気になった場所を紹介していきつつ、ブリッジしながら水の入ったコップをお腹に置き
その状態を維持しつつ書くコラム…。
はい、久し振りに前転を連続で三回やったら体を痛めた、どうもササローです。
今回のテーマは!?
方南町と和田掘り公園
を取り上げていきます!!!
お隣さんではないが近い街。昭和が生きている街でもあるんです。
こちらも近いという事でガキローの頃からお世話になっていた街でね~!
また思い出話を織り込みつつ、進んでいきますよ!
方南町へのアクセス方法は地下鉄丸ノ内線の方南町駅を下車。
または京王バスの方南町駅バス停で下車が便利です。
方南中央通り商店街の坂の下からスタート。
商店街はこの坂を登った先に御座いますよ。
来た時間が早かったので、どのお店も開店前だった。
はい!こちらが方南中央通り商店街で御座います!
都内にはこういった商店街が多くていいね~。この賑やかさがいいのよ。
近年では大型のスーパーやコンビニ、ネットでも注文出来る時代。
建物の老朽化や後継者など色々と問題はあるが、やはり住まう人の生活を支える根本がここにある。
あるものを大切にし、より長く、いつまでもあってほしいと思う。
ワタクシの大好きな、定食のヤシロさん!
実は高円寺にも店を構えるチェーン店だったりするが、そう感じさせないこの貫禄よ。
定食もさることながら、単品料理も豊富なお店。
やはりカウンター上に置かれている家庭的なお惣菜の数々!これなんよ!
これだ!と決めて店に入るも、その惣菜を見ると、つい追加しがち…ヤシロあるある!(笑)
午前中からも開店しているので、昼呑み客も。くぅー!!!羨ましい!!!
やはりオススメはレバニラかしら…?生姜焼きも?!
ああ、ポテサラをつまみに瓶ビールとか…マグロ納豆とか…それを取材したい…。
こちらは八百市本店さん。
色鮮やかな果物や野菜が販売されている。商店街には、やはり青果店がないとなぁ~!
置かれているもので季節感を感じるね!更に嗅覚でも味覚でも楽しむ事が出来る。
そして、その目の前には安過ぎるのに味・量が凄い事で有名の一心太助さん。
今も変わらず方南町で1,2を争う人気店ですぞ!
方南通りに出てきた。
この道路を真っすぐ行くと、京王井の頭線の西永福町駅方面へ。
その反対は都庁、そして新宿駅まで行く事が出来る。
非常に利便性の良い道なので、ここら辺に住んでいる人には欠かせない道路だ。
しかしまぁ、ササローがガキローの頃から変わってない、屋根付きの商店街。
昭和な雰囲気…ホント、素晴らしい!
今立っている近くに方南町の老舗中の老舗、マツキとり肉店さんがある。
ここでは焼き鳥などお惣菜が買える事が出来る。
というか見て!この渋さ!この渋さに至るまで、どれだけの住まう人の胃袋を支えてきたか…。
そして今に至っても、変わらず支え続けている。本当に素晴らしい事だ。
ちなみにササローの密かな晩酌のおつまみ処でもあります!(笑)
あ、ここは人気店なので売り切れるが早いのですよ!
そんなレトロなアーケード街を永福方面へと歩いていくと…。
お!ワタクシの好物の蕎麦があるお店があるではないですか!!!
こちらが一部の方には有名な?!方南町駅2番出口のすぐ側にあるちかてつそばさんです!
これがホントの…駅を出てすぐ蕎麦(そば)…なんつって…。
この商店街とあまりにもマッチしている、この外観…。最高過ぎる…。
お品書きが貼られ過ぎて、そういうカラフルな壁紙っぽくなっている所も良い。
なんといっても…ちょっと薄暗く、レトロ感がたまらなく良い。
…レトロなメトロ…。
しかしまぁ、お品書きの量よ。目移りが激しくなり過ぎるな…。
どこを見たらよいか…座って、じっくり見たいレベ………
?!
ぬるい?!
き、気のせいじゃないな…。
…ぬるい。
やはり…何度見てもぬるい。何往復してもぬるい…。
ぬるいの?!!?!温水(ぬくみず)???ぬくみずですか?!!!?!?!?!
“方南町に、来たら、一度は”と書いてある。
…これしかないッ!!!
