電気シェーバーを新調♪ | ささのブログ

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出張用のシェーバーの外刃が割れてしまった。替え刃を買おうとも思ったが、くし型トリマーを挟んだ3枚刃で、結構高い。前から気になっていたシェーバーを新調するのと値段的にほとんどかわらないので、買い換えることにした。


世の中、電気シェーバーは、ブラウンやパナソニックなどが採用している往復式が主流。だが、私はこの往復式が大嫌い。まず、音がうるさい。往復式というのは、内刃の動きが一瞬止まり反対方向に動く、この繰り返し。連続運動である回転式と較べて断続運動の往復式は、運動的に決定的に劣る。それを補うために、往復のスピードを極力上げている。結果、回転式とは較べようもないほど音がうるさい。また、回転式がヒゲを引いてカットするのに対し、往復式は強引にぶった切る。そのため、往復式シェーバーで剃った後の肌は、回転式に較べてざらざらしている。


往復式シェーバーの利点として、長いヒゲやくせヒゲを効率的にカットするくし型トリマーを搭載できることが上げられる。が、毎日きちんとシェービングしていれば無用の長物だ。


回転式といえば、フィリップスを思い浮かべる人が多いだろう。私も以前、2万円クラスのものを使っていた。だが、フィリップスはどうやっても深剃りが出来ない。また、私のように口ヒゲやあごヒゲを生やしていると、フィリップスのような刃の形状だと、剃るところと残すところの境目がつけにくい。ささのブログ


今回、新調したのは、泉精機のクリーンカットEZD-210。数年前までセイコーブランドで作られていた、超ロングセラーの製品だ。初代ウルトラマンの変身アイテムを彷彿とさせる、スタイリッシュな円筒形が特徴だ。当然、旅行用で必須の乾電池式でもある。確か、私がまだ小学校に上がる前に、父がそっくりな電気シェーバーを使っていた記憶がある。とすると、もう40年もモデルチェンジをしていないのだろうか?


 届いたEZD-210の電源を入れると、とても静か。やかましい往復式と較べるとちょっと頼りない気もする。肌に当ててみる。「チンッチンッ」と、ヒゲを捕らえると小気味良い音がする。剃っていてとても楽しい。面積が狭いので、シェービングには時間がかかるが、音が極めて静かなので、テレビを見ながら剃れる。本体が細いので、伸ばすヒゲと剃るヒゲの境目はつけやすい。そして、驚くほど深剃りが出来る。今まで使ってきた、ブラウン、フィリップス、パナソニックなどの往復式シェーバーよりも確実に深剃りが出来る。構造もいたってシンプルなので、故障も少ないだろう。いい買い物をした♪


  クリーンカットは旅行用で、普段は日立のロータリーシェーバーを使っている。ロータリーシェーバーは、日立独自のもので、見た目は往復式と変わらないがささのブログ 、鉛筆削り器のようならせん状の内刃が回転してヒゲを剃る。これもヒゲを引いて剃るので、肌には優しい。また、運動的には回転式なので音も静か。


  このロータリーシェーバーの秀逸なのは、その掃除方法。外刃のカートリッジを外すと、そこにブラシのついたアタッチメントをつける(写真①②)。私はこのアタッチメントに泡のハンドソープを充填させてから装着している(③)。あとは電源を入れて水で流せばよい(④)。外刃も、同じように泡ソープを入れて(⑤)、本体に装着して水を流して(⑥)、掃除終了。約40秒。


  高級な電気シェーバーは、アルコールで掃除するものが主流だが、充電器をかねた掃除ユニットがでかい。また、アルコールカートリッジが結構な値段だ。なので私の選択肢にはない。


  馬力でヒゲをぶった切って行く往復式と違って、EZD-210もロータリーシェーバーも、ヒゲをカットする際の「チンッチンッ」という音が楽しめる。剃るのに時間がかかったり、慣れないで往復式と同じように力任せに剃ると出血したりと、上手に使いこなすのには多少のコツがいる。が、私は電気シェーバーは「機械」というよりも、「道具」だと思っている。道具を使いこなすのには、それなりの技術が必要だ。いい道具は使っていて楽しい。これからは、自宅はもちろん、出張先でもシェービングを楽しめる。