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騎馬民族国家―日本古代史へのアプローチ (中公新書)/江上 波夫



もう、そらそうです。

日本人のルーツ、天皇家のルーツは、朝鮮半島を経由して大陸、中央アジア、更には地中海、に及ぶのでしょう。

私は日ユ同祖論はとりません。

この名著「騎馬民族国家説」が出版された当時は、まだまだ皇国史観の影響が残っており、様々な議論を巻き起こしたのでしょう。

さて、概ねこの騎馬民族説に賛同するのだが、如何せん古代史の自由闊達な研究や議論が平成以降在野の歴史マニアの間でもかなり進み、この騎馬民族説もその都度様々な見解を溶解しながら広く遍く国民に咀嚼されるべきでしょう。

個人的には中央アジアの遊牧民族、騎馬民族への理解への窓口となった辺りが大きかった。

どうしてもアジア史になると、シルクロード経由で中国の歴史が主体になるのだが、騎馬民族を媒体に北方系経由のアジア史はこれを機会にもっとたくさん資料や著書を読みあさりたい。

まず、騎馬民族の名称や中央アジアの地理名称、地政学的見解等。

この基本的な知識を頭に叩き込まなければ、秒殺で睡魔に襲われます。



先ほど久しぶりに山形明郷「古代史犯罪」を読みなおしながらツイートしておりました。

以下転載

卑弥呼を「ヒミコ」と呼ぶのは日本人だけであり中国人は「ピミフ」と発音する。山形明郷「古代史犯罪」より。風呂入ろ。


いや、山形明郷著「古代史犯罪」P104~P105、山形氏に批判を受けた松本清張氏はNHK教育TVで江上氏との対談の際、衛満朝鮮の場所の在処の質問に対し江上氏は言葉を濁した。江上氏は旧帝国大学時代、捏造史観に携わった白鳥庫吉や鳥居龍蔵の弟子であつた。


山形氏は著書の中で旧帝国大学の学者を何人か名指しで批判している。その中に「騎馬民族国家説」江上波夫氏の名前は無い。しかし騎馬民族説に山形説が加わればかなり正鵠を得たアジア史になるはず。今はお二人とも亡くなられていて対談が実現できないのが実に悔やまれる。


山形明郷「古代史犯罪」を読みなおす。1910年の日韓併合と相前後して虚構捏造アジア史観が始まった。皇国史観に立脚した「日鮮同祖論」は日本にとって都合のいい捏造史観。ならば「日ユ同祖論」にも同じやうな匂いが。こちらはユダヤ人にとって都合のいい捏造史観。かも。皇室の起源は中央アジア
       

      
個人的には山形明郷説を軸にアジア史、特に古朝鮮以降から高句麗、百済、新羅、そして大化の改新から白村江の戦い辺りまでを考えますので、やはり江上氏の見解と相反する辺りも当然出てきます。

邪馬台国論争を追求していくと、皇国史観に立脚したアジア史の捏造問題にぶち当たるんです。

そして旧帝国大学、現在の東京大学ですね、そこの学者や教授の権威にまみれた一方的な学説の押し付けが気に入りません。

「騎馬民族国家説」で、最後、少しだけ邪馬台国に関して江上氏は触れていますが、以外に頼りない見解で、2ページ足らずです。

しかし内容は、邪馬台国の所在の在処を九州か大和だけに集中させすぎるのは如何かと。

自分のツイートから転載した内容にもあるように、江上氏は東京大学の御用学者たちの弟子であった。

故に、実は真実に基づいたアジア史を知っていたはず。

このあたりの山形氏の指摘は執念である。

古代史犯罪―邪馬台国論争と「バカの壁」/山形 明郷



いずれにしても、古代史はロマンですよね。

自身のルーツにもきっと大陸からの血が宿っているのだろう。

妄想は中央アジアに及んだ。

父方の故郷が福井なので、きっと韓半島の任那、か新羅か高句麗かは分からないが。。。

一方、母方の故郷は奄美大島。

こちらのルーツを辿ると東南アジアか更にはシルクロードの果て、中東、地中海か。

わたしは混血雑種アジア人です。

現在、こちらを拝読中。

妄想は尽きない。

新羅の神々と古代日本―新羅神社の語る世界/出羽 弘明



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