お鷹の道・真姿の池湧水群の巻 | 笹郎(ササロー)のゆるゆるご当地コラム

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東京都渋谷区笹塚の非公認ご当地キャラの笹郎(ササロー)の
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ゆるゆるご当地コラム…始まるよぉ!
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はい!と、いう訳で秋です!

 

12月、目前ですが秋です!!!

一年に一回しか来ない季節…そう…秋。せっかくだから、それを堪能しちゃおうという事で!

今回は紅葉と水辺が楽しめるスポットに行って参りました!!!

 

その場所は…。

 

お鷹の道・真姿の池湧水群

 

で、御座います!!!

東京にある、知る人ぞ知る名水百選にも選ばれた実はすごい隠れた名スポットをご紹介!!!

 

では早速、ドウゾ!!!

 

 

今回のお鷹の道・真姿の池湧水群のアクセス方法は都立武蔵国分寺公園から

お鷹の道・真姿の池湧水群に入るルートを推薦します。

目的地のお鷹の道・真姿の池湧水群は住宅街にあるので、住宅街を縫っていくより

こちら側からの方が分かりやすいかもです。

 

最寄り駅は中央本線の国分寺駅または西国分寺駅、武蔵野線の北府中駅が最寄りで

徒歩で行く際は西国分寺駅からがもっとも早いかもです。

バスでのお越しの際は国分寺駅、北府中駅からバス(ぶんバス、京王バス寺83、85)が出ているので

『泉町1丁目』バス停で下車。

都立武蔵国分寺公園には有料の駐車スペースもあるので、車でも可能です。

 

都立武蔵国分寺公園に着いたら公園内から地図等を頼りに南下していくと、たどり着きます。

 

 

はい!着きました~武蔵国分寺公園!

こちらの公園の南側に目的地が御座いますよ!

 

ここを通って、お鷹の道・真姿の池湧水群に行きますが…いやいや…秋の息吹を感じる!

この時点で大分、良い感じなの分かる!時間もあるので、少し見て回りましょうかね~!

 

 

この武蔵国分寺公園は道路を挟んで南北に分かれており、広大な公園となっている。

丘や大きな広場もあり、また多くの自然もあり、子供達が遊ぶにはもってこいの場所ですよ。

 

そして、立派なイチョウの木を発見!見事なまでに黄色く染まっている!

 

 

紅葉も発見!秋の象徴とも言うべき植物じゃな。

やはり紅葉を見ると何よりも“”が来たなぁ…と感じる。

 

イチョウも紅葉も何十年見続けても、毎年初めて見るかのように美しいと感動しまうな~

 

 

公園内を更に歩く。

うーん、この木漏れ日感と緑と黄色のコントラストがなんとも言えない。

 

このベンチ辺りの風景がササローが思う、秋特有の2面性が表現出来ていると思う。

誰もいないベンチの周りには枯葉が集まり、横に一本の街灯…。

一見、どことなく寂しい感じがするんだけど、周囲には鮮やかなに色付いた樹木に囲まれている。

この寂寥たる感じと華やかさとの二面性が混在する感じが個人的に好きなんだな。

 

 

急遽、ここを題材に変えたくなるぐらい、秋の自然を満喫できる武蔵国分寺公園であった。

 

取材していて結構、こういう事多いんだよな~。

どんどん撮る物が増えて、書く事が増えていく感じ。

それだけ、その地域に魅力があるという事なんだよね。

 

この先を行けば、目的地だな。いやはや、しかし寄り道がすぎた。

 

 

奥へ進むと階段が現れ、降りていくと…。

 

あっっっっっ!!!!!

 

水辺を感じるぜぇ…へへ…こいつぁ上モノの匂いがするぜぇ…。

気を引き締めていかねぇとなぁ…へへへ…。

蛇行した川っぽい物が見えらぁ…。

だがよぉ、安全に降りねぇとなぁ…転んだら危険だからよぉ…。

 

 

さいこうかよ…。

 

なんで早くこういうのあるの教えてくれなかったの?!?!!?!?

