昨日で日本代表のラグビーW杯は終わりましたが、あと2週間あります。前評判通りニュージーランドが優勝するのでしょうか。残り4試合も見ごたえのあるゲームになると思います。
雨が降る前に練習。帰りに武庫川髭の渡しで毎年咲き乱れるコスモスを見に行ってきました。天気さえ良ければお弁当持っていきたいですね。品種によってまだ満開ではないものもありますが、今月末ぐらいまでが見頃だと思います。
今日は天気も悪いしゆっくりできるかな〜と思っていたらスクランブルの依頼が入ったり、ちょっと時間のかかる作業が入ったりとゆっくりできませんでした。お店としてはいいことなんですけどね。
一番の厄介者はこやつの持ち込みでした。オーナーご自身で前のハンドルからこいつにSTIレバーをそのまま移植しただけでケーブルはそのまま外だしの状態で持ち込まれました。そしてハンドルの中にケーブル類を全て入れて欲しいというご依頼です。
今までついていたケーブルの長さが足りればそのまま使うということでスタートしましたが、一旦仮に通してみると届かないことが判明したのでそのままシフト&ブレーキケーブル交換となりました。作業に集中しすぎたので写真が全くありません。
ただこいつへケーブルを通す手順だけ備忘録として書いとこうと思います。
STIレバーからは穴が2箇所空いているのですが片方はカンパニョーロでしか使えない場所なので今回のシマノは内側の穴からシフトもブレーキも通さなくてはいけません。穴の大きさ的にはギリギリ通りますが、例えば日泉ケーブルなどのアウターだとそれぞれが滑らないのでかなり通すのに苦戦すると思います。シマノのアウターならまだましだと思います。
カンパニョーロならシフトを外側の穴から入れれるので少しは作業しやすいと思います。
ステム側の穴はこの赤い四角の部分に空いているのですがレバー側からアウターやインナーを通そうとすると赤いラインをトレースして角に引っかかって穴に誘導できません。磁石という手段があるのですがインナーなら可能ですがアウターを誘導することは不可能なぐらいテンションがかかっているので諦めました。というかそもそもSTIレバー側から通すことが困難だったのでこっちの穴からレバー方向へ通しました。
そこで活躍するのが先曲がりのピックです。直角に曲がっているものが使いやすいと思います。当店では色々な作業に使用するので数種類用意しているのですが、今回はこのタイプが活躍しました。
ステム側からアウターを入れてレバー側の穴から先端が見えたらピックを差し込んでゆっくり引っ張り出します。この時に直角に曲がったピックじゃないと差し込めないわけです。穴が小さいのでアウターをつかむような工具は使えないのでこれが一番かなと思います。
不要なインナーワイヤーで誘導しようかとも考えたのですが硬さが足りなくて最後のアールがきつい部分をクリアできませんでした。これなら先端に刺さりさえすれば確実に引っ張り出せます。見えにくいですけど見えないわけではないので。
この記事を書いているからといってもこのハンドルを推奨しているわけではありません。むしろ買ってしまっても自分で通すのは困難ですよというのをわかってもらいたいがためです。
もちろん依頼されれば工賃をいただいて作業はさせていただきます。通常のケーブル交換工賃は1本1500円でやっておりますが、通しにくいタイプはちょっと割り増しになる場合がありますのであらかじめご了承ください。
当店では海外通販で購入したパーツの取り付け、他店で購入したバイクの整備、オークションで落札したバイクの整備など持ち込み整備大歓迎です。というより当店は自転車本体を販売しておりません。海外通販の受け取りもあらかじめご相談いただければ当店指定で発送していただくことも可能です。「例:嫁さんに内緒の買い物とか、へそくりで買ったとか」
当店にご来店されたことがある方限定ですが海外通販の代行もいたします。面識のない方は無用なトラブル回避のためお断りしております。
飛行機用輪行バックのシーコンレンタルもしております。当店のシーコンはエアロコンフォート2.0です。
営業日の確認は当店HPでしてください。
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