バンプ週間10 | 空堀ホイホイ

空堀ホイホイ

ベロベロバー

涙のふるさと/BUMP OF CHICKEN


いやはや、二日酔いの夕方である。

頭痛かったけど、せっかくの休みなんで読みかけの本を読んでました。




すべては「裸になる」から始まって (講談社文庫)/森下 くるみ



以前誰かがこの本面白いって言ってたので、そんで、最近森下くるみさんがモーサムの百々さんのソロのPVに出演されてて、ちょっと調べたらブログとかツイッターされてて、これまた面白かったです。

AV女優という職業、経験からのエッセイで、すごい良かった。

泣きました。

ロックだと思った。

中指を立てている人だと思った。

醜く、ひずみきった世界の中でも、そこに、真実が、きっと、あるのだ。

誰かは、後ろ指を指して笑ったり、罵倒したりするかもしれないけど、男の自分にも感銘、共感が出来る。


人を受け止めることは、確かに偉大だ。

考えや思想や、何から何まで自分と違っていても、微笑を携えて、受け止めるのだ。

過酷なAV撮影の現場から、憎しみ切った父親からの思いがけなかった一言まで。

彼女の経験が、男の自分にも、普遍的な感動を与え、どうしようもなく、涙が溢れた、二日酔いの一日であった。