バンプ週間⑨ | 空堀ホイホイ

空堀ホイホイ

ベロベロバー

THE LIVING DEAD/BUMP OF CHICKEN



海賊ものの漫画と言えば最近のコは「ワンピース」とかやね。

僕はちゃんと読んだことないですが。

個人的にはやっぱり「宝島」ですわ。

いずれも、大海原にロマンを求めてね。

しかし、そんな男たちへのアンチソングにコッコの「強く儚い者たち」があります。

藤原君は「強く儚い者」を選んだのです。

藤原君は若くして、何か手にするためには、何かを失わなければいけない、ということを、よく知っていたのです。

彼が高校を中退している経験が、彼の歌う動機に繋がっていると思います。

手に入れたものが大きければ大きいほど、失うものも、とてつもなく大きのです。

この普遍的なロジックを8ビートで鳴らすことこそ、バンプのロックバンドとしての醍醐味なんです。


それにしても、さすがにインディー時代のこの大名盤。

蒼いです。

当時、ほんとに毎日毎日聴き倒してました。


グングニルは、いつだって、僕の拳の中に、在る。