というか今までなんでノータッチで過ごせたのか!?!?!?

 

先程の武蔵国分寺公園の風景にも負けず劣らずな素敵風景。

紅葉と水辺ですよ…。好きな人はかっちりハマる…。

 

 

こちらが真姿の池湧水群の源流となっている。

 

丁度、ここが武蔵野台地の岸壁なので崖線から出てるパターンのやつだと思う。

しかし、水量豊富じゃないか?ポンプっぽいのも見当たらないし、自然のかなぁ。

 

土や石などの色々なフィルターを通って、このような透き通った水が湧き出てくる。

ホント、良い透明度…。

 

 

写真なのに今にも音が聞こえてきそうなくらい、躍動感のある水。

 

苔の生えた木の間から流れるのがポイントである。

いや~…ずっと見ていられる…。

 

 

透き通った水に木漏れ日が当たり、キラキラとゆらいで流れる光景が神がかっている…。

 

東京にこんな場所があるとは…。

吉祥寺から、数駅先の所だからね~京王線でいうと、府中あたりという。

ある所にはあるもんだ。

 

 

先へ進むと、このような案内板が。

 

ここへ来る途中、真姿の池湧水群を見下ろすように長い階段があったと思うが…

あの落差のある所が国分寺崖線の所なのか。

 

へぇ~~多摩川の流れがねぇ。

ここから5kmぐらい離れているけど、長い時を経てこうなったのか。

 

そして、玉造小町…国分寺の薬師如来…。

真姿の池の名前の由来に関する伝説があるか…。

水自体も、流れ着いた先にも何気ない所に歴史詰まってるの熱過ぎじゃろ…!

 

 

案内板から左手方向に目をやると噂の真姿の池がすぐにある。

 

中央の島には弁財天様が造営されている。

さすが水の神様だな~!石神井公園や井之頭公園にもあったが

水辺のある所には弁財天率が高いね。

 

真姿の池の名前の由来に関する伝説が産まれたのはここである。

手入れが行き届いており、非常に綺麗な場所だなぁ。

いや~しかし、ここの鳥居の赤さがこの季節にマッチしており、あまりにも映え過ぎている。

 

 

横にはこのような案内板が。

ここにその伝説の詳細が表記されている。

 

あ、先ほど書いてあった玉造小町ってこれの事か。

身を清めた所、病が治ったという。

そして、真の姿…元の健康な姿に戻ったという事で…真姿(ますがた)という訳か。

 

伝説じゃなくても、地層から染み出た水だから

当時の生活用水を鑑みると水質的にもこちらの水の方が綺麗で安全だったのかも。

そう考えるとこの病が癒えたのは、ちょっと信憑性あるね。

 

 

今現在の真姿の池。

 

水は透き通っており、おまけに鯉も泳いでいる。

生き物もいるし草木も沈み込んでるのにも関わらず、透明度高いのが凄いな。

大抵はヘドロっちゃうんだけどという、水辺好きの謎の考察。

 

この枯葉の感じがより秋らしさを増長させ、なんかもう…すごい。ちょうきれい。

 

 

写真だけでも、どことなく伝わると思う。

 

水に触れずとも、何か悪いものが浄化される雰囲気。

居るだけでパワーを貰える…そんな場所だ。

 

 

ポストカードにして売ったらいいよくらいの景色。

 

緑と水と人工物…これが三位一体となる場所なんて、そうはない。

なんか改めて…凄い所に来ちゃったなぁ…。

いやはや…非日常感ってこれじゃな。

 

 

さてさて、この水が流れていく先を見に行きますか…。

 

ほんと、ここは東京なのか?錯覚に陥らせる場所だ。

 

 

歩いていくと、水路と歩道の高さが近くなり水との距離が近くなってきた。

 

段々と肌寒くなってくる季節…でもこの水の流れを見ていると

不思議と夏の涼しげで気持ちのいい“涼”を感じる。

 

 

この真姿の池湧水群がある散歩道には野菜の直売所などのお店があったりする。

先程の写真に黒い木製の塀があったが、その先がお店となっている。

 

ここに訪れた当初はこの水路で赤カブが冷やされていて

夏休みで田舎のおばあちゃん家に来たような気分になった。

 

 

散歩道は距離としてはそこまで長くないが、かなり濃密な散歩道である。

 

カラーコーンが置いてある場所は、先日の大雨で一部損壊してしまったそうだ。

これだけ陸と水路の高さが近いと、増水した時は水浸しになりそうだな。

 

 

進むと分かれ道上にこのような道案内が。

 

武蔵国分寺跡資料館・史跡の駅…か!

