バンプ週間11 | 空堀ホイホイ

空堀ホイホイ

ベロベロバー

ユグドラシル/BUMP OF CHICKEN


まあ、せやけど、何か手に入れるために、必ず、絶対、何かしらを失うのだ!ってのも、きつい認識ですね。

きっと、20代後半から30代にかけてって、そんな焦燥があったと思いますが、最近はまあまあってな感じです。

でも、しかし、やっぱり10代の頃を振り返ると、やっぱり明らかに何か失って、失って、失って、失ってますわ。

喪失感の日々。

単純にあの頃は、元気でしたからね。


年を取ることは汚れていき、腐り、腐敗を放ち、やがて枯れ果てて行く過程を残酷になぞらされることでしょうか。

当然その先には「死」が、在ります。

絶対死ぬから。

終わるから。

生という過程の連続。

その時感じた感情など、忘れ去ってしまうから。

どんなに忘れたくなくても。

だから、どうしようもなく、現在という今、この瞬間に執着して、落として無くしてしまわないように、あれこれ拾い集める癖がついてしまって。

でも、無くすんですよ。



でもね、唄は、残せるんです。

その時の、誰かの呼吸が、音符になって、記号になって。

 
今日、久しぶりに、12、3年前に作った自分の曲、歌って、ほんとに、唄、曲を残しておいて、良かったと思いました。

稚拙な歌詞とメロディーとコード進行かもしれないが、作っておいて、ほんとによかった。



そろそろ、新しい曲、新しい歌を作らなければと、思う。

沢山、失ってきた日々を走ってきたのだから。