・ぬるいそば(標準のぬるさ280円)+コロッケ(100円)+野菜かき揚げ(80円)
着席し、注文。
これでなんと460円。ワンコイン。凄い、揚げ物ダブルで、この安さか…。
それでは、いただきます!
まずはその“ぬるい”とされるつゆから。見た目はオーソドックスな関東風のつゆですな。
というか…丼を持った時点で器が熱くない!!!!!
これは色んな意味で期待出来る!!!(笑)
あ…。
ぬるい…。
嘘偽りなく、ぬるい…。心置きなくぬるい…。
あ、でも美味しいぞ!これ!
ぬるさゆえにつゆのダシの風味が非常に感じやすいかも。そして凄い旨味。
熱々だと熱さで色々と飛んでしまうが、それを取り除く事によって、キチンと味と向き合えるという感じ。
ざるそばのつゆの濃い感じより下だけど、かけそばのつゆよりかは強い風味…。
温度で味が変わるというが…本当に変わるもんだなぁ!
そして、何よりにゃんこ舌のワタクシもフーフーせず、ズルズルと食べていける!
コロッケ。
中はじゃがいも。それにコーンが入っている。つゆに馴染みやすい、あの感じのコロッケだ。
馴染み過ぎて崩れ過ぎないうちに食べる。
つゆに浸る、野菜たっぷりのかき揚げ。
どんなにかぶりついても、火傷しないのが良いね!(笑)
しかし、つゆの味が豊かなので、つゆが染みた分だけ美味さも増していっているなぁ。
完食。
近場の良きお蕎麦屋…!ご馳走様でした!!!
2021年現在。
ちかてつそば無くなり、そこに勤めていたご主人は駅からすぐ近くにワイズというお店を構え、復活!
“あの味”…また食べれますよ!
お腹も満たされ、ぶらぶらを再開。
お次は永福町方向へと歩いていく。
商店街をパシャリ。
笹塚の甲州街道も、ひと昔前はこんな感じだったなぁ。
しかし、こちらの通りはよく通っていたな~。
幼少期は散歩がてらママロー、パパロー、アカローと一緒に大宮八幡宮に行く際にココを通ってました。
更に成長すると友達を引き連れ、チャリで和田掘公園目指すガキロー時代。その時もココを通ってました。
そして、今現在のこうしてまた通っている。
変わらない、いつもそこにあるもの。普遍って大切だと改めて思った。
ここの商店街は本当にレトロの塊。どこを見ても、昔のまま。
それが今現在までキチンと綺麗に保たれているのも凄い。
アーケード部分ばかり注目しがちだが、タイルの模様もレトロチックで可愛い。
お店は変わってしまうが、この上下が変わらないので“方南町”らしさは失われない。
なんだかんだでお昼の手前の時間に。
時間が経つにつれ、商店街に活気が出てきた。
笹塚周辺には数多くの商店街があるが、その中でも午前中から夜まで活気があり続ける商店街は
多分、方南町と笹塚と幡ヶ谷と下北沢ぐらいかもしれない。
実はそれくらい人が行き交う地域なのだ。
こちらは天ぷらがメインのお惣菜 かんだやさん。
冒頭らへんで紹介した、マツキとり肉店さんや方南中央通り商店街にある宮川鳥肉店さんなど
方南町にはホント、お惣菜屋が点在している。
なんだろう、活気がある街はお惣菜屋さんが多いのよね。
“家で作らず買って食べるだけ”
手抜きしたい日もある。日々の暮らしには欠かせないお店である。
…よし!
方南町駅周辺はこのくらいにして…。和田堀公園に移動したいと思います!
方南通りを永福方面へと進み、大宮八幡宮へと続く道までやってきた。
先程もちょこっと話が出た、大宮八幡宮なのだが…実は!
歴史は古く、康平6年の頃から建立され、また弥生時代の墓(方形周溝墓)が発見された場所でもあり
この地自体がそもそも、太古の時代から重要視されてきた場所という実は凄い場所だったりするのだ!
更に!ここ、大宮八幡宮は武蔵国の三大宮の1つ呼ばれ、広大な境内が特徴的で、子育てや安産などにご利益があり
また東京のへそとも言われパワースポットとしても有名だったりとなんかもう情報量が凄い場所なのよ!!!
ちなみに近くにある人見街道(都道14号)は西から来る人達の参拝の道とも言われ……は置いといて!
今も昔も人々に親しまれている場所なのですよ!
そんな大宮八幡宮のすぐそばに今回は和田掘公園があるのです!
