大容量リュックを新調2022 | ささのブログ

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先日、メルカリで落としたハンディレコーダー、所属の雅楽団体の定期コンサートで予定通り生録デビューした。初めての機材を現場に持ち込むのは緊張する。アナログの時代ならば機材自体の耐久性の問題だけ考慮すればよかったのだが、デジタルの現在、その機材を動かすプログラムのクセを把握しなければならないからだ。例えば、録音状態が1時間以上続き、その間全く何も操作しないと、勝手にポーズ状態になる、なんてこともあり得ないことではない。

 

 

 

そのため、合奏練習の時間にちょこちょこ録音して、特有のクセはないか、確認し続けた。結果、特に誤動作もなかったので、コンサートの現場に持ち込んだ。実際、調整室からラインをもらい、録音してわかったのは、かなり使いやすい機種だということ。とにかく、メニューの階層構造がわかりやすい。マニュアルがほぼ要らないほどだ。録音したデータをチェックしたところひずみなどはなく、生録デビュー、無事終了。これから何年間かは主力で頑張ってもらう予定。

 

 

 

仕事用のリュックを新調した。直近まで使っていたのは202012月に購入したもの 、デザイン・収納力・防水性・重量など、何一つ不満なところはなく、ご機嫌に使ってきたのだが、メイン室のファスナーが壊れた。ファスナー本体は大丈夫なのだが、本体に装着してあった縫製がファスナーから分離。結果、ファスナーが本体から外れてぶらぶらになった。

 

 

 

ファスナー自体は原型をとどめているので、針と糸で本体に縫着を試みた。ファスナーの「谷」の部分に糸を通し、スライダーが糸を噛まないようにしたのだが、使っているうちに噛むよ うになってくる。だましだまし使っていたが、今度は反対側の同じ個所が分離。こちらも針と糸で修理したが、いつスライダーが糸を噛んでメイン室が空けられなくなるかわからない。

 

 

 

仕事先で開かなくなったら困るので、同じサイズのリュックを探した。これまでのリュックは最高に気に入っていたので、また同じものを購入しようかとも思ったのだが、メイン室のファスナー2か所が同じように壊れたということは、個体不良ではなく、構造的な問題の可能性が高い。そうなると、同じ製品を買っても1年でダメになる。

 

 

 

それに、ゴムでコーティングを施した「止水ファスナー」はもともと短寿命だと思っていた。このリュックを買ったときに、唯一心配だったのが止水ファスナーの寿命だった。それが身をもって証明されたので、止水ファスナーのリュックは候補の対象外だ。メーカーの説明によると、通常のファスナーの2倍の価格の高級ファスナーを使っていると謳っているが、結果1年で寿命。

 

 

 

同じようなコンセプトで色も黒の、サムソナイトのリュックも一つ持っているのだが、ちょっとサイズが小さい。入れるものが決まっているので、高さが48cm必要なのだが、サムソナイトのリュックは45cm。容積も含めてちょっと足りない。なので、観光旅行やショッピングには使えるが、仕事用としては不向き。

 

 

 

なりしつこくネットでチェックし続けたら、アメリカンツーリスターのバックパック(つまりリュック)で1つだけ諸条件をクリヤしたものを発見。サムソナイトの展開するブランドの一つらしい。数年前にも同社のリュックを購入しようとしたら、どのサイトでもsold out。泣く泣くあきらめた覚えがある。そして、今回もこのリュックだけ軒並みsold out。どうにもアメリカンツーリスターとは相性が悪い。

 

 

 

世界的大手のネット通販業者は、顧客のデータ管理が全く信用ならないのでハナから対象外。なので、探せるネット通販は限られてしまう。それでもしつこく探し続けて、ようやく楽天ショップで希望のリュックと思われるものを発見。「思われる」というのは、型番がメーカーで出しているものではなく、その店の管理番号しか表示されないので、それが欲しいリュックかどうかはサイズや写真で確認するしかない。

 

 

 

結局、マチが可変するという情報から、希望のリュックだと確信が持て注文。6日かかって今日届いた。やはり希望のリュックに間違いはなく、サイズはこれまでのリュックとほぼ同じ。高さもあ るので、龍笛や正倉院尺八を複数本入れても大丈夫。今回のは周りをぐるりと一周するファスナーの開閉によってマチが4cm増減するので、荷物の少ない日はスリムにして背負える。生地自体は防水ではないようだが、しっかりした防水カバーが付属されているので問題ない。

 

 

 

ファスナーも「止水」仕様ではなく通常のもの。これなら寿命の心配はない。メイン室に仕切りポケットがないので、これは自分でつけるしかないが、暫く使ってみて、本当にそれが必要だと判断してからやればいい。リュックは私の仕事の最重要パートナー。選んだものは大事に使うが、それだけに妥協はしたくない。今度のは出来れば10年くらいは使いたいものだ。