ふむ、気になるな。こちらに行ってみるか!

 

 

こちらの水路がある道がお鷹の道だ。

 

この道は住宅街の中に併設されて作られている為、お静かに散策願いたい。

真横がお宅なので、なんだか人様の庭先を歩いている感覚に陥るな…。

 

 

こちらの草木も良い感じのグラデーションになってる。

黄色になりかけの緑…非常にそそるものがある。

移り変わった姿もいいけど、移り行く姿もまた良し。

 

しかしまぁ…このような素敵な場所が無料で一般開放されているとは。

 

 

しばし歩いていると…ここが史跡の駅・おたカフェか。

カフェスペース以外にもトイレや休憩など、無料で施設を利用する事が出来る。

 

カフェなので、ここらでワタクシもコーヒーブレイクしたい所…だったが!

かなり混雑していたので、入れず…ぬぅぅ…。

人気スポットなのか…次回チャレンジ!

 

 

史跡の駅・おたカフェの目の前にはおたかの道湧水園・武蔵国分寺資料館がある。

 

こちらへの入場はチケットが必要で、そのチケットはおたカフェで買う事が出来る。

中はチケットを買ってからのお楽しみだ。

 

 

再び、分かれ道の所まで戻ってきた。

それではまだ行っていない、反対側へ行ってみよう!

 

 

こちらの道も武蔵国分寺跡資料館・史跡の駅への道同様、横に住宅街があるので、お静かに。

インスタに映えそうな景色だが、お静かに。

 

 

こちら側の水路の水も透き通っていて綺麗!

 

この看板の通り、これくらいの水質ならば蛍も生息出来そうじゃな。

草木の生え具合も良い…。マジ、水辺レベル高すぎなんよ…。

 

 

しばらく歩いていると…竹林にホタルらしき?

 

…じゃぁない!!!!!

あれは!!!!お猫様!!!!!!!!!

 

ねっこ!!!!!!!!!!!!!!

 

 

水辺とねこ!!!!!!!!!!!!

良過ぎて気を失いそう!!!!!!!(パタリ)

 

 

という事で先に進む。

 

住宅街にひっそり息づく名水。

かっちょいいよな…自宅の横に名水流れてるとか、こんな最高な自慢ないよな…。

 

 

底まで見える、この透明感。

 

ここまで綺麗なビオトープも早々、お目にかかれないだろう。

都会に住む生き物、そう人間にとっても、オアシスである。

 

 

更に奥へと進む。

 

いいなぁ、ここら辺は完全に普通の住宅の裏にせせらぎがある感じ。

知る人ぞ知るというか、秘密の通路というか日常と非日常の狭間な風景である。

 

…というか、降りれるところあるな?!おりよう!!!

 

 

横幅的には実は成人男性一人分くらいの幅しかないが、近づいてみると結構迫力がある。

 

しかし、良い景色だ。

なんやかんやでカメラ好きの方もいいね、ここ。

 

 

お、ここがお鷹の道の終点か。

ではでは…終点なので、記事もここでおしまいにしますか!

 

いかがでしたでしょうか?!お鷹の道・真姿の池湧水群の巻はッ!!!!!!

水辺に関しては色々取材しましたが…何十もある記事の中で一番オススメな水辺は…?

と、聞かれたら間違いなく、まずここを指名しますね。

それくらい、素晴らしき所です。

 

うむ、マジでまた来よう…!

それでは、また次回!Byenow!

 

 

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2024/7月 加筆修正