大宮八幡宮の鳥居を右に曲がり、坂を下ると
第二の目的地、和田掘公園が見てくる。
善福寺川の脇道を入り、更に奥へと進む。
木々に囲まれた自然豊かな場所が見えてくる。そこが和田堀公園だ。
実はここ、善福寺川沿いに形成された公園で、非常に“距離”がある公園だったりする。
ちなみに和田堀公園の隣は善福寺川緑地という遊具もある緑地帯に隣接しているのだが
そこを含めると、なんとなんと全長5kmにもなる巨大公園となるのだ。
なので子供目線からすると、この長さの分だけ可能性を秘めた最高のスポットという訳なのですよ!
はい、到着!
孤独のグルメでゴローさんが焼うどんを食べた所でもあり、モヤモヤさまぁ~ずで
さまぁ~ずも訪れた昭和っぽさが残る、お食事も可能な釣り堀、武蔵野園さんです!
うーん!渋い外観!これぞ、都内の隠れた名スポット!
リフォームして間もないのか非常に鮮やかな赤い外観となっている。
超珍しい、ポップコーン自販機の忍者じゃじゃ丸君がお出迎え。
口にはモヤさまのステッカーが貼ってあったりする。
ポップコーン自販機も見なくなったなぁ。
今現在ではデパートや大きな商業施設のゲームコーナーで、たま~にだけど
キティちゃんやアンパンマンのポップコーン自販機を見かけるくらい。
時折 “僕、じゃじゃ丸!” という音声が元気よく流れる。まだまだ現役稼働中のようだ。
どれどれ、ではバター味を買ってみるか。
お金を入れてポチっとな。
おお、焼いてる途中、香りが漂ってくる!!!いいねいいね!良い待ち時間だ!
そして、しばし待つと完成。
出来たては…アツアツッ!!!!!アッチ!!!
古い筐体なので熱の入り方にムラがあるのか、弾けていないコーンもある。
古めの自販機ならではの愛嬌。
普段、レトロな自販機と接しているので、結構愛嬌として捉えがちなワタクシ…。
ここへ来たら、是非一度やってみてほしいな。
じゃじゃ丸君を後にし、和田掘公園内へと入る。
うーん、木漏れ日が綺麗だ!
ここに何故、ガキロー時代によく来ていたのか…それは!
ヒコーキ広場目的!!!!!
ここね…自転車用の小さいサーキットみたいな所があるんですよ…。
そうなんですよ…もうお分かりですよね?
というか、和田掘公園から緑地帯まで起伏やデコボコした地面の所が多く
多くは語りませんが…自転車で色々するのに最適な場所な訳ですよ…(笑)
いや~自転車というツールを覚えた頃はね~頻繁に行ってました(笑)
もうね、気分はラリーですよ!派手に転んだり、飛んだり!硬い土なので、しかもよく滑る!
ゲームの世界をリアルに体験出来るもんだから、皆やってたなぁ…
あ!!!よい子の皆さんはルールを守って、正しく運転しようね!!!
こちらが和田掘池。
相変わらず水辺があると撮影してしまう。
石神井公園の時もそうだったが、木々に囲まれている水辺は、神々しく見える。
綺麗なポイントを発見!
ここが都庁も見える、新宿からすぐの公園とは思えないな…。
いや、ホント…美しい!
善福寺川。
前回のコラムで石神井公園の巻で武蔵野三大湧水池に関して触れたが
ここに流れている水こそが、その武蔵野三大湧水池の一つ、善福寺池から流れている水なのである!
再び、和田掘池に戻ってきた。
自転車圏内に静かで自然豊かな場所がある…なんとも恵まれておるな。
渋谷区の代々木公園や新宿御苑など都内の公園ってどこも広く、自然豊かなんですよね。
そして、どの場所も歴史がある所ばかり。
掘り下げていくと、またその公園の見方が変わってくるし…そういうのもドンドンやっていかねば…!
武蔵野園に戻ってきた。
さぁて…いい時間だ。ここで締めますか。
いかがでしたでしょうか?!!!!?!?!
笹塚からちょっと離れた所にも魅力的なスポットがあるんですよ!
前は南の世田谷で今回は北の方南町。
次は笹塚の西と東も掘り下げてみようかな~?!
今回もご静聴ありがとうございました!!!!
Byenow!(また次回)
次回は…東京から離れた所のお話…?
2021年12月1日加筆修正