ささのブログ

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6年前に買った往復式の電気シェーバーの剃り味が落ちてきた。まぁ、普通に考えて、刃の寿命だろう。そういえば、12年前に買った、回転式の電気シェーバーの刃は、最近2度目の交換をしたところだ。ならばと、往復式シェーバーも刃を換えようと、ネットで型番を探したら、もう取り扱っていない。さらにしつこく探すと、あるにはあったが、内刃だけで、買ったときの本体よりも高い値段になっている。それじゃ買い替える意味がない。

 

そもそも、私は往復式のシェーバーは好きじゃない。音ばかりうるさくて、あまり深剃りが出来ないのは、機種によるものではなく、往復式という、その運動そのものに問題がある。海外のB社などは「深剃り」を前面に押し出しているが、実際には深剃りだけで言えば、最下級の回転式に、はるかに及ばない。真横に強引にぶった切るのが往復式、ヒゲを引き切りするのが回転式。

 

往復式は、右に行って一瞬止まって左に行って、また一瞬止まって、それの繰り返し。連続運動である回転式に比べて、運動効率は決定的に劣る。それを補うために、往復式のシェーバーは、速度を上げているが、そのため、熱はこもるし、音はデカい。○枚刃とか言って、多連装の刃を付けて、一回のストロークで多くのヒゲをカットして、肌に負担をかけないようにしているが、運動効率に秀でる回転式ならば、そもそも肌にかかる負担はずっと少ない。

 

回転式の音は本当に静かだ。テレビを見ながらでも、動作音は微々たるもの。往復式では、ヘッドフォンでもつけないとならないが、回転式ならば、ほとんど気にならない。なので、回転式シェーバー唯一の弱点である、「剃るのに時間がかかる」も、テレビを見ながらのんびりやればいいので、私は気にならない。

 

だから、往復式シェーバーはもうやめて、12年使っている回転式シェーバー一本にしてもいいのだが、問題が一つ。この回転式シェーバーは防水タイプではないので、シェービングフォームを使ってのシェービングが出来ない。往復式は防水タイプだったので、よくシェービングフォームを使って、石鹸剃りをしていた。それが結構気持ちよかった。

 

なので、回転式で防水タイプがないか、調べてみると、「ロゼンスター」という、私にはなじみのないメーカーに、該当製品があることがわかった。値段も手ごろで、4月に買ったテレビのポイントで賄える。さっそく注文。来たのがこれ。今までの回転式に比べると、結構ずんぐりな感じ。でも、手に持った感触は悪くない。音もやはりとても静か。本当は寿命レスの乾電池式がよかったのだが、これはUSB充電。まぁ仕方がない。

 

早速、シェービングフォームを付けてシェービング。往復式とちがって、刃がヒゲをとらえたときに「チン、チン」という音がして、とても楽しい。深剃りも回転式の前の機種とほぼ同等。当然、往復式よりもずっと深剃りは効く。回転式というと、「安物」と決めつけている人が多いだろうが、実際には深剃りは回転式の方が上。ただし、時間はかかるので、速さを求めない人には断然、回転式シェーバーがお勧め。まぁ、結局は好みに寄るのだろうが。