スチーム式加湿器の代用フィルター | ささのブログ

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これは地方の雅楽教室で鞨鼓を練習するために、空き箱と鉢を組み合わせて作った物。本物とは似ても似つかないが、サイズ的には全く同じにしてあるので、練習にはなる。そのうち、かつて販売していた「練習用鞨鼓」を再製作しようと思っているが、最初はこれでいい。空き箱鞨鼓で練習して、上手く打てるようになるころには本物が打ちたくなる。指導する側はその時期を見計らえばいい。

 

寒さが本格的になってきて、テレビの情報番組では加湿器の特集をあちこちでやっている。さすがに事故が多発している「超音波式」は使用する際には毎日よく洗うように、と言うようになって来た。が、毎日洗っている人は果たしてどれだけいるだろう。それに、単に「洗う」のではなく「よく洗う」ということはそれだけ水を使うということ。面倒な上に水道代もかかり、かつ危険。なんで「超音波式」なんてなんの役にもたたないものを、販売禁止にしないのか、理解に苦しむ。

 

我が家はもう十数年、「スチーム式」だけ。その前は、「気化式」を使っていたが、「気化式」は寒い部屋では役に立たない上に稼働すると寒さが倍増する。フィルター代もそれなりにかかる。その点、「スチーム式」は部屋が暖かくなり、暖房代の節約になる。本体の電気代は実際は相殺されることをテレビや雑誌はまったく考えていない。「スチーム式」の電気代はトータルで考えると、他の方式と比べて全く高くない。

 

ただ、唯一、交換が必要なパーツが、カルキを吸収するフィルターだ。だいたい、ひと冬つかうと、スポンジ状のフィルターはカルキを吸ってカッチコチになる。消耗品として、一つ500円弱で買えるが、面倒でカチコチの状態で使い続けている人は多いだろう。私は数年前に、専用のフィルターの代わりに不織布マスクを使ってみたが、全く問題なかった。ただ、その後コロナ禍でマスク自体が稀少品になった時期があったので代替品を考えた。

 

結局、キッチンペーパーが最良だという結論に至った。細かく裂いたキッチンペーパーを専用フィルターの代わりに入れるだけ。1週間も使えば、キッチンペーパーはカルキを吸って硬くなっている。不織布マスクよりも、付着率・吸収率はいい。それにほぼ無料に近い。なので、うちでは毎週取り替えている。

 

「紙を発熱板の上に置いて大丈夫なの?」と思われるかもしれないが、常に水で満たされているので問題ない。うちでは、キッチンペーパーフィルターにしてから、本体へのカルキの付着は全く無くなった。ただし、スチーム加湿器によっては、発熱体の状態が悪い物もあるだろうから、最初に試すときには、そばに居て通電して確かめることが必須。渇水したら自動で運転が停止になる機種であることがもちろん必須。このブログを読んで試そうとする方は、あくまで自己責任でどうぞ。