先週の日曜美術館は、東京オペラシティにて開催中の
宇野亞喜良(90歳)氏の再放送でした。
録画していたので、何度も見入っておりました。
変容するイラストレーション 宇野亞喜良
何ともインパクトある、馬と少年
絵本 あのこより
馬と少年と、そして少女が合体している。
物語は知らないが。。哀愁というか物哀しさが伝わる!
寺山修司の俳句。
鰐狩(わにが)りに文法違反の旅に出き より
鉛筆で、さらさらと書き始めた、宇野氏
いつもの眼の大きな少女が。。
鰐(ワニ)の大きなお口を手で押さえ
まるで、ペットのような、仲良しの関係に見えます。
鰐のおっぽには、大きなリボンが可愛い♡
俳句からのインスピレーションが、凄い!
ものの数分で書き上げる技術と、内容の可愛らしさには
脱帽です。素晴らしいのひと言でした。
「笑わない女の子」は
宇野さんのトレードマークでもあります。
その奥に潜んでいる、哀しみと何かを訴える眼差しは
見る側に強烈に伝わってくる魅力のひとつです。
横尾忠則さんとは、旧知の仲間です。
寺山修司さんの天井桟敷にも、挿絵でお二人は一緒です。
2つ年下の横尾さんは、画家に転向されました。
おふたりで、海の小娘という作品を再作されてます。
赤青セロファンで、ふたりの作品が浮かび上がる
活気的な作品です。
去年は、トーハク(東京国立博物館)へ寒山十得シリーズ
横尾忠則~寒山百得展を観てまいりました。
おふたりの図録を眺めておりました。
方向性は、多少違えど
今なお、現役で多くのファンを掴んでいるお二人は
良き親友であり、変わらずに同士なのでしょうね。
されど、今回の東京オペラシティの宇野亞喜良展は
本当に圧巻の展覧会でワクワクさせてもらいました。
あまりの膨大の作品に追いつかないほどでした。
番組でも、オペラシティからのインタビューがあり
作品を説明されておりました。
ますますの作品を今後も期待したいものです。
和田誠展に行けなかったことが悔やまれます。
東京オペラシティ、アートギャラリで開催されている
宇野亞喜良展は、16日迄が会期です。
日曜美術館を観て、展覧会へという人も多いでしょう
ぜひ、この機会に、お薦めの展覧会です。
追記です♡
パソコンが復活いたしました。
部品を交換して直りました
(夫に直してもらいました)(笑)
前記事は、写真もボケボケで、一部は削除し
再度写真をアップし、加筆させていただきました。
よろしくお願い致します。