タマちゃんTシャツとは

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昨日のタマちゃんTシャツについて、「何それ?」というコメントが。


……そうか、もう16年も前のことだ。

知らない人がいてもおかしくはない。

……ってかもはや、知ってる人の方が少ないかもしれない。


……タマちゃんTシャツというのはですね。

……今を遡ること16年、平成14年、東京の多摩川に、あごひげアザラシが迷い込んだわけですよ。

それに「タマちゃん」というニックネームがついて、話題になったわけですよ。

……その頃他に何もニュースもなくて、テレビはそればっか流してて。


……。

……マイク・タイソンが600億円稼いだとか、それはテレビの力がでかいとか、ふむふむ人の目に触れる=広告というものにはそこまでの価値があるのか。

……ボクシングは一生出来るわけじゃないから、後のことも考えておかないとな。

……これはヒントになりそうだ。

……とか考えてたりして。

……確かにメディアってのはそういう可能性を秘めているんたな。

……しかし、このタマちゃんは、自身にそこまでの広告価値が付いているとは知る由もない。

……一時的なマイク・タイソンみたいなもんだ。

……こんだけテレビでバンバン流されて話題になってるのに、商標権とかないわけで。

……待てよ?

てことは、この無料で手に入れていい広告塔を、みすみす逃す手はないんじゃね??


……これは商売になるんじゃねーの?

何しろテレビで毎日毎日ガンガン宣伝してくれてるので。


……で、考えた結果、Tシャツなら作れるなと。

アイロンプリントすればいいので。

……よし、これはいっちょやってみるか?


……何か本当に商売始めるなら、多額のお金が必要になる。借金する必要もあるだろう。

……そしたらそれも、簡単には始められないし、やめることもできない。

つまりお金も時間も労力も、リスクでかい。


……自分も何か商売やってみたいけど、現役中はやらない方がいい。

そっちで頭いっぱいになっちゃう。

……頭いっぱいにならずとも、少なくともボクシングに100%向いてたものが、分散されてしまう。

……そんなんでタイトル取れる実力があるのに、チャンス逃した人とかも見てきた。

……何か自分で商売したいけど、やるのはボクシング引退した後だ。

それまでは俺はボクシングだけに全身全霊を込めるんだ。


……けれどタマちゃんなら、所詮は一過性のブームだ。

続けることはできないし、失敗したとして投資額も知れたものだろう。

むしろ失敗するにしても、そんなはした金で失敗を経験出来るなら、安いものだ。

多摩川行って売れば場所代もかからない。

新宿駅前で商売始めたら、警察その他色々来そうだが、多摩川でTシャツ売ることをパトロールしてる人は、いないはずだ。


……よし、こういうのは「やらなかった後悔より、やった後悔」だ!

……というフレーズは当時思いつかなかったが。

とりあえずやってみようとやってみた。


……タマちゃんの目撃情報あった場所には、見物客でごった返してた。

そこにやはりテレビも来てる。

……しかし、アザラシは一箇所にはいない。

アザラシも生き物なので、ドンドン移動する。

……なので誰も見れないし、テレビも映すものがない。

……見物客くらいだ。

……と、そこに!

ブームに便乗して商売してるヤツまでいると。

……これは撮っておくしかないぞと。

……で、あごひげアザラシが撮れないテレビは、タマちゃん便乗商法やってる人までいると、これまた大きく取り上げて。

……取り上げられ方はうーんと思ったが、世間的に見ればただの便乗商法で間違いないし。

そんなんで、「タマちゃんアイス」のおじさんと共にテレビ出てたんですね。


……しかし、タマちゃんアイスには一言物申したい!


……タマちゃんアイスは、原付かなんかの荷台のアイスの大きい入れ物に、「タマちゃん」とマジックかなんかで書いてただけですから!!

ワタクシは、ちゃんとタマちゃんの画像入りのTシャツを一枚一枚手作りしてましたから!!

……この手間暇顧客サービスの違いを、一緒くたにされては困りますーー!!


……で、まぁそんなことはどーでもいいんだけど。

テレビ局、もしかしたら小樽まで来るぞ。

まぁそしたら今度は民泊の宣伝にもなるのでウェルカムなんだけど。

小樽のリビング
民泊始められる方は⇩からアカウント作って誰か泊めると、普通に始めるより100ドルだか50ドルだか得します。


追伸 これも何年も経った後、妹の結婚式の司会者と打ち合わせしてた時にたまたまその話になって、そしたらタマちゃんTシャツを買ってくれていと……!笑
「それ当時私しかいないから、売ったの間違いなく私ですよ!笑」

……まぁ、まとめると、たまたまタマちゃんの話がまたまたきてこりゃタマらんというわけですね。(素)

……全部で300枚くらい売れたかな。2週間くらいで企画制作販売基本一人でやってたから寝る間もなかったけど、応援隊長N丸が付き合ってくれたり、その売り上げで皆でメシ食いに行ったり、思わぬ出会いもあったり、実地でオリジナル商売できたりしたことはすごく良かった。

過去ブログ「タマちゃんTシャツの思い出」