崖っぷちの日々に響いた切ないリフレイン | 空堀ホイホイ

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陽はまたのぼりくりかえす/Dragon Ash

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今日会社の同僚が

「ドラゴンアッシュのCD持ってたらかしてくれ」

と言うので早速家に帰ってきて、押入れの奥のほうに眠っていたドラゴンアッシュのCDを引っ張り出してきた。


中古ですが、この曲買ってよく聞いてました。

この曲の頃の降矢君の歌詞が好きですね。

当時の雑誌のインタビューなんか読むと、凄い生意気な印象もありつつ、結構冷静やなと、感心してました。

音楽やるんなら、売れてナンボ。

売れなきゃ、意味が無い。

才能無かったらとっとと辞めて他の道探せ。

ある意味、そうやって自分を追い込んで出来上がった曲のように感じます。

誰やったかな、この曲をピアノで演奏すると、めっちゃ切なくなるって言ってた。

そうやね、この曲に漂うリフレインって、切ないね。

実際、降矢くんはこの曲が売れなかったら、音楽辞めようと思ってたらしい。

バンドって、崖っぷちの時に作った曲とか、ライブとかが、後々伝説になったりする。

まあ、ドラゴンアッシュはこの曲を境に成功したし、ストーリーとしては綺麗すぎるねんけど。

でも、メジャーで売れたバンドの中で、一番真摯な姿勢で、成功した情況とか環境を受け止めてきたバンドやなと感じます。

以前、何年か忘れたけど、サマソニにドラゴンアッシュが出演してたんですが、降矢くんのMCが印象的でした。

「今日は外タレ目当てで来た人が多いと思うんすけど、よろしくお願いします」って言ってた。

好青年やと思ったって、みんな言ってた。

さて、この「陽はまたのぼりくりかえす」

タイトルが良いです。

ちょっと凹んでる時とかに聞くと、前向きな気分になるんですね。

昔カラオケで歌ってみんなで泣きそうになりながら異様に盛り上がったことあった。

当時は、みんな、崖っぷちで切羽詰ってたからな。

懐かしい。