れなかった日はなかったくらいの

このアルバムを代表する曲である。

 

やはり歌と声の良さが群を抜いて素晴らしく

それでいて一番歌って欲しい、R&Bとファンクを歌っているので言う事なし。

しっとりソングから Runaway Baby のようなノリの良い曲もあり

軽薄さとロマンティック表裏一帯の Marry You 名ラブソングなどのもある。

総じてバラエティにとんでいて、なおかつクオリティが高い一枚。

 

24K MagicとUptown Funkさえ入っていれば、これでベスト盤が出来上がり…というレベルのもの。

売れたので中古で結構見つかる。

 

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Limp Bizkit

Chocolate Starfish and the Hot Dog Flavored Water

 

 

 

オススメ度300%

 

リンプ・ビズ・キットの3枚目のアルバム。

リンキン・パークが音圧の暴力ならば、こちらはリズムとFワードの暴力。

 

ヘヴィメタル+ラップの禁断のラップロック。

心配になる程のFワードの量とハジけた歌に重いギターサウンド。

これには自然と首を縦に振ってしまう。

 

フレッド・ダーストの高い声から低い声まで巧みに使い分ける変則的で変態な歌声と

クレイジーな音をかき鳴らすハイレベルなバンドマン達。

超強烈なメンバーから送り出された、このアルバムが非常に素晴らしい。

 

静かな曲から激しい曲まで網羅しているが、どれもひとクセがあり、中々聴き応えがある。

特に2曲目の Hot Dog も中々衝撃的。クールなイントロから重低音!弾けるノイズ!クレイジーなフロウ!

ノリノリで馬鹿っぽくてカッコいいぞ。

 

My Way も秀逸だ。

同じミュージシャンから批判の多い、リンプ・ビズ・キットだが

それを跳ね除ける意味合いもあるのか“ It's my way ”と力強く主張しつつ、クールに仕上げられている。

 

クールさと馬鹿さ加減が両立しているが、それを集約していると思われるのが

この貼っている My Generation だ。

ドラムに合わせてリズムを刻みたくなるイントロ、たまらなく頭を縦に振りたくなるリズミカルな流れ。

煽りに煽って、入っていくサビもポイントが高い。

このサビ手前のFワードは毎回、思わず一緒になって思わず一緒に叫びたくなる。

理屈ではなく、こう自然と誘ってくるメロディーの作り方が秀逸だと思う。

何度聴いてもアガる。超ワクワクする。

 

そこからシメに映画・ミッションインポッシブル2のテーマソングにもなっている Take A Look Around 

ミッションインポッシブルのアノ旋律を取り入れつつ、リンプ・ビズ・キットテイストに仕上がっている。

ぴょんぴょんと跳ねたくなる、あのサビのドラムとギターのセッション!

静と動が上手く表現されている。

 

アルバムの曲を全て聴くと、一日中、他の音楽を聴きたくなくなるような

そんなお腹一杯になるエネルギッシュな1枚。

ちなみに公式の動画ではFワード部分がかなりカットされており、とても聴き辛いので

是非とも、しーでーで聴いてみて欲しい。

 

 

 

…はい!如何でしたでしょうか?!

前半・後半に分けましたこの企画。後半戦はロック寄りでしたが…

 

このシリーズ…趣味丸出し過ぎて、出すの不安でしたが…。

まぁ、ちょっとでも聴く音楽の世界を広げていただければなぁと!

そして!ちょっとした暇つぶしになってくれれば幸いで御座います!

 

趣味の世界が続いているので、次回は本来の地域にネタに戻るかな…?!

それでは、また次回!!!!!!!

 

 

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2024年8月加筆修正。