昨日、「エデンの東」を見た。ジェームズ・ディーンの数少ない出演の代表作。音楽も、昔、NHKがやっていたファン投票で選ぶ映画音楽の番組で何度も1位を取っていた。テーマ曲、悪くはないが1位を取るほどのものだろうか。何かしらの組織票が働いたとしか思えない。肝心の映画、見てみたら、何を持って名作か、さっぱりわからなかった。正直、最初の10分で見るのをやめようかと思った。名作と呼ばれるものも、はまらなければどうしようもない。
今日は1週間ぶりに太陽が顔を出した。多くの家で、布団を干したことだろう。うちでは布団は干さない。干してはいけない布団
だからだ。エアウィーブという、太い釣り糸を何層にも重ねてスプリング状にしたマットレスで、アスリートがよく海外に持って行くことで知られている。空気の層により、夏は涼しく、冬暖かい、まさに究極の布団。ただし、もちろん寿命はあり、大体7-8年。ブログ
を調べると、丁度丸8年使った。
電化製品ならばこまめなメンテナンスを繰り返して、平均寿命の倍は使うのだが、素材の寿命はどうしようもない。妻によると、いつも寝ている部分のヘタリが最近顕著になっているらしい。こんな時期に痛い出費ではあるが、質の良い睡眠は何より大事。前回と同じ百貨店で注文し、60インチのテレビが入っていそうな段ボールに梱包されて週末に届いた。前回と同じものはすでに販売されておらず、今度のは若干薄いらしい。
箱から出して、新旧比べてみると、明らかに新しいエアウィーヴの方が軽い。計ってみると、旧が7.5kg、新が6.5kg。たった1kgの差だが、布団の上げ下げの際にずっと楽。軽く・薄くはなったが、技術革新によって、使用感は変わらないのだろう。確かに、敷いた上に横になっても、頼りない感じは全くなく、しっかりしている。
ファーストインプレッションに違和感が無ければ、あとは8年使った安心感がある。また8年はこれで快適睡眠が取れる。ただ、マットレスを買い換えたときに必ず起こる問題が一つ。古いマットレスをどう処分するかだ。これまでは、小さく切って、稽古場のクッションに改造していたが、現在、新たなクッションが必要な場所は無い。それと、低反発のスポンジと違って、エアウィーヴは切るのが大変。
でも、普段ゴミとして出すには細かく切らなければならない。高級な裁ちばさみは1本もっているが、エアウィーヴの特殊繊維を切ったら、生地の切れがわるくなりそうなので、汎用のハサミと
カッターで切るしか無い。カッティング作業の途中、ふと思いついて、枕を作ってみた。頭を置いてみるとなかなか具合がいい。あと、2つほど、枕を作ればゴミが出ないのだが、誰か欲しい人、いないかねぇ。