https://ameblo.jp/sasaoyuko/entry-12622098356.html
3回目のデートは、地元の町田
人生で初めての3回目のデート
私の心は「無」だった。
私は何故、ダイキさんと会い続けているのか
すごく謎だった
話が特別が合う訳でも無い
自分が好意を感じている訳でも無い
相手からの好意も感じない
ただ誘われたから、何となく会っている
アプリには毎日、申請が来るけれど
最近は会うまでの親密な会話にならない
ただ、作業的に申請を許可する
会いたい、と思うような人も
素敵だなって思う人も
そもそも、そんなに居ない
ただ普通に話せる人が
私は欲しかったのかも知れない
日常系のメールはしてこないものの
デートの日取りは積極的にしてくるダイキさん
不定休の仕事で多忙らしく、
なかなか夜に時間が作れないので
私もシフト休みの平日の昼間に会うことになった
どうして3回も会おうとしてくれるんだろう？
何がそんなに、
彼をやる気を起こさせるのだろう？
すごく不思議だった
彼のつけているブルガリの香水の香りも、
定番になってきた
この香りと言えば、ダイキさん、みたいになった
街の小さなピザ屋さんに行った
本格的に釜で焼いてくれるのに、安くて美味い
彼は、お好み焼き風のピザを食べていた
本当に、お好み焼き好きなんだな
嘘が無い人だ
そう思った時、
私の本当のこと話しても良いかなって思った
「私、本当は
派遣社員をメインにしてるんじゃなくて
日本画家なの。絵描きなの。」
そう言うと、
素朴で無表情な彼の顔が
少し目を見開いた
「そうなんだ！
いやでも、変だと思ったー！
色々知ってるのに、
普通のOLさんって感じじゃなかったから
自分は絵は描けないけど
そういう才能って、大切にした方がいいもんね〜」
と、尊重してくれた。
正直、ホッとした。
「私が絵描き」と言うと
大抵、心無いことを言われるパターンが多い
実名で仕事をしているので
検索すれば新聞記事もサイトも
いくらでも出てくるので、
説明するのが面倒くさ過ぎて嫌なのだ
やっと自分の本職を言えたので
ずっと聞きたかった、
彼の職業に関する専門的な質問が
ドンドコ出来て、すごく楽しかった（金の相場上がってるよね、プラチナ安くなったよね〜）
好奇心とお腹を満たした所で
行ってみたかった猫カフェに行った
お互いに人生初の猫カフェである
猫が全然触らしてくれなくて爆笑の私と
猫に構いに行って逃げられるダイキさん
私と猫と夢中に遊んでいると
彼が物凄く悲しそうな
思い詰めた顔をしていた
待って？！((((；ﾟДﾟ)))))))
猫に構われないだけでそんな顔する？！
私はとてもギクっとした。
もしかして
やっぱり自分は女性と
上手く話せないとか悩んでるのかな？！
そこは頑張れよ、ここが踏ん張り時だぞ！
私は、誰かと話す練習台なんだろ？！
ドーンと来いや！
っと、漢気を発揮する私
（本人には言ってないけど思ってた）
ひとしきり、猫と遊んで彼が
遅番の会社に向かう時間になった頃
その時は
来た
あの、
ゆうこさんって
今、お付き合いしてる人は居ますか？！
。。。続く
※余談
後々、
「あの時、猫カフェの時なんか悩んでた？」
っと聞くと、
「3回目のデートだから、
関係にシロクロつけなきゃ失礼だし
告白しなきゃって考えてた。
振られたら終わりだから、
でも、この関係が終わりたく無いなって考えてた」
だそうです
失礼ってどう言う意味？と聞いたら
「他の男性とも会わなきゃいけないでしょ？
中途半端にしておくなんて失礼なことしたくない」
だそうです
私、これを聞いた時、
大騎を選んでよかったなと思ったよ。
あ、選ばれて良かった、か😌会いたいなぁ